一人だったら行ってない、湯俣噴湯丘温泉ハイク⁇
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 812m
- 下り
- 812m
コースタイム
天候 | ド快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
時期によりゲート開放時間異なりますので注意。この日は7:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
湯俣川を2回渡渉して噴湯丘付近の湯の流れ 調子に乗っていると、H2Sのえじきになるかもしれないので注意! |
その他周辺情報 | ・七倉山荘 閑散期は大部屋も1000円増しとのこと とてもきれいな旅館(山小屋らしいのですが…)でした。 ・帰宅時、心笑館¥500 皆、湯温の安定感、湯船の深さ等、当たり前と思っていたことが感謝に値すると感じていました。 |
写真
感想
今夏、伊藤新道の下りに見た噴湯丘周辺の温泉が気になっていた。職場でそんな話をしていたところ、『行ってみたい』という声が湧いたので、一人だったら行ってはいないが、黒四ダムとの合わせ技で観光旅行的に出かけてみた。
そもそもの予定は晴嵐荘宿泊であったが、この1週前に終了ということが出発2週前に発覚。きれいになっていた七倉山荘が気になっていたので、ここで宿泊後、日帰りで往復する。
1日目は今季初手袋がほしいと思うくらい寒く、黒四で普段山行時には見ることのないダム作成時の映像を3本も見てしまったため、昼飯で期待を寄せていた『カイザー』という店の昼営業に間に合わなかった。店は常に営業しているという考えは改めた方がいいと知らされた。駅近所の以前おいしいという印象のあった『こばやし』というソバ屋で温かいそばを食し、酒を買い込んだ後、七倉山荘へ。
宿の主人に聞けば『山小屋です』とのことだったが、部屋・風呂ともにきれいでとても快適な夜を過ごした。酒もうまかった…
2日目、ゲートは7時オープン。現場で施工・入浴・食事で3時間を見込み出発。メンバーはM、O、Kの計4人、自分以外は山経験はなしである。ダムサイトの紅葉はそこそこいい感じ、人もいないのがいい。晴嵐荘前のつり橋を通過、ダム工事の手前でそれぞれ事前に指定していた着替えを実施するが、OとKはサンダル履きだ。なめてると思ったが、本人がそれでいいならと水俣沢のつり橋を渡り、湯俣に着く。
もう目の前に湯気は出ており、メンバーのテンションは上がる。ところが…川に入るなりサンダル履き2名が『痛い!』『冷たい!』『やばい!』の連発。マリンシューズのMはそんなことは言っていないことから、やはり装備の失敗ということだろう。『うるせぇ‼』と一喝し、先を急ぐ。渡渉は2か所のみ、右岸の湯が沸いているところでリセットさせ次の渡渉へ。この時、OとKは『これ以上先に進むのは体が危険だ』と感じたらしい。ここまで来て入らずに帰れるか!という彼らのことは無視し先に進む。
早く渡れと檄を飛ばし、ようやく噴湯丘着。施工場所を探し、先人が施工した跡地を拡大工事を開始する。ここを施工している間に感じたのは、底から湧き出すお湯の温度が不定期的に上下することだ。『いいねぇ、いいねぇ…熱っ‼』ということが繰り返され、水を取り入れる量と攪拌、つまり『湯もみ』がポイントだということを体で覚えた。熱い所で施工している奴の湯だまりに大きな石を落としたりと、いたずらを繰り返し、まるでリアクション芸人にでもなったような動きが見ていて楽しい。Oは『熱湯長男』というありがたい名前をもらった。
風が強いのだが、半身浴程度の湯量ではあるものの、下側で湧き出す湯気で温かい。この湯気がなかったらやばかったという見解で一致。およそ1時間硫黄のにおいに包また野天風呂入浴は終了し、昼食のため小屋に移動する。大勝軒風のあつもりラーメンを食し、高瀬ダムを目指し行きよりも速いスピードで歩いた。行きに送ってもらったタクシーの運転手さんが心配してくれていたそうで、16時過ぎてもダムでタクシーが待っていてくれた。とてもありがたかった。
凍えた体を心笑館で温めたが、肩までの湯量、適温の湯温等、普通の風呂がこれほどまでにありがたいものとはと全員が改めて感じたのだった。
こんな自然の楽しみ方もありかな?と全員が納得のいく旅行であり、次回は別の場所で雪の時期にという企画が、すでに立ち上がっていることは言うまでもないのだった。
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