台風が近付いてきていますね。
台風本体の雨雲に加えて梅雨前線が活発になって、台風から遠く離れた新潟・会津などでも記録的な大雨になっています。
人や建物が無事なのはもちろん、登山道・林道にも大きな被害が出ないと良いのですが。
このような天気の時は、無理して山へ登るのは避けて、山と高原地図など眺めて夏山の計画を立ててはいかがでしょうか?
「日本百名山一筆書き」挑戦中の田中陽希さんも、早めの判断で、台風が通過するまでの停滞を決めたようです。
停滞中の宿で山と高原地図を眺めながら、再開後の計画を妄想してくれていると思っています。
・田中陽希さんのfacebook
https://www.facebook.com/yoki.tanaka.9
さて、アプリに関する話題です。
山と高原地図アプリは、AppStore及びgoogle play Storeで販売していますが、どちらのストアも各地図毎の販売数が翌日にわかります。
この数字を眺めていると、「今はこの山が人気なのか」「天気が良いから今週末は山へ行く人が多いぞ」といったことがいろいろと見えてきます。
そんな数字の中から、今回は6月の人気地図ランキングを紹介します。
●6月の地図販売数ランキングTop5 (括弧内は先月の順位)
1 ( 3) 槍ヶ岳・穂高岳
2 ( 4) 八ヶ岳
3 (13) 北岳・甲斐駒
4 ( 5) 金峰山・甲武信
5 (17) 剱・立山
ヤマレコの「人気の山ランキング」では、高尾山・丹沢などがまだ上位にいますが、地図販売数ランキングではアルプス・八ヶ岳など標高の高い山が大幅に順位を上げて上位を占めました。
昨年6月は、地図販売数ランキングでも奥多摩などの低山がTop5に入っていましたが、今年は低山は大幅に順位を落としています。
昨年の6月は空梅雨で好天続きだったのに比べて、今年は雨が多かったので近郊ハイキングに出かけた人が減ったのでしょうか?
トップ5以外では、大雪山が50位→28位とジャンプアップしました。
大雪山は今の時期、高山植物が素晴らしいですからね!
ビジターセンターが発信してくれている最新情報の、一面のチングルマやエゾノツガザクラを見ていたら、私も大雪山に行きたくなってしまいました!!
・旭岳ビジターセンターblog
http://www.welcome-higashikawa.jp/info/?c=27
・層雲峡ビジターセンター
http://sounkyovc.net/
御社の「山と高原」の地図には、「百名山」、「著名な観光地の山」、「大都市圏近郊の入山者の多い山」、いづれかの山か、その周辺の山でなければ、地図に一切掲載されない。
例えば新潟県で、御社の地図に掲載されていない山は、
1「佐渡弥彦米山国定公園内の山々」
2守門岳から北の「粟ヶ岳」、「御神楽岳」等の越後山脈の山々
3新旧花の百名山の「五頭山」、「角田山」
4斑尾山から北へ新潟、長野県境沿いに延びるトレイルランニングのメッカ「信越トレイル」
5北アルプス北縁にあるクライミングの聖地の「明星山」(日本アルプス全図には掲載)
等々、多数ある。
百名山ほどではないが、どれも比較的、親しまれている山である。中には二百名山、三百名山、新旧花の百名山も前記の条件から外れるため、未だに掲載されない。
全国にもこういった山は多いはず。
ぜひ全国のこういった山にもスポットを当て、地図を出版してほしい。
>echigonogaku 様
山と高原地図のエリアについて、貴重なご意見いただきありがとうございます。
エリアの拡大については、他のお客様からも多くのご要望をいただいており、現在検討をおこなっているところになります。
山ガールや子供連れなどのライトな登山層の増加、トレイルランニングブームなど、登山スタイルも従来とは変化してきており、ヤマレコに投稿されている山行記録なども参考にしながら検討を進めています。
一気に大幅拡大、というのはなかなか難しいのですが、毎年少しずつでも改善していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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