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前にも日記で書いた、私がタバコを止めるきっかけとなった、あの件にかかわる検査のためです。そう、私はすべての検査で異常なしなのに、いまだに「疑いあり」のままなんです。きょうはＣＴ検査でしたが、なにもなし。「あの細胞、どこにいっちゃったんでしょうね？」とか言われました。（人間ドックの喀痰検査で、２年続けてあの細胞らしきものが出てきたのが、始まりです。）次は２か月後くらいにＰＥＴ検査を受けることとなりました。これで異常なしだと、ようやく解放されるらしいです。
でも、その後の人間ドックの喀痰検査でまたあの細胞が出て・・・、うわあ、無限ループだぁ！
病院を出ると、駅前のスーパーで古本市をやっていました。ふと目にとまった、北杜夫著の「白きたおやかな峰」を１００円で購入。別に、純文学に目覚めたわけじゃなく、これも前に日記で書いた高田直樹著の「なんで山登るねん」のせいです。高田氏が京都から参加した１９６５年のカラコルム遠征が「なんで…」の中で触れられてますが、この遠征が「白き…」のモデルになっています。北杜夫氏はドクターとして遠征に参加しています。この本の中で高田氏は「竹屋」という名前で登場します。そういうわけで、ちょっと気になっていた本なんです。ちなみに「なんで…」の中でこの項のタイトルは「いきがりのカッコマンとまともな変人ドクター」です。
ちょっとだけぺらぺら読んでみましたが、そのうちちゃんと読んでみます。
「けったいな山やなあ」とか「そりゃ危ないのと違いまっしゃろか」「なんともあらしまへん」など、京都弁（？）全開です。北杜夫氏は、山中で高田氏の言ったことをしっかりメモってたのかもしれませんね。
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