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これまた対岸の急な斜面との間に挟まれるように小さな沢が流れている。
近所を流れる川の支流で、全長2.3Kmの本当に小さな川だが大半は山中を
流れ、最後に畑の中を横切って本流へ注ぐ。
上流付近の谷が深いこともあって民家の並ぶ平地の裏山とは思えない、
とても趣のある沢となっている。
でも、このお気に入りの山とセットのようなこの沢を最後まで遡ったことは
今まで一度もなく、源頭まで300mほどを残して最後は未踏のまま。
というわけで、今日こそこの川の最初の一滴をこの眼で!
と、意気込んで山の林縁まで来たのだったが、
GPSの電源を入れ記録開始とばかりにザックのケースに手を伸ばすと
まじかよ、ケースは空っぽorz
気を取り直して山を登る。
もちろん小さな山と、小さな沢、あっという間に源頭付近に到着。
左右の斜面はますます急になり、谷はますます狭くなる。
沢の斜度自体は緩いものだが、最後の50mほどは急に斜度を増して、さらに
河床の岩盤も露出、ナメ沢のような状態に。
もちろん沢の中はシューでは歩けないので、斜面をトラバースしながら沢を
追うが、なにぶん斜度があるので滑り落ちたら季節外れのナメ沢滑りを
することになるので慎重に

慎重に進むこと暫く。
やっと気になって仕方がなかった沢の源頭へ。
水量もなく、見た目も地味だが悪くない。
こんな事で幸せなんだから我ながら奇特な人間だなぁと思う

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