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坂道を走ってこその電動アシスト自転車。頑張ってこがない方が適切なアシスト感があり快適に坂道を登ることができる。
乗り始めの頃は、つい坂道でクロスバイクやロードレーサーでやるように自転車を引っ張るようなペダルの踏み込みをして、疲れてしまったのだが、今思うとそれこそ無駄な走りだった。
ある記事に「電動アシスト自転車のペダルはスイッチだと思って・・」と書いてあって、なるほど、と腑に落ちた。
そういうことだ。
その結果、ハリヤには7速のギヤが付いているが、かなりの坂でも一番重いギヤで最強アシストを受けながら登るという乗り方になる。
フルアシストで常時「強」モードを使う。焦らず、ゆったりと「自転車なり」に走るのが疲れない。
9月に入り、自転車に乗れる日には30キロほど走っている。はじめのうちは体力がもつだろうか、と不安だったが、徐々に乗る長さを増やし自信を得ての30キロだ。
9年ほど前にはクロスバイクで往復38キロを走っていた。割と平坦なところだったので大丈夫だった。気候のいい9月、10月は月間400キロ走っていた。
不満な点は、平地を走る時つまらないことだ、自転車の重さが22キロもあるので、アシスト無しで平坦な道を走ると、重くて伸びのない走りになる。自宅の周りは平坦な住宅地域なのでロードだとスーッと走るのにな、などと思いながらモタモタ走っている。
ま。仕方がない。あくまで道具、乗り物だ。しかも効果絶大なツール。
ロードレーサーは趣味だからね。
さあ、明日もPanasonic ハリヤで川を渡って丘陵地帯に出かけよう。不便なバスや遠まわりの電車に縛られず、帰りたい時にさっと山を下れるように。
自由を得て気持ちも晴れ晴れだ。
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