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タツナミソウは、シソ科タツナミソウ属の多年草で、近種には
ホクリクタツナミソウ、デワノタツナミソウ、オカタツナミソ
ウ、 コバノタツナミソウ、ヤマタツナミソウがあります。
今まで区別がよく判らなかったのですが、比べてみるとなるほ
ど納得します。
花弁の斑点や花穂の状況、葉でも区別されています。
花の季節は、5〜6月頃でしょうか。
�〆犬亮命燭蓮▲�カタツナミソウ、これをタツナミソウと思っ
ていました。
��中央の写真は、コバノタツナミソウ、オカタツナミソウに比
べ葉が少し小さいです。
�１Δ亮命燭蓮▲曠�リクタツナミソウ
オカタツナミソウ(金剛山で)
本州、四国に分布しています。
葉は上の方が大きく、花序は茎の先端に短く淡紫色の唇形花を
つけ、片側にやや下を向いて咲いています。
イルカが水面から立ち上がったような感じですね。
葉は茎の上部の方が大きく、長さ1.5〜5cmの卵形又は三角状
卵形で両面に毛があります。
※金剛山の山野草(参考)
http://sankakuten.cside.com/sanyaso/index.htm
のオカタツナミソウ
コバノタツナミソウ(湯浅の海岸道路で)
海岸に近い畑のふち、土手、山の岩上などに生える多年草。
茎の下部は地面をはい、高さ5cm〜20cmになります。
径約1cmの丸い葉をつけます。鋸歯の数は少ないです。
葉と茎にはビロード状の短毛が密生していますが、変化も多い。
花は淡紅紫色で、下唇に斑点はありません。
タツナミソウの変種で、全体的に小形です。
※山野の花図鑑(参考)
http://sanyanoflowers.sakuraweb.com/kobanotatunamisou461.html
ホクリクタツナミソウ(赤坂山)
本州の主として日本海側(富山県〜島根県)に分布するとされて
います。
赤坂山は、中央分水嶺上(高島トレイル)にあります。
やや湿った林縁の草地などに生育する多年草で見つけたところ
もそのような所です。
茎は四角形で高さ 10〜20cmぐらい、下部は分枝して匍匐枝と
なり立ち上がり、葉は対生で、先端が鈍頭の基部は浅い心形で
す。
花は５〜６月頃、茎の上部の葉腋に赤紫〜紫色の花を付けます。
花冠は長さ20mm弱、下唇には小さな紫斑があります。
※松江の花図鑑(参考)
http://matsue-hana.com/hana/tatunami.html
並べて比べてみると分かりやすいですね。
タツナミソウとコバノタツナミの区別がつかなくて、近所で見かけるもので小さな葉のがどちらなのか随分と悩まされた時期がありました。
そのうち、それが嫌で見つけてもスルーしてしまったり＾＾；
分布域でもある程度区別できるのでしょうか。コバノタツナミは海岸付近に多いようなのですね。だとするとうちの付近でみられるのはタツナミソウでいいのかな？なんて片付けてしまいそうです＾＾；
オカタツナミソウは金剛山で初めて見て、葉の雰囲気がタツナミソウとなんとなく違うかな？って感じた記憶があります。
きちんと同定したいと思えば、葉の表裏や茎の毛まで撮っておく必要がありますね。
いつもチョイ撮りですませてしまう悪い癖、直さなきゃ＾＾；
忘れそうなので自分なりに整理して見ました。
コバノタツナミソウは、図鑑などで書かれてい
る通りで、海岸付近に多いと思いますね。
観察会で確認できました、葉を見比べると良く
判ります。
タツナミソウとオカタツナミソウは、葉と花の
色を見れば、何となく判ります。
ランナーの確認、根生葉、たくさん確認する所
がありますね・・・
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