そのシールを使ったら、一部スキーの方に移ってしまった。
で、考察したことメモ
・古いグルーの除去
解説なんかをみると、電熱スクレーパでこそげとるのが一般的。
とはいえ、そんなものはないので、
使い古したオムツ布（さらし）を三重くらいにしてアイロンがけして、
そっちに糊を移す方法ではがした。
これを３回も繰り返すと、かなりきれいに剥がれる。
去年はきれいに糊をはがすことばかりを考えて、
最後はさらしを一重にしてグルーを移した。
こうしたほうがグルーに熱が伝わりやすく、
結果、古いグルーの除去には有効だと思ったから。
ところが、シールの基面の布まで浮いてしまった
メーカや種類にもよるけど、
シールは毛を織り込んだ布地に、防水生地などの別の基布を重ね合わせて、
その面にグルーを転写してあるようだ。
多くのシールの場合、
この毛布と基布は、縫い合わせではなく、貼り合わせのようで、
アイロンで高温をかけると浮いてしまうみたい。
これが失敗その��
とはいえ、冷めたらいけそうだったので、
そのままグルー転写してみたのだが、
新しいグルーが、どこまで基布に浸み込んだのかよくわからない感じ。
で、使ってみたら、
基布から剥がれてスキーの方に残ってしまったという残念な結果。
これが失敗その��
まぁしかし、細幅キッカーシールだったので大した被害ではなかったし、
剥がれたグルーもごく一部だったので、使えないことはない。
と、いいわけ
・考察
結局のところ、アイロン転写してみても、
新しいグルーが、十分に基布に絡んでいなかったんじゃないかと思う。
要は十分に基布にグルー絡ませ、馴染ませればいいだけなのだが、
転写シートの上からアイロニングする以上、
どうしても基布側には熱が伝わりにくい気がする。
ならば高温設定で・・・やってみたいところだけど、
基布の剥がれや、シールの毛への影響を考えると、
高温でやればいいというものでも無いようだ。
ここで、ふと思ったのだが、
古いグルーを徹底的に剥がす必要はなかったのではないか？！
むしろ、古いグルーは製造時に十分に基布に馴染んでいるのだから、
そのグルーはある程度残しておいた方が、
新しいグルーも馴染みやすいのではないのか？？
古いグルーの問題点は、貼りつかないことだけど、
それは粘着力が弱まったせいもあるし、
ゴミがたくさんついてしまった場合もある。
とはいえ、古いグルーもアイロンをあてると、
ねっとりべっとりくっついてくる粘着力があるのだから、
ゴミだけ取って、古いグルーを多少のこしたまま、
新しいグルーを転写して馴染ませたほうが、
つまり、[基布＋新グルー]よりも[基布/旧グルー＋新グルー]のほうが、
馴染みやすいんじゃないかと・・・。
でもってゴミ取り程度で済むなら、失敗�，�
基布の浮きや剥がれも防げるんじゃないかと。
・対策というか今後の方針
サラシでのグルー剥がしは、多くて２回程度のゴミ取りにとどめる。
古いグルーは多少残して、新しいグルーを転写する。
で、やってみようと思う。
これで、失敗�，鉢△�解決されるといいんだけど。
以上
と、これくらいのことは、
ぐぐってみれば先達がいそう。
時間のある時に調べること
グルー転写経験のある方、
アドバイスありましたらよろしくお願い致します。
●追記
自分の過去日記みたら、参考になるリンクがあったので再掲
・山道具道楽 コツ・ポイント盛りだくさん
http://mountain-equipment.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-7751.html
→どうやら全面張替えは基本しないほうがいいらしい。ゴミ取りで十分な感じ
・動画＠タクトスキーラボ
http://www.youtube.com/watch?v=3vop4EKRro4
→専用工具のせいもあるが、一息にグルーを剥がしている。
ゴリゴリと徹底的に剥がす必要はないらしい。
最後に不要部分を焼き切るホットナイフも秀逸。
作業部屋もある程度暖かいのではなかろうか・・・。
（もしくは作業前にシールを温めておくとか）
※メモ※
既にゴリゴリ剥がしちゃったシールの場合、
はじめに薄く液体グルーを塗ってから、グルーシートの転写をしたほうが良さげ。
なんとなくそう感じた。
あと、溶剤を適量染みこませれば粘着力も復活するのかな？
溶剤の種類や適量がわからんので、いづれシール切れ端で試しておきたい。
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