近頃の若いモンは・・・とは言わない。

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2010年11月10日 20:31雑感全体に公開

今日、ラジオを聴いていたら伊東四郎さんが言っていた。
まぁでも、昔の人から見たら、老いも若きも今時のモンは・・・。
って感じなのかも知れない。

伊東さんの話では、
若い頃、舞台でウケなくて階段に座って凹んでいたそうだ。
すると、先輩の芸人さんに『そんな処に座るんじゃない！』
と厳しく叱られたそうで。

理由は、『アガリを止めるから。』、
芸人の解釈としては、客が入らなくなるので縁起が悪いとのこと。
他にも、『スリ鉢』とは言わずに『アタリ鉢』といったり。

昔の人は、芸人でも職人でも軍人でも、その技を極めようとする人達は、
常日頃から、立ち居振る舞いから、言葉の端々にいたるまで、
四六時中、神経を尖らせていたんじゃないかな。

ゲン担ぎとか、言葉づかいとか、
技を修得するためには、なんの科学的根拠もないことだけど、
全神経を集中することで、
見える世界や自らの足跡が変わってくるのは当然といえば当然。

中国は、事の真偽を問わずに漁船の船長を守ろうとしたけど、
日本は、個人を特定してこれからどんな処分をするのだろう。
ビデオが公になった時点で、守秘義務とか身内の不祥事とかを考える前に、
かんぼーちょーかん殿も、泰然自若として、
『私もビデオを見ましたが、明らかに停船命令を無視して漁船側がぶつけていますね。』
くらいのプレッシャーをかけとくのが外交なんじゃないのかなぁと。

弱腰外交なんて言われているけど、
海外をバックパック担いで旅してみると、
日本人旅行者の殆どはぼったくられている訳だし、
別に政治だけが弱腰なのではなく、
日本全体が１００年前に比べたら随分と軟弱になったのかもしれない。

久しぶりに司馬遼太郎でも読み返してみようかな。

2010-11-07 続々　ペンキ塗り。

2010-11-10 登山者とバックパッカーの違い。

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