歩くスキーで山スキー。

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2011年01月27日 11:38歩くスキー全体に公開

信州に遠征したついでに、以前からの疑問
『歩くスキーで山スキーはできないのか？？』
を解決すべく、湯ノ丸は池ノ平でＸＣスキーに乗ってみた

結論。
やはり無理。

まぁ、無理って程ではないが、正直、面白くはない。
汗かいて登って、面白くないのだから意味がない。

一番、大きな違いは、板のようで、ＸＣの板はサイズに違いがあっても、
直進性を高めるために縦方向に溝が切ってある。
加えて長くて、幅せまいのも直進性重視の所以。
パウダーな深雪ではすこぶる取り回しが悪かった

メタルエッジもないので、固い斜面も厳しそう。

あんなに軽いのにもったいない。

今回乗った板
●アルピナ　コントロールＸＣ174cm
　ポジグリップはまずまず。さすがに粉雪では効きづらい。シールってすごいな。
　サイドカットがあるので幾らかは曲がれるが、テレマークターンで加重すると、
　縦溝効果が増大する為か、板が直進したがる。
　ジャンプターンすれば良いのかしら。できないけど

●まほろばスペシャル　185cm　spsanx4 さくさく様
　すてきなハーフムーンうろこの軽い板。ツアー用らしくややワイド。
　いい板持ってますね。ブーツと交換しましょうか？？
　これも良く滑る板で直進性があり、乗りこなすのは難しそう。

ちまちまターンするなら、短い板が良いけれど、それってＸＣじゃないよな。

ついでにＢＣＸの方。
●フィッシャーBCX6＋ﾛｯﾃﾌｪﾗｰBCﾏｸﾞﾅﾑ＋フォルクル170SL（自作ウロコ）
　ウロコはなんとなく存在している感じ。
　効くと言うほどではないが、後ろにスコンと抜けることもなく、
　春山ならそれなりの性能発揮しそうな予感。
　それより、滑走面がヒビでズタズタになってきた方が心配。
　下りは至極快調。板に重みがあるせいか、かなり安定感があった。
　ソフトブーツ＆ヒールフリーだが、これならどこでも行けそう

　軽いのでこれから山板やハードなテレ靴は履かなくなりそうな予感。
　緩傾斜だと、ウロコやヒビのせいか止まり気味。ワックスで対処しようと思う。

筋肉が衰えてきた年寄りには、ＢＣＸってのはステキなおもちゃだ。
カラファテに軽めの板が並んでいたので、今度偵察に行ってみようと思う。

そういえばwakaさまのXCDピナクル。
とても軽くて驚いた。カタログスペックではそれほどでも無いかと思ったが、
ビンディングさえ軽量化できれば、メタルエッジのライトツーリングはウハウハなんじゃ無かろうか。

という感じで、
ピナクルも視野にいれて、フィッシャーE99、アウトバウンド、
ロシのBC90あたりの安売りに目を光らそう