最近なんだか眠れないので夜更かし中。
なんとなく日記に書いておきます。
『元Ｆ１レーサーで登山家の片山右京さん（４６）（神奈川県相模原市）ら３人が富士山で遭難し、２人が行方不明となった事故で、静岡県警は１９日午後０時４０分頃、６合目付近（標高約２８００メートル）で２人の遺体を発見、収容した。』
相変わらずテレビを見ないので、片山氏の表情とか分からないけど。
二人の仲間を失ったとのこと、不幸な事故です。
あっちこっちにいろんな意見があるみたいだけど、
どれもそれなりにもっともですね。
ネットの記事を斜め読みした限りだと、
今回は、南極遠征のための訓練登山とのこと。
遭難した片山パーティは、
一般人のように週末限定登山ってわけじゃなさそうだし、
この寒波を狙って、強風も体験するつもりで入山していたのかな。
しかも東京から手近な富士山に。
そうだとすると、やっぱりちょっと安易だよな。
『たまたま来た寒波に合わせて、手近な山に登る』
というのならば。
南極を目指したことは無いけど、学生の頃、パートナーの入れ知恵で、
小西政継が、北岳のピーク標柱に自分を縛りつけて耐寒訓練したとか、
ワルテルボナティは、フランスパンかじりながらドリュ登ったとか、
植村さんが竹竿背負ってクレバス歩いたとか、
そんな話は聞いたことはある。
１００名山完登とか、７サミットとか、
目標は持つことは、すごく良いことだと思う。
だけど、気づかぬうちに油断したりすると、
自然ってヤツは、人間に厳しい。
僕、個人的には、登山は自己責任ってスタンスなので、
不幸な事故ではあったけど、
『今後の活動について、事務所の担当者は
「南極での登山は取りやめ、当面活動を自粛する」
と話した。 』
などといわずに、生き残った人（片山氏）には最後まで頑張って欲しいと思います。
できれば仲間の思い出の品も一緒に。
自己レス
南極遠征は、２５日からの予定だったとのことなので、『たまたま来た寒波に合わせて、手近な山に登る』って訳でもなさそうだ。計画通りに登山に行ったけど、見積もりが甘かったのかも知れない。富士山の強風は知らない筈ないから、油断や焦りがあったのかも知れない。
片山右京ってどんな人か良く知らなかったけど、飛ばされた距離もほぼ正確に通報しているし、最後まで仲間の側を離れなかったし、自力下山もしたし。すごく立派だと思う。本当に不幸な事故だと思う。
今回の件で、すっかり忘れてしまってた知人や先輩を思い出した。やっぱり山登りってのは因果なスポーツだな。と改めて痛感。
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