ちょっと変わった山スキービンディングを見つけたのでメモ
・MFD Alltime AT Binding（オールタイムAT）
http://runmfd.com/mfd-alltime-salomonatomic-system/
※サロモンビンディング対応用 他にロシニョール、チロリア、マーカ対応等もあり。
・google検索結果 [MFD Alltime AT Binding] 動画
http://goo.gl/kBMJmV
ゲレンデスキー用のビンディングを使用して山スキーをするには、
以前からBCAのアルパイントレッカーなどがあった。
http://www.caravan-web.com/ski/bca/trekker.html
http://www.backcountryaccess.com/product/trekker/
これは、ブーツとゲレンデビンディングの間にガチャンと嵌め込こむことで、
登るときにカカトが上がる山スキーとなる。
滑るときはアルパイントレッカーを外して通常のスキーのように履く。
一方、オールタイムATの場合は、スキー板とビンディングの間に挟み込むことで、
カカトの上がる歩きやすい山スキーを実現するらしい。
軽そうだし、足の位置もほとんど高くならないのでバランスは取りやすそう。
とはいえ、ちょっと気になるのが、
・足の裏に雪が詰まって固まってしまうんじゃないか？
・ねじれに対して強度的にもつのか？
・ピボット位置がかなり前になるので疲れる？
ってところ。
価格は、backcountry.comの定価で２８０ドルとかなり高め。
レビューによれば、メーカでの製造・販売は終了しており、
サポートは期待できないとのこと。
ちゃんとした山スキービンディングを使っている人には縁のない商品だと思うけど、
編み上げの革靴で山スキーする人には、
工夫次第で利用できるんじゃないかと思った次第。
以前、tanigawaさんが日記に書いていたように、
ジルブレッタの廃番以降、編み上げ靴で履ける山用ビンディングがほとんどない。
まぁ需要がないから仕方ないんだと思うけど。
たとえば、これにショートスキーのビンディングを載せれば、
ジルブレッタの３００っぽくはできそう。
もしくはワンタッチアイゼンのトップとヒールの金具を流用してもなんとかなりそう。
また、いろいろなビンディングを乗せ替えたい人とか、
ビンディングの位置を前後に変えて乗り味を試したい場合も、
こういう機構なら実現しやすそう。
流石に２８０ドル払うのはどうかと思うが、
構造が単純なので、ステンレスでワンオフしてもそれほど高くならない気がする。
いずれ機会があれば試してみたい。
追記
似たような器具はジルブレッタからも以前販売されていたみたい
・テレマークアダプター
http://quickturn.jp/archives/2006/12/01/50825894.html
暇な時に調べてみる
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