やっぱりプロショップ

今シーズン十数年ぶりにスキーを再開して早くも１６回ゲレンデに行ってるのですが、さすがにブーツの経たりと足の痛みが限界に感じられブーツを新調することにしました。
量販店で試し履きをし、ネットで再安の商品を思いましたが、私の足は内反小趾の傾向があり靴選びではいつも苦しんでいるため、熱成形が出来るモデルを検討しました。近所の二つの量販店で取り扱いがあるようですが、基本的に熱成形は最初の１回だけのようで、使用後の微調整が出来ない、もしくは都度有料調整のようでした。これではせっかくの熱成形のサイズ合わせがしっかりできないような気がし、去年近所に出来たプロショップを覗いてみました。
第一印象は凄く上手いスキーヤーが集う敷居が高い店でしたが、店長が丁寧かつ的確に商品説明をしてくれて信頼できそうな感じでした。
店長に技術レベルを聞かれたのですが、どう答えていいか困っていると先日甥っ子に撮影してもらったＢ級モーグルバーンの滑りを見てもらい判断してもらいました。
これは非常に話が早く良いですね。
レグザム、ラングが気になってましたがシェルごと熱形成が出来るのはアトミックとサロモンとの事でしたので、このどちらかにすることに。
とりあえず足形を測定してもらい、ラスト幅が広めの４足を試しました。即決しても良かったのですが、自転車で来ていることもあり衝動買いにならないよう一度店を出て良く考えました。値段は17-18モデルは３割引き、それ以前は４割引きとネットと比べるとやや高めです。
他のプロショップも回ってみたかったが、暇も時間もないし微調整のたびに足を運ぶのもめんどくさい。
ということで帰宅しすぐブーツと板を車に積みお店に戻りました。
もう一度候補２足を履いて決めたのはサロモンのＸＰＲＯ１１０です。
ここからはプロショップの本領発揮です。熱成形の始まりです。まずブーツを履き１０分間店内をうろうろします。その後ブーツを脱ぎ素足になり干渉して足が赤くなっている部分にパッドを張っていきます。この作業をしている間にシェルを専用のオーブンで温めます。温まり柔らかくなったシェルにパッドを付けてインナーを履いた足を入れ、スキーを滑走する姿勢や動作をし成形、カント出しをしていきます。
時間がきたらブーツを冷凍した保冷剤で冷やし完成です。先ほど素足に付けたパッドをはずしブーツに足を入れるとぴったりです。ただし、今ぴったりでも長時間滑ってるときっとどこかが痛むはずです。しかしこのお店の会員になれば調整は２年間無料で何回もやってもらえます。入会金が３２４０円かかりますが、金額に応じてポイント還元されるし、板を購入すると初回サーモワックス無料、チューン会員料金など特典があるため高いとは思いません。
同じＸＰＲＯ１１０ネットでの再安と一万くらい差がありますが、熱成形しないつるし状態と、しっかりとメンテナンスしてもらえる安心感。内反小趾の傾向で足の痛みに悩んでいる私は迷うことなく後者をお勧めします。
熱成形中に店内をうろうろしている時に衝撃の光景を目にしました。なんとオガサカの今シーズンモデルが４割引きでした。昨シーズンのＡＺはなんと半額！！！ＡＺに心が揺れましたが、店長いわく私のレベルにあって無いともことで、ユニティ、ケオッズと迷いましたがユニティＳＳ／２に決めました。
結果、購入金額はネットよりブーツはちょい高めでしたが、板は安く手に入りアフターケア万全のプロショップで大満足です。
次回のゲレンデが楽しみです。
そう言えば、店長が私が使っていた板とブーツを見て良くこれでコブを滑っていたもんだと笑ってました。ブーツと金具はいつ破損してもおかしくない状態だそうです。ブランクがあったとしても経年劣化は否めないので気をつけましょう。