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まず、被害に遭われた方、亡くなった方々にお見舞い申し上げる。
山復帰しようと思った３月頃から、７月の連休とお盆休には何処に行こうかと、折に触れて考えていたが、週の初めから前線が停滞気味、「豪雨」の足音が聞こえ、そして体調も思わしくなく…
ただ、パッキングだけは事前にしておこうと２日前から準備開始。最終的に、沢が少なく雨の影響を受けにくい、久住山群西部の“涌蓋山〜上泉水山〜黒岩山〜猟師山〜一目山〜涌蓋山”の周回縦走に目標を定め、予報では前線が若干上がるような感じだったので、３泊分の食料を詰めて取りあえず出かけた。
途中の大分道は、杷木のあたりで上り車線が通行止めらしい。下りは問題なく玖珠インターで降りて、涌蓋山麓のはげの湯までは普通に到着するも、登山道入り口手前の舗装林道で法面上部の表土が地滑りで、道を半分塞いでいた。
取りあえず登山道入り口やその先まで行ってみたが、山に登ること自体はできそうでも、帰りに車が通れなくなる可能性があるので、はげの湯まで引き返し、明日天候がよければ日帰りでもいいからと、
車中泊することにした。車中で夕食＆晩酌
。つまみは魚ハムのソテー、メインはマカロニのトマトソース。それからコイン温泉 
入ってからオヤスミ… なんだか雨も上がって風も気持ちいい！！と思ってうつらうつらしていたが、また雨が降り出し次第に激しく…それになんと、結構な風が！！ 梅雨時に”滝のような豪雨”は結構あるものだが、”梅雨時の暴風雨”とは、今年が始めての経験だ。夜明けて見ればまったく“梅雨前線異常無し”。帰ってビール飲んで寝よう！と出発したが、その帰り道が実は大変だった。
国道367から日田に向かう「ファームロード」に入ったら、なんと直ぐに土砂崩れ。「今崩れました〜っ！！」てホットな感じので道全体を塞いでいる。
367に戻って宝泉寺経由で国道210へ。210号手前のあたりの濁流は本当にビックリするくらいすごかった。
さあ、道端のから揚げ屋でから揚げかってパクつきながら、後は順調と思いきや、ここからが今日のメインコースの始まりだった！！
�々馥�210の玖珠で急に渋滞。「何だ？」と思ったら高塚方面に迂回指示。水のあふれる山中を豊後中川まで大回り
��210号バイパスで車が少なく最高！と思っていたら、日田で「福岡方面通行止め」で日田市街方面へ迂回指示
��210号本線交差点で左折しようと思ったら、日田へ戻る右方向へ迂回指示。「あっちも通行止めで、こっちに来たんですけど、何処からも福岡にはいけないんですか？」 「はい、いけません」。ウッソー！！？？状態
�て�田市内から高速方面に向かうと長蛇の列。こっちも通行止めらしい
�ジ�道671に望みをかけて進むも、何箇所も路肩が崩れている。途中対向車の人が、「まったくダメ！！」って言ってくれたけど、しょうがないので、直進。「大鶴」までは安着。たぶん「夜明」あたりはダメだろうから、宝珠山に向かう。宝珠山では杷木方面通行止
�δ梢覆珪�石原に向かうが、甘木へ向かう県道500号は通行止め
�Г修海�ら先はまったく知らない道だが、嘉穂から飯塚へ通っているらしい(国道211だった)山中を越えて大変な大回りで行くことに
やっとのことで平地に戻ってこれたが、何処か良くわからないところ。 途中国道322への案内があるも、これは先日から通行止めのはず。結局、飯塚の「八木山バイパス」の入り口に出会って。なんとか帰れそうな目処がついた
それにしても、今回は山に登っていないのに、またまたサバイバル系になってしまった… どうしても抜けられそうにないワタシ
まあ、何処だろうと三日くらい泊まれる装備だから問題はなかったのだが、よく無事＆スムースに帰れたもんだ。よかったよかった
でも本当は、アブなったのかしらん？ 
いづれにしても、こういうことが繰り返されて、今の川・大地・平地・低地、そして山も出来上がってきたんだと、改めて思い知らされた
それなら当然、これからも”変化”し続けるのも当たり前のことだろう。 我々はもう少し謙虚・敬虔にならねばならない。また、ＩＴごっこよりも、”ミクロな地理学・地政学”とでもいうようなものが重要なのかもしれない･･･な〜んて考える。とにかく福岡・大分県境の林道は、しばらく通行止めの箇所がたくさん出るだろう。今後山行計画を立てる場合は、何よりも道路情報をよく確認する必要があるだろう。
それから、やっぱりこれからは車は４駆！！
。ついでに水や簡易トイレ、そしてブルドーザーにたいに「排土板」のついたやつがいいかも
それと、やっぱりお出かけには「道路地図」を買ったほうがいいかしらん？
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