明後日、いよいよS氏と北アルプス奥穂高へ入山予定。
予定は本日土曜日に入山し4泊5日の山行予定であったが台風の予定で変更。
最後の荷造り準備、今回は昨年の反省を活かして15kgとかなり軽い仕上がり。
昨年は体重53�圓妊競奪�20�坩幣紂∈Ｇ�は体重59�圓世�ら余計に楽なんだろうな。
今週は4日間程だが仕事終わってから家の周りをザック背負ってトレーニング。
たった4日間だが4日目は体が軽かったのでわずかでも効果あると実感。
携帯のメモ帳から昨年北アルプス単独山行としての日記が出てきた。
なんじゃこりゃ！？すごい決心してたというか、なんて恥ずかしい内容か…
確かに昨年は鬼気迫る多忙から解放感を得たく、漫画「孤高の人」状態だったなぁ。
というか登山経験が少ないし、初北アルプス大キレットの妄想も過剰だった。
今回はどんな気持ちで登るのか、自問自答しているが、
昨年と違って少し仕事の負担が減り、そしてS氏との出会いで、
どうやら登る意味が昨年とは変わってしまったようだ。
「仲間と一緒に登る楽しい登山」今回はそう思う自分がいる。
＜昨年の手記＞
『日はまた昇る
毎日の過酷な労働社会で日々辛いこと苦しいことばかり
精神的にも肉体的にも極限状態まで達すること止まらず
しかしたとえどんなに辛くても苦しくても今日を生きていれば、
新しい明日という未来は必ず太陽と共にやってくる
「日はまた昇る」私の好きな言葉だ
生きているからこそ迎えれる未来
では危険が伴う高所登山はどうか
下手したら明日が来ないという可能性もある
極限の現実社会からとにかく少し離れたい
登山はうってつけであった
鍛練にて己の世界に入り込む
壮大な景色（いろ）と広大な宇宙（そら）は現実を忘れさせてくれる
この二つが私の望む一つを叶えてくれる
そう、それ故我登山をするのだ
決して未来を止めに登山をするのではない
命を掛けて挑戦する場面はあっても必ず生きて帰る
襲いかかる極限を乗り越える
それはつまり、己を超えること
そこでは社会に対する葛藤は無い
ただひたすら挑戦し達成したい欲望、つまり本能だけが己を突き動かすだろう
登山とはエゴと言われても仕方ないが、だけではない
脳の中まで誰もがついて来ない一人だけの静かな環境がとにかく今は必要なのだ
2013年7月6日 』
