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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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クマに対する備えはどのようにしているのでしょうか。
質問2014年03月30日 21:58 (2014年04月06日 14:22更新)
三方分山にて、秋口に子グマに至近距離で遭遇しました。石像を過ぎてまもなく、子グマと鉢合わせでした。こんな、近くに彼らはいるのかと思い、慌てました。これ以後、クマについて調べていくうちに、山からは遠のいてしまっています。いろいろな対応策が言われていますが、これで駄目なら「諦めるべし」といった最善策を教えて頂抱きたいと思います。できるだけ整理して頂けたら幸いです。再び山登りもできるのかと思っています。
回答2014年04月03日 00:21 (2014年04月06日 14:22更新)
自分も興味心身でした。
他の方の意見も参考にして、冗談のように話で見た方も居られると思いますが、以前TVのバラエティー番組で熊に遭遇した時の効果的な対処法を検討していました。
何処まで実践で通用するかも分かりませんが、番組によると、傘を熊に向かって閉じたり開いたりを繰り返し近づいていくのだそうです。
勿論最後の最後、もうどうにも成らなく成ってからの話でしょうが、確かに動物園の熊は唯一この方法で逃げて行きました。
怖くてわざわざ自分で実験、確認も出来ませんが、頭の片隅に覚えても良いかと。
相当冷静じゃ無きゃ出来そうにないですが。

熊よけスプレーですが、以前山でお会いした方に教えてもらったのですが。買ってすぐはベルトなどに付けてすぐ取り出せるようにしてたそうですが、準備をしているとなかなか熊に遭遇せず。その内ザックに仕舞うように成って、有るときザックの中で弁が開き、ザックが唐辛子の匂いに染まって大変な事になったとの事でした。
失敗談も参考に成るかと書いて見ました。

そう言う自分は傘もスプレーも未だ準備してないのですが、これから検討しなければなりませんね。

又聞きばかりの情報で参考に成るか責任はもてません。
こんな情報ですみません。
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お礼 
回答ありがとうございます。
回答の内容から、やはり私どもも、同様の検討を経ています。

クマよけスプレーについては、
必要時にすぐに取り出すことができなければ、まったく意味をなしません。
しかし、手元におくとなると、歩きには少し「がさばる」のかもしれません。

カサはあまり携行しないのですが、やはり、服装の色と同様、
目立つ色彩のものが効果的なのかもしれませんね。
ぜひ検討したいと思います。

クマ対策の装備だけで、重装備になってしまったら、
滑稽ですが..(笑)

クマについては、まだ解らないことがたくさんあります。
解らない故に恐怖感を強く抱いてしまいます。

彼らも生きものである以上、人間との遭遇にどのような反応(行動)を
とるのかは、予測不能と考えて間違いないと思います。

福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事件の検証ドキュメンタリーを
You-tubeで視聴しました。この中で、印象的なのは、熊うちらしき方が
話していました。

クマと遭遇したらまず、「目を見る。ひととき目をそらすことなく、じっと相手の目を見る」
そして、その次に「一瞬、目をそらす」。こうすることで、ほとんどのクマは逃げていく
と話していました。まさに心理戦ということだと思います。

クマに、いかに
「こちらに関心を持たせないように振る舞うか」
「クマが、われわれにおそれを抱いてくれるか」
咄嗟の判断と冷静な対応がとれるかどうか、この当たりが一番気がかりなところです。

ご意見、ありがとうございました。
回答2014年04月02日 11:18 (2014年04月06日 14:22更新)
以前北海道に住んでおり、一度100mほど先の熊と遭遇したことがありますが、私は以下3点で対応していました。

1.鈴(ただしドラえもんの鈴は音が小さく響かないので、遠くまで響く鈴を。)

2.音の高い笛を吹く・声を出しながら歩く

3.熊スプレーを携帯する
以下が有名と思いますが、私は北海道初登山の際に迷わず買いました。値段が張りますが、お守りと思えば安い買い物だと思います。北海道の方でも持っていない人が多いようで珍しがられましたが、熊を発見した時に、心の余裕を持つことができました。
http://outback.cup.com/counter_assault.html
5 ポイント 役に立った
お礼 
回答ありがとうございます。
皆様方の経験やアドバイスをもとに、非公開の日記の中で整理をしています。
本当に、貴重な意見をありがとうございます。

北海道で山を歩く方々は、やはりクマに対する防衛策には
関心が強いことを、あらためて感じているところです。

とくに、本州とは違い、ヒグマは大型です(殺傷力も大きい)。
そして、過去の事故が今なお語られているため、
ことさら印象に残ってしまいます。

昨年暮れ当たりから、
私も、クマよけスプレーを持つことを考えるようになりました。
ただしかし、お値段も張りますので、有効性とを比較しながら
判断したいと思っています。まさに、お守りと考えて..
山登りには、とくに安心(感)を得たいと思います。

ご意見、ありがとうございました。
回答2014年04月01日 17:15 (2014年04月06日 14:22更新)
私は熊に遭遇はしていませんが、やはり会いたくないので
情報を集めて、対策をしています。
情報は数名の山岳ガイドや山小屋のオーナーより伺ったものです。
また、タスマニアのガイドさんにも伺ってます。

基本は他の2名の方が申されている事は正解だと思います。
熊は人間を怖がっているので、人間の気配がする場合は近寄って来ないようです。
しかし、その気配が解らず遭遇するケースがあるために、音や臭いなどで
熊に存在を知らせる事が重要だと言います。
一般的に鈴が多いようですが、金属音が低い音の物はあまり効果が認められないようです。
高音がでるのが良いと言います。ラジオも無いよりマシですが、音が低く山では響きにくいようです。

少人数で、歩く場合はカイドさんは、ストックを持ち、石や木をたたき音を出すようです。
ストックは石などと接触すると、波形が長い音で遠方まで聞こえるようで有効と聞きました。
私もソロで登山をする場合、鈴以外にストックで音を出すようにしています。

あと服装です。茶色・グレー・ねずみ色・黒などは比較的に熊と敵対する動物が居るために
間違われる恐れがあるため、明るい色のシャツやジャケットを着た方が良いと言う事です。
これは蜂対策にも言えますが・・・

あと、熊と遭遇した方に数名伺いましたが、大きい声を出したり、驚いたりすると
熊を威嚇していると勘違いされるようです。
遭遇したら冷静に、熊に優しい顔で見つめて、ゆっくり後に下がるのが有効のようです。
何処とは言いませんが、過去に登山者が熊に襲われたケースの大半は登山者が熊を威嚇した事
また、石を投げた事などが原因だったと伺いました。

実際に合うと怖いと思いますが、これからの時期は冬眠がら目覚めて里に下りてくる時期ですから
注意が必要ですね。熊がでるような場所はソロは避けるのも対策かと思います。
登山者が多い登山道などは、目撃率はやはり低いですね。
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お礼 
情報ありがとうございます。

このサイトを見て、今日、久しぶりに、山登りをしてきました。
(心地良い、疲労感一杯の中で書いています)
裏山という程度ですので、carol様の登山経歴の足下にもおよびません。

いつも山は辛いものですが、辛い事よりもっと沢山の楽しさや喜びを与えてくれるので・・・
山から帰るとまた行きたくなります。

山登りは疲れます。体力もさることながら、精神的な疲労がそれにも増して、
大きいような気がします。単独で歩くことがほとんどですが、
独りは、とにかく、いろいろなことが頭の中で駆け巡るのです。
不思議です。

今日も、結論的に「自分は山登りは好きではないんだな」と
至ったのです。しかし、出発点に戻る頃には、次の山の事を考えている。
不思議なものですね。

地味な性格がらから、私のアイテムのほとんどは、ブラウン、グレーです。
「性格」と相談しながら、改善していきたいと思います。
クマは、聴・嗅覚は優れるが、それほど視力は良くないようですから、
誤認されてしまうのでしょうか。

私たちが、クマ達の生活圏に踏み込む以上、私たちが、まず譲歩しなければならないのでしょうね。
「ここを、通りますので、驚かないようにしてください」といった...

相手が立ち去る、逃避しようとしている場合には大声を出す必要はないと思います。
「やり過ごした」だけでいいのだと思います。

(クマにとっては、「お前はおいしくなさそう」と思っているのかもしれませんが...)

「大声を発する」(威嚇)ないし、「お前より強い」という、「誇示」は、
攻撃局面で使用すべきなのでしょう。

最後に、
単独行すなわちマイナー領域の登山となります。
山を独り占め(甲斐駒は最高でした。仙水小屋で「遅い」怒られましたが(笑))するためには、
単独・平日しかないのですから。縁日のような行列(瑞牆)には出くわしたくないですよね。
それゆえ、クマには注意をしないといけませんですね。



皆様へのお礼のポイントのつけ方が分かりません。
個人的には、採点をするようで好みませんが...
調べてみますね

ありがとうございました。
回答2014年03月31日 22:02 (2014年04月06日 14:22更新)
私も2回程クマと遭遇しています。

1回目は熊鈴をつけずに沢沿いを歩いていたところ,沢づたいの尾根からバキンボキンと直径15センチ程度の木の幹を折りながら同じ方角に向かって歩く何かがいるのがわかりました。その後,沢を詰めた際に遭遇!思いっきり威嚇されました。(グォ〜ッ!とほえられました)相手は藪の中にいたので姿は見えませんでしたが,至近1〜3m程度の距離だったと思います。周囲に獣の独特の臭いがはっきりと充満していたほどです。
これは熊鈴を使用しなかったことが原因だと思います。
(この時はものすごく怖かったです。秩父郡両神村のある集落から徒歩30分程度の場所です)

2回目は熊鈴をリュックの側面にぶら下げて歩いていたところ,熊棚から,小熊が一目散で逃げていくのが見えました。(私を見て驚いた様子。小熊から約10m程度の距離でした)
これは熊鈴が良く鳴っていなかったことが原因だと思います。

これらの経験から,私は大変良く響く熊鈴を購入し且つリュックの胸ベルトや腰付近にぶら下げます。なぜなら,気持ち悪い時には自ら鈴を振り,鳴らすことができます。歩きながら気が済むまで鳴らせば,自己満足ですがだいぶ安心感が得られます。

参考に猟師からいただいた助言を記載します。
○ばったり熊と出会った際は,大声で叫ぶ。すぐに背中を見せて逃げない。
○追いかけられた際は,斜面を走って下り,途中で90度方向に曲がる。熊は体重が思いので急に曲がることができないらしく,そのまま下に落ちてしまうそうです。
○熊は走ると速いです。(2回目の遭遇の時もすさまじいスピードで斜面を登って行きました)そのため,熊から逃げる時は登り斜面は禁物です。
5 ポイント 役に立った
お礼 
アドバイスありがとうございます。

今朝、この回答を拝見させて頂きました。すぐにお礼しようと考えておりましたが、
今日、〇ヶ月ぶりに山に出掛けようと、突然に思い立ち、
出発の準備に追われ書き込みが遅れました m(..)m。

以前、沢登り、渓流釣りのグループと丹沢で、意気投合しおしゃべりしたことがあります。
陽気な方々が多いのでしょうかね。とても、楽しく過ごしました。

1〜3mk至近というと、もう祈るしかないですね(私は、5〜7mの距離でした)。
人間も、気分によっては、人に当たり散らしたり、
腹持ち加減では、食べ物を貪るわけですから、クマも同様なのだと思います。

今日、出掛けた裏山でも、ふもとではクマの目撃情報がちらほら聞かれる場所です。

何よりも、人間ができる、もっとも簡単な方法は音を出すこと、
つまりはこちらの存在を、クマに知らしめることが重要で、かつ、基本なのだと思います。

そして、次のステージについては、
ご意見のような対応策を、状況に応じ、実践ができるか否か、
という点にかかっていると思います。

(後半部の対応についてはいかに、冷静に行動がとれるかが問題ですね。)
(ザックを捨てることも良いが、次に襲われた時、防御手段が一つ無くなるわれですから。)

自然の中での活動で、リスク管理は大変重要だと思います。
しかし、想定以上のシチュエーションもあり得ます。
100%はないけど、万全を尽くしたいと考えます。

ありがとうごさいます。

今日も、「ここでクマが現れたら、爆裂火口に突き落とすんだ(90度進路変更)」
と考えながら、火口を見下ろしました。

貴重な、ご意見ありがとうございました。
回答2014年03月30日 22:53 (2014年04月06日 14:22更新)
私が熊に遭遇したには2回、一度はこちらが風下、見晴良し(熊はこちらに気づいていない)二度目は笹の子採り中に吠えられるです。(こちらは北海道なのでヒグマ)
どちらのケースも渓流が近かったりで鈴の音が消されている状態、そして煙いので蚊取り線香を消していた状態で、早朝(7時ごろ)でした。天気はどちらも良かったです。
その後の対策としては・・・
1.鈴の音が通らない見通しの悪い所は笛を吹く
2.虫の有無に関わらず蚊取り線香(このにおい、かなり遠くでもわかります)
3.カウンターアーソルト携帯
4.深い帽子はかぶらず、耳は出しておく

私の場合、山登りよりは山菜取りなので、登山道を歩かないケースが多く、熊と遭遇しやすいので注意しています。
実感としては蚊取り線香は重要(鈴+笛)=音+(蚊取り線香)=匂いは効果的と感じています。
5 ポイント 役に立った
お礼 
北海道に住まわれている方のご意見となると、非常に信頼度の高いものと推測されます。とくに、蚊取り線香(臭い)が効果的にであるというご指摘については、これまで情報を得たことがありませんでした。私の関心度にもよるのでしょうが、近年クマの出没情報を多く目にします。いろいろな対応が書かれていますが、現実に、その場で、冷静な対応がとれるものとは思いません。クマとの遭遇にはいろいろな状況が想定されますが、とくに歩行(移動)中については、熊よけスプレー、蚊取り線香などは、どのように携行されておられるのでしょうか。なによりも貴重な情報をありがとうございました。