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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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緊急度 3その他
山岳保険と遭難の認定について
質問2014年05月04日 11:06 (2014年05月14日 05:28更新)
登山保険の加入を検討中なのですが、
山岳保険について精通している方、実際に保険の適用を受けた方、アドバイスをお願いします。

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遭難捜索費用特約
被保険者の遭難が明らかでない場合において、被保険者が下山予定期日の翌日午前0時以降48時間を経過しても下山しなかったときは、保険契約者または被保険者の親族が次に掲げるもののいずれかに対し、被保険者の捜索を依頼したことをもって、遭難が発生したものとみなします。

http://www.fuji-webyakkan.com/yakkan/sketch/201101/Manual-79.html#Manual-79_NODEID-28314c2ae93aca4f6
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上記、富士火災の保険の約款なのですが、
これって、例えば山行計画が金土日の場合、
火曜から水曜に変わる午前0時以降からの捜索費用が保険支払いの対象になるという事ですよね?

そこで質問なのですが、

・下山予定日48時間後からが対象というのは、
 こういう保険では一般的なのでしょうか。

・通常、捜索が開始されるのは、
 下山予定日を何日過ぎてからなのでしょうか。
 (山のレベル・状況にもよるのでしょうけど)

・「山岳保険」に該当するような登山では
 2日間+アルファくらいは自力救済できないとダメでしょうか。

正直、自分は2日間、自力救済できる自信はないし
うちの家族は、下山予定日に帰らなかったら、それだけで大騒ぎしそうだし・・・。A(^^;

それ以前に、山岳保険に該当するコースにはいかないのですが
間違ってハイキング保険では該当しないコースに入ってしまった場合に備え
山岳保険の方がいいかな、と思ったのです。
が、丸2日も対象外なら、ハイキング保険の方が逆に自分向きかも?とも考えています。
(富士火災以外も検討しているのですが、約款まで公表してくれているところは無くて・・・)

みなさんはどのように保険を選んでいるのでしょうか。
アドバイスいただけたら有難いです。
よろしくお願いします。
回答2014年05月05日 10:07 (2014年05月14日 05:28更新)
追記

自力救済というのが何を指しているのかわからないのですが、補償の内容は同じ保険会社でも加入コースによって違います。

約款については資料請求すればほとんどの団体から約款と契約書が送られてくるはずです。

ちなみに遭難・捜索費用というのは警察や消防、民間の救助隊がヘリコプターを出動させたり、地元の山岳会などが捜索にあたったりした場合に支払われるもので、ケガの治療費などは含まれないケースもあります。

ピッケルやアイゼンを使わないということなら、ハイキング保険にDOCOMOなどのワンタイム保険をプラスするという方法もあります。

私自身は、他の生命保険などに入っておらず、仕事上のケガも予想されるため、日常までカバーしてくれる保険に入っています。
これは日本山岳協会共済会のもので、こちらも加入者のニーズに合わせて多様なコースがあります。

山岳保険は自身のニーズに合わせたものに入ってこそ意味があるものですから、誰かが勧めるものではなく、自分で選ぶ必要があります。
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お礼 
回答、ありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありません。

まだまったく加入が白紙の状態なので資料請求するのに気後れしていたのですが
Kiryuchanさんのアドバイスを拝見して、勇気を出して(?)ただいま請求中です。

下のご回答でいただいた第7条を読んでも、意味が把握できないアタマなので不安ですが、
熟読してから保険会社に問い合わせたいとおもいます。
回答2014年05月04日 19:12 (2014年05月14日 05:28更新)
これは、「遭難が明らかでない場合」ですから、2日間は対象外ということではないと思います。

第7条にある通り、費用を負担した時まで遡って保険金を請求できるのだと思いますよ。

捜索というのは誰かが通報しないと気付かれないのでは?
ですからご家族が、下山予定時刻を過ぎても帰宅しないという時点で通報すればよいわけです。
その時に予定ルートを書いた登山届けを出してあることや山岳保険に加入していることがわかれば、より捜索はスムーズに行われると思います。

約款は非常に小難しく書いてありますので、よく読んだうえで不明なところは直接保険会社に問い合わせるとよろしいかと思います。
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回答2014年05月04日 14:15 (2014年05月14日 05:28更新)
こんにちは

下山予定日48時間後っていうのはどうなんでしょうね。。。実際にそうなのかはわかりませんが、契約を考えると自分も違和感を感じます。通常、捜索が開始されるのは、家族や計画書を託された人が遭難救助の連絡を入れた時点。いわば下山予定日時とは無関係ではないですが、そうであるとは限りません。
自分もexceedincさんと同じように、条件が合わない場合、保障されないのがいやなので、主目的である遭難・捜索費用をほぼすべての条件(自己負担あり、300万円までですが)で保障される日本費用補償少額短期保険 レスキュー費用保険(年5,000円)に加入しています。
もちろん、冬山もやりますし、ピッケルや12本爪のアイゼンも使います。道迷い、高前病など疾病を起因にした遭難もありそうですし、対物費用も負担してもらえます。

http://www.nihiho.co.jp/

但し、落石でケガをさせた場合などに備え、モンベルの野外活動保険のシンプルプラン(年3,000円程度)を追加するか検討しています。
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回答、ありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありません。

2つ、加入するという手がありましたか!
ハイキング保険では補償されない「病気」も補償してくれるのはありがたいです。

ただ2つ加入した場合、両方にあてはまる遭難の場合、
どちらに請求できるのか、または両方に請求できるのか、迷うところですので
(A社に補償金額ぎりぎりまで請求し、B社に残りの費用を請求、とか?)
保険会社に確認してみたいと思います。
回答2014年05月04日 12:49 (2014年05月14日 05:28更新)
こんにちは

自分は、山のレジャーのほぼどんな場合でもカバーできる共済のようなものに入っています。
日本山岳救助機構合同会社で、JROという団体です。
http://www.sangakujro.com
掛け金も年間2000円+年間の救助費用を会員の頭数で割った分担金が800円前後位。

自分の場合、冬山も歩くので、民間の保険に入れないと言うのも理由の一つですがね。
この機構のおかげで冬山いっぱい歩きましたよ。

参考になれば幸いです。
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回答、ありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありません。

JRO、冬山も保証してくれるのに、低額なのは魅力ですね。
「保険」ではない、というのも興味深いです。
http://www.sangakujro.com/faq/comprehensive.html

やはり全登山スタイルを補償してくれる保険の方が安心ではありますね。