経験上はkamogさんと同様、ディート入り虫除けは効きます。ネパールで雨期にトレッキングすると鬼のようにヒルが集まってきますが、スプレー一発でした。
タバコをぬらした汁が効くなどありますが虫除けで十分でした。
ヒルは唾液？にヒルジンという物質を含んでいて、これが血液を凝固させないようです。とりあえず虫除け塗りまくって予防、かゆいと思ったら噛まれていることがあるので確認しましょう。ネパールでは気づかずにやられました。

大山の一般的なルートとして、ヤビツ峠からイタツミ尾根がありますが、ルート上を歩くだけならヤマビルの被害はほとんどありません。大山の場合、東側の下流部（谷太郎川林道と周辺）、日向薬師および広沢寺周辺の林の中が多く棲息しております。
対策として、長めの靴下とスパッツ等で隙間を作らないなど。私は丹沢の沢と尾根をほとんど登っておりますが、ディート成分の入った虫除けスプレーを、まず靴の中に散布、次に靴を履いてから靴が白くなるくらい全面的に散布、ズボン、尻、素肌の腹回り、首筋、手、ザックに一通り散布します。時間が経てば薄れるので行動中適時やっていますが、やらないよりは10倍以上効果はありますよ。また万が一這い上がってきたらスプレーをシュッ！で悶絶します。スプレーは大き目の缶を携行してください。
ヤマビルは丹沢だけでなく全国30都道府県程度にいますので気にしていたら山には入れませんよ。

大山は何処から登る予定でしょうか？ この季節、東丹沢、中丹沢？は確実に蛭がいますが、ルートによります。大山に登るルートは大きく分けて３つあります。ヤビツ峠から、下社から、見晴台からです。蛭は下草がある、樹林帯のルートには必ずといっていいほどいます。登りルートで蛭がいる可能性が最も低いのは下社からのルートでしょう。蛭防止の為にスパッツをお勧めします。それでも蛭は靴の中まで入ることがあります。塩水スプレーをおすすめします。蛭に血を吸われたらまあ諦めるしかないです。蛭が皮膚に付いている場合は、無理にとると蛭の吸盤？が残り、血が止まるのが遅くなるそうです。私は先日、大山ではないですが、沢登りのたか巻きの所で蛭にやられました。大倉に戻り、よくよく見たら５箇所やられていました。まあ、血を吸われるだけですから私は蛭は平気ですが。