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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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重いザックの背負い方
質問2015年07月19日 06:15 (2015年07月23日 20:59更新)
70Lザックに25kg前後の荷物を入れて背負って歩くと、ショルダーベルトが肩に食い込んで痛みを感じます。
腕が鬱血しているので、ショルダーベルトをきつく締め過ぎているのかもしれません。
チェストベルトを外すといくらか楽になりますが、そうするとショルダーベルトが外にずれて痛みの場所が変わります。
ショルダーベルトの肩に当たる部分にタオルかスポンジ状の当て板を当てた方が楽になるかなとも思っています。

重いザックを背負って長時間/長期間歩くときの背負い方のコツ、工夫などを教えてください。
回答2015年07月21日 17:43 (2015年07月23日 20:59更新)
初めまして、こんにちは。
違う悩みでいろいろ調べていた時に、下記のエントリーを見つけました。
 
▼大型ザックのフィッティング見直し作業!
http://bphiro.exblog.jp/22142153/
 
私のようなペーペーでも分かりやすく腑に落ちる内容でした。
求められているお答と若干ズレているかもしれませんが、
ご参考になさってみてはいかがでしょう。

お悩みが解決しますように〜!
お礼 
RX-0さん、初めまして。

ご紹介いただいたブログ拝見しました。長いので全部は理解出来ていませんが、なかなか分かりやすくて助かります。
こうしてみるとザックの担ぎ方も奥が深いようですね。これまで何の気なしに担いでいたので、ものすごく参考になります。

ありがとうございました。
回答2015年07月21日 06:25 (2015年07月23日 20:59更新)
こんにちは。
>トップベルトの調節の仕方がよく分からない・・・最適解を探してみます
そうですね、やはり最終的には自分で探すことになるのですが、理屈は次のようなものだと思います。
(トップベルトというのが自分のイメージしている箇所と同じく、ショルダーベルト上端部から少し戻った箇所(垂直方向における最上部あたり)とザック上部を連結する長さ調節可能なベルトとしますと、)トップベルトを短くすればするるほどザックの重心が体に近くなり後ろにひっぱられる力が減少するので、重さの観点からは背負い歩くのが楽になります。

脱線しますが、ザックのパッキングにおいて、上下の問題は既出ですが、前後においても上記の理由から背中に近いほうに重いもの、遠いほうに軽いもの、とします。

またトップベルトに戻ります。いまどきの70Lのザックで25kgの中身を入れているとすると、おそらくアマブタ部分で頭がすっぽり隠れるほど縦長なザックの形になっていると思いますので、短くすればするほど、首を後ろに反らしたりぐるりと回したりすることができなくなり不快感が増します。

私はこの観点から「首反らし、首回しにおいて我慢できる程度の、一番短くした長さ」にしています。

まあ、どうかつごうとも25kgはメチャ重いですね。重さのせいでバランスをくずしてしまい怪我をしてしまう可能性や、重さのせいで歩みが遅くなり重い上に負荷時間まで増えてしまうとを考えると、あまりご無理なさらずにある程度お金で軽量化を買える物は買って、快適登山に近づけて楽しめるといいですね。
お礼 
kodamachanさん、初めまして。

ご回答ありがとうございます。

すみません、トップベルトではなく、トップストラップですね。

確かに25kgはこの老体には重いです(^^; 出来れば20kg以下にしようと思っていますが、歩荷練習では多少重めに23〜25kgくらいを担いでいます。ただ、重量を鉛(アンクルウエイト)とペットボトルの水で稼いでいるので、どうしても重心が下がり、通常のパッキングとは重量バランスが違う状態なので、ショルダーベルトへの負荷も異常なのかもしれません。

いずれにしても皆さんからのアドバイスを元に担ぎ方を勉強します。

ありがとうございました。
回答2015年07月20日 13:20 (2015年07月23日 20:59更新)
ザックを買う時に店員さんがよく分かっていて、背負い方の説明をしてくれる店で今後は買いましょう。
以下はそういう店の店員さんからの受け売りです。最初はザックは空で調整してください。
まずザックを背負うときは、ショルダーベルトは十分に伸ばしておきます。背負ったらヒップベルトが腰骨の一番上に引っ掛かるような位置までザックを持ち上げヒップベルトを締めこみます。腰骨の上端を知るには、手のひらを空手チョップするような感じで脇腹に強く押し当て、腰のほうにずらしていくと分かりやすいです。この時点でザックがずり落ちない状態にします。当然ショルダーベルトが緩いので、ザックは後ろに倒れ背中から離れた状態になります。
ここでショルダーベルトを引いて締め、ザックが背中に密着するようにベルトの長さを調整します。この時ザックが上に上がらないようにします。荷物が入った状態でもこの高さにいつもなるように背負うというのが基本です。このような調節の仕方をするのでヒップベルトからショルダーベルトの付け根までの長さを自分の背中の長さに合わせる必要があり、同じ容量の同じモデルでも背面長によってS、M、Lといったサイズがあるのです。
と、ここまでが受け売りです。
これからはまだ現代のようなカッコいい縦長ザックがなくて、横長のキスリングを背負っていた時代、ヒップベルトもチェストベルトもなく、ショルダーベルトしかない(当時は背負い皮と呼ばれていました)状態で、25から30キロ余りを背負っていた40年前からの常識です。
まず荷物は軽くてかさばるものを底のほうに詰めて、重いもの、水や金属ものを上のほうに入れて重心が上のほうにくるようにします。歩くときはやや前傾姿勢でザックの重いものが入っている部分の荷重が背中にかかるような感じにします。背中とザックの摩擦力で荷物を背負う感覚です。うまく荷重を分散させて、肩にかかる負担を軽減しましょう。そういう点からはパッキングの技術も大切です。上手に詰めたザックは背負いやすいものです。
ごく稀には体格として胸郭の出口が狭い状態で、肩に負荷がかかると、血管や神経が圧迫されてうっ血したり、腕が麻痺したりすることもあり得ます。どうしてもダメな場合は、そういうことも確かめる必要があるかもしれません。
お礼 
ephyrus2425様、初めまして。

詳しいご回答ありがとうございます。

私もキスリング世代でして、初めてのザックは40年以上前に高崎で購入しました。ただ、その頃は自己流でやっていたので、正しい背負い方などは教わらなかったような気がします。

解説していただいた正しいザックの担ぎ方ですが、私は順序が逆で、先にショルダーベルトをある程度締めてから、ウエストベルトを締めていました。逆だったんですね。

これからウエストベルト、チェストベルト、トップベルトのバランスをみながら最適な調節を心掛けてみます。

ありがとうございました。
回答2015年07月19日 11:14 (2015年07月23日 20:59更新)
こんにちは
 ご質問の文章の中に「トップストラップ」という言葉が出てきていないのが気になってしまいました。チェストストラップで、左右の負荷調節はしているようですが、トップストラップで縦・上下・前後方向の調整も行ったうえでも、同じような痛みや鬱血が起きるのでしょうか?これをこまめに調節すると、かなり負荷が分散されて楽に歩けると思うのですが。
お礼 
2860さん、初めまして。

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。

ご指摘の通り、これまでトップベルトには無関心でした。今日、他の方のアドバイスを元にショルダーベルトをきつく締めないで歩いてみましたが、鬱血もなく、前回よりは改善されたようです。
ただ、トップベルトの調節の仕方がよく分からない(締め過ぎるとこうなる、緩いとこうなる、このくらい間隔を取れば良い、のような)ので、これから試行錯誤で最適解を探してみます。

ありがとうございました。
回答2015年07月19日 11:04 (2015年07月23日 20:59更新)
はじめまして。
専門的なことはわからないので正しくないかもしれませんが、ショルダーを締めすぎてしまっているのではないでしょうか?
子どもをおんぶするイメージで、ヒップベルトを骨盤位置でしっかり締めて、ショルダーはザックがブレないようにフィットさせる程度に軽く締めてます。
長距離を歩くと骨盤あたりの肉が痛くなったりしますが、肩に荷重が乗るのと比べたらぜんぜんラクに思います。
(対処法として違ったらすみません。個人の感想です。)
お礼 
junpieさん、初めまして。

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなって申し訳ありません。

皆さんのアドバイスを元に今日23kg担いで10kmほど歩いてみましたが、仰る通り、前回はショルダーベルトをきつく締め過ぎていたようです。
今日はショルダーは軽めに締め、ウエストベルトをしっかり締めたのですが、腕の鬱血もなく、楽にかつげました。ただ、ウエストベルトの当たっている部分がちょっと痛かったので、長期間の縦走に耐えられるか不安になってきました(><)
休憩でザックを降ろし、担ぎ直すと痛みはなく、歩き始めると次第に痛くなってくるので、ウエストベルト、ショルダーベルト、トップベルトの締め方のバランスが悪いのかもしれません。皆さんのアドバイスを元に試行錯誤してみます。

ありがとうございました。
回答2015年07月19日 08:15 (2015年07月23日 20:59更新)
こんにちは
ザックの重みは、いくらしっかりフィットさせていても、疲れてくると効いてきますよね〜。

ベルトの調節の仕方や背負い方などについてはあくまで私論しかありませんが、ウェストベルトが効いていなかったり、トップベルトが緩んでいると、負担感が強くなる気がしています。
ウェストベルトが正しく荷重を分担しているかどうか、調整をされてみては如何かと思います。

直ぐにできる対策としては、ショルダーベルトに増厚パッドをつけるという方法があります。
いろいろな製品がありますが、例えばこれなど…
http://item.rakuten.co.jp/shop-senjin/6071/ 
http://tatezakura.jp/SHOP/E214.html ←私は荷物が重いときにはこれを使っています。
クッション効果を増やすだけならタオルやスポンジでも良いのですが、このような専用品を使うと接地面積が増えるので、面積宛荷重が減って負担感が和らぐことを実感します。
お礼 
pipiyさん、初めまして。

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなり、申し訳ありません。

仰る通り、ウエストベルトやショルダーベルトなどの調節がうまくいってなかったようです。

増厚パッド情報もありがとうございます。なかなか良さそうなので購入したいと思います。