ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコ質問箱 > カテゴリ装備 > 軽アイゼン

ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

回答受付中
緊急度 4装備
軽アイゼン
質問2015年11月11日 01:12 (2015年11月24日 11:24更新)
軽アイゼンについて質問させていただきます。
軽アイゼンの購入を考えています。
アイゼンの用途としては、
この時期のお守りに持っていく
残雪のアルプス等(4,5月の燕岳とか)
雪渓歩き

それで、候補は
マウンテンダックス6本爪
モンベル スノースパイク10

今年雪渓をあるいたとき、知り合いに借りた12本アイゼンが歩きやすかったので、モンベルのスノースパイク10も考えています。
みなさんだったらどちらを選びますか?
また、4月ごろの燕岳などでは、もっとしっかりしたアイゼンが必要ですか?

よろしくお願いします。

補足
靴はノースフェイスのレックミッドというミドルカットの靴です。
この靴で履ける12本or10本アイゼン教えてください。


みなさん、回答ありがとうございました。
冬靴はまだ先になりそうですが、アイゼンは、12本など、爪の多い、しっかりしたものにしようと思います。
回答2015年11月18日 15:14
両方使ってみてはどうでしょうか。
状況によって使い分けます。
軽アイゼンの長所は、普通に歩けること、従ってアイゼンより速く歩けること、泥だらけになるものが比較的小さいこと(アイゼンに比べて、特に春の登山道)。

マウンテンダックスの6本爪を新旧二つ持っています。旧いものは雪除けのゴム(新しいものはプラステック)が取れてしまっていますが、使い切るつもりで新しいものよりも特に春の登山道で愛用しています。使いやすい軽アイゼンだと思います。
もちろんアイゼンも持っています。
回答2015年11月17日 20:19
こんにちは。
私はモンベルスノースパイク10を使っています。
前爪は出っぱっていませんので、登攀用ではありません
あくまで下向きに刺さるような使い方です。
そういう使い方限定で、個人的にとても気に入っています。

モンベルの10なら、カカトもつま先の方も爪がありますし、やわらかい靴にも追従するプレートですのでほぼ普通の歩行と同じ感覚で歩けます。固定の方法もつま先とカカトで挟むようにするので、ベルトをきつく締めすぎて痛くなるようなこともないと思います。

お店で今の靴と合うかどうか必ず確かめてください。
回答2015年11月16日 07:36 (2015年11月18日 07:09更新)
先の回答者様のおっしゃる通り、この時期のアルプスはしっかりした冬靴が必要と思います。
アイゼンはともかくまずは靴。
キチンとキックステップが出来る靴、防水/防寒のしっかりした靴です。
そして、12本アイゼンも。

GWといえども一度吹かれれば冬山と同じです。
気象や雪の状況により様々な状況に遭遇します。
滑落や凍傷→下手したらあの世行き。
ただ雪渓を歩くのとは比べることも出来ません。

私自身、初冬期や残雪期、場所や天候や雪の状況によっては運動靴になんちゃってアイゼンとかしょっちゅう使ってますが、それは現地の状況を読んでの上です。
アルプス級となると標高も高く気象条件も厳しいので、積雪期はさすがにキチンとした冬靴で行きます。

お節介なことですがご質問の内容から察しますと、アイゼン歩行、いや雪山登山自体、信頼できる経験者やガイド、講習会などではじめは教わった方が安心かもしれません。

ちなみに個人的には一番最初にアイゼンを購入するなら12本爪です。
後々余裕が出来てきたらチェーンスパイク、8本、10本なども便利なシーンもありますが、前爪のない軽アイゼンは技術がないと使いずらく、使えるシチュエーションは限られます。
私のはお蔵入りしてますヨ(^^;)

山の道具は高額で揃えるのが本当に大変ですが、ちゃんと雪山をやるならどうせ冬靴と12本アイゼンは買わざるを得ないので、最終的には軽アイゼンなど買うよりも出費が抑えられると思いますよ〜!

追記:
プロフィール拝見しました。
まだ中学生の方ですか!
もしかしたら足のサイズもまだ大きくなりますか!?
色んな意味で、雪のアルプス以前に、近郊の中低山の雪山で練習して経験を積むというのもいかがかなと思いました。
近郊の低山は雪深い山と違って、雪は降ったり融けたり凍ったり腐ったりと様々に変化します。
逆に言えば、一日のうちに比較的リスクの少ない環境で様々な雪の状態を体験することが出来ます。
しっかり歩けるように手軽に場数を踏むことが可能です。

あせることないです!
今からやれば末はもの凄い登山家になっちゃいますよ、きっと!
回答2015年11月15日 21:09
4月,5月のアルプスは「残雪期」とはいいません「雪山」です.
アイゼンうんぬんの前より雪山用の靴が必要と思います.
ワンタッチアイゼンはつかないと思いますが
回答2015年11月13日 15:17 (2015年11月24日 11:24更新)
スパイクは凍結面を歩く装備で爪数は傾斜角度に関係します。
スノースパイク10を候補にしているので3シーズン靴と思っていますが
アイゼンは靴との適正や相性が限られるので、もし靴が決まってるなら書き込みしてください

4〜6本爪はほぼ水平の道で使うものです。人間は土踏まずに力をかけれません
ちょっとした斜面でさえ、つま先で蹴りだすことも、かかとで止まることもできない軽量化を目的とした緊急装備です。どうしても斜面を登り降りするならカニ歩きになります
夏の雪渓で8本以上のアイゼンのつもりで歩き滑落の原因になっています

8本爪は前爪と後ろ爪が横向きなので、蹴りだしと停止ができるのである程度の斜面が登れます
レールが柔らかいものが多く3シーズンの靴にも使えます

10本は8本に短い前出爪と横滑り防止の2本を追加したものです。
レールの柔らかいもの、硬いものそれぞれあります。

12本爪は凍結した垂直面を登る前提設計なので硬質シャンクの入った冬靴専用でレールが固いものがほとんどです。3シーズンの登山靴では靴の先端ごと曲がってしまい機能しないばかりか思わぬ故障をします。

3シーズンの靴で冬山
スノースパイク10でほとんどいけると思いますが、隠し前爪は歩きやすさを重視してるのでモンベル LXT-8のようなつま先から真下へ爪があるほうがスノースパイク10より急斜面を登れます

4月の燕岳は最も積雪が多く急斜面もあり、初見テン泊装備ですよね?
装備重量があるので冬靴と12本アイゼンで行ってほしいです

自分の例ですがGORO S8深型にグリベル エアーテックニュークラシックですが前爪効かないです。靴ごとフニャっと曲がりますw。レールも固いので柔らかいレールに変えないといけません。
今年は買い直しで歩きやすいスノースパイク10にするか、歩きにくいけどLXT-8みたいのでガンガン行くか悩み中。靴をもってお店に行かないと相性の判断ができません

補足追記
レックミッドは無雪3シーズン?(夏靴の気がする)のトレッキング靴なのでスノースパイク10がコスパ最高。幅広トレッキング靴に合う設計ですがそれでも確認は必要です
(最悪、靴のソールを傷つけ剥がすかもしれませんよ)
冬山無雪低山用(おもに凍結面)なので、積雪山では足が相当冷たくなるので無理のないように(要断熱インソール)
本来なら冬季無雪低山の装備です

参考にAmazonのその他トレッキング靴のアイゼンは以下
エキスパート オブ ジャパン クロモリ8P ¥15450
オクトスNEW10本 (スノーガード別売)¥7180+1760
ベルモント BS-050 10本爪 (スノーガードOR別売)¥8712+1944
その他中国製 \3000前後

燕岳の参考情報
燕山荘通信 2013.4.30
http://www.enzanso.co.jp/tuushin/2013/20130430.html
燕山荘通信 2014.4.29
http://www.enzanso.co.jp/info/2014/04/29/1398736809293.html
燕山荘通信 2015.4.27
http://www.enzanso.co.jp/info/2015/04/27/1430144727184.html
↑ところどころ雪が付いていないだけで、りっぱな積雪高山(-7度)なのでご注意を
近年の暖冬、小雪で天候よければなんとか

おまけ 断熱インソール
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B005G3T1UQ/

軟質幅広のトレッキングシューズ対応で12本爪以上のメーカー
エキスパート オブ ジャパン クロモリ 卍シリーズ(8〜14爪)
http://www.exp-japan.jp/html/eisen.html
↑このアイゼンは一般の冬靴(ソールが小型)に兼用できないと思ってください
冬靴を購入の際は専用のアイゼンがもう一つ必要になります
回答2015年11月11日 21:24
参考情報ですが、マウンテンダックスは倒産してしまったので、
もし同社の6本爪を買われるようでしたら、店頭在庫があるうちに
購入する必要があると思います。
一部の事業は、どこかが引き取ったようですが・・・。
回答2015年11月11日 13:51 (2015年11月11日 15:36更新)
こんにちは。買うならグリベルG10などのきちんとした10本爪、もしくはマウンテンダックス6本爪をお勧めします。個人的な見解ですが、最終的に、

10本爪バンド:夏靴で行ける初冬期・残雪期にメインで使用。厳冬期でない限りだいたいのケースで使える。
12本爪ワンタッチ:冬靴で行く雪山にメインで使用。厳冬期は他の選択肢なし。
6本爪:使わないかもの保険に持っていく程度。軽いので低山だったら10本爪と迷う。

という感じになるのではないかと。購入優先順位もこれを鑑みたほうが良いと思います。ちなみに、6本だったらマウンテンダックスですね。靴の相性優先ですが。
合戦尾根でしたら、3月に近ければ12本爪か10本爪、5月でしたら10本爪持っていくと思いますが6本爪でも大丈夫かなぁと思います。
回答2015年11月11日 12:20 (2015年11月11日 12:28更新)
こんにちは。

結論から先にいいます、モンベル スノースパイク10で十分だと思います。
理由を雑談的にのべます。fujiitaさんはスキーヤーなので理解が早いと思います。

北アは4月上旬と下旬では雲泥の差です。人が多く入る下旬を想定して述べます。また燕岳などのどちらかというと初心者向けの山で、森林限界が岩や急な雪壁などないところを想定しての回答になります。

この時期、1日違っただけ、あるいは2時間違っただけで雪質が大きく変わることが想定されます。あるいは斜面が南から、日の当たらない北面になっても変わってきます。なので一概にどのタイプのアイゼンが最適だったかは行かないと分からないことが多いんです。

朝の冷え込みで雪が固い、あるいは溶けた水が凍結している場合などは、例えば合戦尾根などの森林帯ではモンベルのチェーンスパイクでもOKです。
(11月の合戦尾根の森林帯ならチェーンスパイクでもOK、稜線も岩や急な雪壁などないのでチェーンスパイクでもOKな時が多い感じがします。4月下旬はパターンが違ってきます)

マウンテンダックス6本爪、チェーンスパイク、どちらも持ってますけど、硬い雪の急斜面では使えないです。森林帯はOK。

(追記:残雪期の森林帯でもトレースがない全くないルートだと、ただでさえ急斜面なのに雪面がウエーブしていて、さらに急になっているところがありますよね、そいうところ、前爪のないアイゼンだと登れません)

マウンテンダックス6本爪、モンベルのチェーンスパイクはどちらかというと丹沢、奥多摩などの低山向きです。

4月下旬で残雪が豊富な合戦尾根などの森林帯は朝は雪が締まっていても、日が昇り気温が上がると、表面数センチだけ雪がゆるみやらかくなるが下は凍っていて硬い時、
チェーンスパイクでは爪が短いため靴底ごと滑ることが考えられます。チェーンスパイクでも、それなりに雪が硬ければ森林帯ではOKです。さらに雪がゆるみズボズボになったら、基本アイゼンは必要なくなりますが。着けていると気持ちツボ足よりスリップしない感じがします。もっともアンチスノープレートが付いてないアイゼンだと団子になりツボ足よりスリップしやすくなり、急斜面の下りでは足が下前方に滑り尻餅をつき、最悪、滑落します。

ただ、今後、岩稜や急な雪面が想定される山に行くのであれば12本を勧めますが、4月下旬の燕岳などでモンベル スノースパイク10で十分かという質問にはOKだと思いますという回答になります。
回答2015年11月11日 07:48 (2015年11月11日 07:53更新)
おはようございます。
今年のGWにマウンテンダックスのチェーンスパイクと
モンベルの10本刃アイゼン持参で燕岳に行きました。
その時の所感です。

まず、雪は第2ベンチと第3ベンチの中間くらいから出始めました。
自分たちがアイゼンを付け始めたのも第3ベンチの手前です。
雪質は腐れ雪と呼ばれる少し硬めのシャーベットのような状態でした。
第3ベンチ手前から10本刃アイゼンを装着し合戦小屋までは当然問題なく登ります。
合戦小屋直後の少し緩い上り坂でチェーンスパイクを試しましたが
チェーンスパイクの刃は短かく、直下の雪ごと滑り落ちる状態で、
5分ほどで10本刃アイゼンに再度切り替えました。
また、合戦沢の頭から合戦小屋までの下りでは6本刃の軽アイゼンを履いた方はチェーンスパイクと同様に足元直下の雪ごと滑るためにお尻をついてお尻を引きずりながら降りている状態でした。

結論:4月の燕岳を考えればスノースパイク10本刃をお勧めしますが、出来れば将来も見据えてスパイクではなく12本刃アイゼンをお勧めします。値段も重量もちょっとだけ負担が増えますが安心感はそれ以上かと思います。
また、アプローチや夏の雪渓用に6本刃も持っていれば便利かと思いますよ。
回答2015年11月11日 06:54 (2015年11月15日 17:16更新)
おはようございます、fujiitaさん

その2択で、且つ当面12本歯アイゼンを導入しないのであれば、スノースパイク10の方が良いかと個人的には思います。同じ様なタイプで、カジタックスの前歯無し8本を使った事がありますが、6本歯と比べとても歩きやすかったです。

尚、雪の状態にもよるのでしょうが、合戦尾根の往復であれば、ご提示されている軽アイゼンで問題無いと思います。
少し前の正月に行った時は、乾雪だった事もあり12本歯は使わず他に持参したチェーンスパイクを下りに使う程度でした、GW付近であれば湿雪、凍結があるかなで軽アイゼンが良いかもですね。(今年のGWに行ってきましたが、雪が少なく下山路とした一ノ沢上部のみアイゼン使用です)

さて、道具選びはあれでも無いこれでも無いと、選んでいる時がとても楽しいですよね、良い選択が出来ると良いです。

捕捉に対する追記
あまり固くない靴の様ですので、しっかりしたアイゼンが欲しいのであれば
それなりの靴(固いシャンクでコバつき)を冬用として買われた方が良いかと思います

来季GW前後の合戦尾根ピストンであれば、お持ちの靴+軽アイゼンで全く問題無いと思います
行きたい範囲を良く考えて吟味して下さい