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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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雪山でのオーバーグラスの曇について
質問2015年12月15日 13:18 (2015年12月22日 15:33更新)
今年2月、赤岳にツアーで登った時、オーバーグラス(サングラス)が曇ってしまったことがありました。

赤岳鉱泉から地蔵尾根頂上までの間で、ナイフリッジの手前くらいから曇りだし、地蔵の頭についた頃、半分くらい曇ってしまいました。2時間チョットの登りです。気温は-10度以下、風は強く雪が少々、視界は50mくらい。また、少し着込んでしまっていたため、やや汗ばんでいました。バラクラバはしていましたが、口元は覆っていませんでした。ただハードシェルはフードをかぶり、きちんとファスナーを閉めていました。

先日ガイドさんに相談したところ、オーバーグラス自体の特性はわからないがフレームの下側が肌に密接すると曇りやすいと聞きました。実際確認したところ、特に密接はしておらずスキマは5mm程度です。ただ、そのメガネを囲うような形状から、ひょっとしたら蒸気がたまりやすいのではと疑ったのです。

オーバーグラスを使ったことのある方にお伺いしたいのですが、オーバーグラスだから特別曇りやすいと言った事はあるのでしょうか?
また、曇らせないようなコツがありましたら、ご教授いただけると助かります。
「そもそもオーバーグラスなんてダメで、コンタクト+サングラスのほうがいい」とか、「道具の性能ではなく、他の原因(汗をかいたなど)ではないか」など、そういったお話でも構いません。

2重レンズの性能の良いゴーグルも持っているので、予防線は張ってあるのですが、まずはサングラスを曇らせないことを第一に考えております。

雪山で視界が失われるのは死活問題ですので、対策をどう講じるべきか悩んでおります。何卒ご教授よろしくお願いします。

※ちなみに製品は以下のものです。
http://www.axe.co.jp/product/sg-605p/
回答2015年12月19日 21:50 (2015年12月22日 15:33更新)
こんにちは

私はオーバーグラスは使いませんが、サングラスやゴーグル、藪こぎのときなどにプロテクターグラス(これが、いわゆるオーバーグラスに近い構造と思います)は使います。
曇り対策については、私は専ら、薬剤(曇り止め剤)を活用してます。

以前は、『曇り止め加工』などと謳われているグラスを使ったこともあるのですが、いろいろ試行錯誤しているうちに、結局、薬液をこまめに塗るのが一番効果があるように感じて、今ではゴーグルやグラス自体は、曇り止め云々の表示や性能にはこだわらずに買っています。

曇り止め剤にもいろいろあってピンキリですが、私はタナックスのPITGEAR PG-235というのを使っています。
30mlで1,000円ぐらいするので曇り止めとしてはかなり高価ではありますが、きっちり塗れば、多湿や悪天候など条件が厳しいときなら半日、そうでなければ1日ぐらい持ちますので、大休止のたびに塗り足すぐらいの感覚で使えるので、さほど面倒でもなく、価格なりの価値はあると思っています。
ご参考になれば幸いです。
5 ポイント 役に立った
お礼 
pipy さん
こんにちは

曇り止め加工については、眼鏡屋で聞いたところ、温度差のある環境で使っていくと劣化して行くらしく、必ずしも万能ではないようです。

そうすると曇り止め剤は有効な対策になりそうですね。

雪山ですと行動中グローブを外せないので塗り足すようなことは難しいかもしれませんが、半日持つだけでも改善する場面が多々ありそうです。

おすすめの薬剤も試してみようかと思います。

ありがとうございます!!
回答2015年12月18日 07:24 (2015年12月22日 15:33更新)
こんにちは
比較的風通しの良いクリップ式のサングラス使ってますが、フード被ってファスナー上まで上げると曇りやすいですね。お使いのものだと尚更な気もします。動いている時は顔面発熱・発汗中で、外気は氷点下なので、内外の気温差が大きくなり曇りやすいのかと・・・。上下左右の風通しを良くしておけばあまり曇らないと思います。
また、コツではないですが、曇りドメも有効です。
http://wanna-blog.com/want/anti-fog/

とはいえ、山では早め早めの対処が肝心なので、バラクラバな天気ならオーバーグラスに拘らずに、さっさとダブルのゴーグルを使った方が安全ですよ。我慢して突っ込んで風よけもない岩場で交換するよりは、飛ばされたり落としたりしても大丈夫な場所選んで余裕を持って。
よい山行を。 
5 ポイント 役に立った
お礼 
ihara1990さん
こんばんは

やはりメガネにかぶせるようなタイプ、特にオーバーグラスは曇りやすいですかね。
赤岳の時はダブルのゴーグルに変えたのですが、登りは汗をかきやすいせいか、たまに隙間を作って換気をしながらでないと、曇りそうな気配があったことと、のちに聞いた話で、下りでは正面から風を受けやすいので、ゴーグルを温存しておいたほうがいいということを知り、せめて登りはサングラスやオーバーグラスに粘ってほしいと考えていました。

しかし、山では早め早めの対処が肝心というのは、おっしゃられる通りですね。特に現状の装備で、厳しい状況だと、変に工夫をこらして粘るより、状況と場所を見計らって、ゴーグルに切り替え、その状態でうまくやったほうが確かに安全かもしれません。

曇らせないための工夫は、早速ためしてみます!!

いろいろアドバイスありがとうございました!!
回答2015年12月15日 23:02 (2015年12月22日 15:33更新)
こんにちわ

雪山でのサングラスやゴーグルの曇り対策ですが、一番いいのはファンつきのものを使うのが
ベストです

去年、私も八つでゴーグル凍りました
でも、仲間のファン付で助かりましたね

ファン付もスキー用と登山用があるようなので
調べられたらいいと思いますが、お値段は少々お高めです
5 ポイント 役に立った
お礼 
karankurunさん

こんばんは。

ゴーグルをより良いものにすればたしかに安心ですね。

ちょっと調べてみましたが、確かに値段は高めですね。
今持っている、思い切って買った、
二重レンズでメガネ対応の値段の高いゴーグルと変わらなくなってくるので
むしろ、買い替えるのが悩ましいです。(~~;)
対策の一つになりそうなので、調べて検討してみます。

ありがとうございました(^^)!!!