一年中ほぼ毎週丹沢の沢を登っている経験からすると・・・
ヒルの多いエリアでは３月半ばから出現し
暖かい陽気ならば１１月上旬まで見ております。
ただ涼しい日や晴れがつづいた日は上記季節でも
ほとんど活動はなくなってきます。
昨年の自然保全センターのヤマビルセミナーでは
活動してくるのは17℃くらいからだそうです。

特に多いエリアは
・宮ケ瀬湖周辺の尾根や沢の巻き道
・早戸川林道脇や沢の巻き道、周辺尾根
・谷太郎川林道脇や沢の周辺

やや多いエリアは
・西山林道沿い、二俣、勘七ノ沢下流部、小丸尾根下部
・水無川流域の戸川林道沿い、水無川本谷下流部沿い
・大山南面の春岳沢下流部脇、男坂等

最近出始めているエリアは
・小川谷廊下下部、小川谷径路下部

なお大倉尾根や大山イタツミ尾根など一般登山道上を
歩いている分にはそれほど遭遇することはないです。
これからの時期なら雨後を除けば活動も弱体化して
いくでしょう。
でも房総の一部エリアでは一年中出没しているそうです。暖かいからでしょうね。

でもヒルもダニもケムシもヘビも、それらすべてひっくるめて「山」だと思いますよ。
気にせず（対策は極力して）受け入れていきませんとね。

丹沢をホームグランドにしているMikuniです。あくまでも私の経験とガイドブックによれば
１：ヒルはその年によって異なりますが、１０月になると姿をけすようです。１１月には、まずいないでしょう
2: ヒルのシーズンで、西丹沢でヒル被害にあったことはありません、でもヒルがいないわけではないでしょう。やはり、多いのは東丹沢から鍋割、雨山にかけてでしょうか。
３：ヒルは樹林帯のなかのジメジメした道に多く出没すると聞きます。また鹿などの動物によって運ばれるとか？ よって、大倉尾根は比較的少ないかもしれませんが。ゼロではありません。

ヒル対策は、ヤマレコで７／１２頃に質問があり、何名かの方が回答されています。スパッツを付けて、デイード？入りの虫よけスプレーを吹き付けたら少しは防げますが、完全ではありません。