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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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緊急度 3その他
槍ヶ岳・穂高は高所恐怖症でも登れる?
質問2016年09月05日 12:33 (2016年09月23日 09:12更新)
小生、生来の高所恐怖症で、今まで岩場の山は避けていました。
しかし、登山を重ねるにつれ、槍や穂高に登りたいとの思いが強くなってきました。
還暦を過ぎ、冥土の土産に挑戦してみるか?
でもホントに冥土に行ったらしゃれになりません。
体力的には、北岳や鳳凰三山を日帰りするくらいの力はあります。
今までビビリながらも登ったのは赤岳や空木岳くらいです。
こんな私でも登れますでしょうか?
一番安全なルート、高度感の少ないルートを教えて下さい。
槍と穂高どちらが難易度は低いですか?
回答2016年09月22日 15:47 (2016年09月23日 09:12更新)
回答:登らないほうがいい。楽しくないから。

高いお山に行くと、高所快楽症のヘンタイさんが多数いらして、勘違いしやすいですが、
高い所に登ったら、恐くていいんです。そっちのほうがノーマルです。(^ ^;

でも、高妻をこのスピードで登れるくらい力量があれば、槍穂は、とうぜん行きたくなりますよね。
槍ヶ岳は、正直、初心者コースですが、穂高は勝手が違ってきます。
初歩的な登はん技術は必要です。
岩場で身体を離せないのは、恐怖心ではなく、技術不足です。

岩場は、気合い・根性・慣れ で、行っちゃだめな場所です。技術でねじ伏せるトコ。
登はんは、スポーツ的な要素が入ってくるので、安全な場所での練習が必須です。
もともとそのためにあったのが、ボルダリングジムです。
2〜3mの高さから練習して、5m 10m〜
ある程度の技術が身に付けば、一般登山道の岩場なんて、なんでもない遊び場です。(^^)v

恐怖心は、自分自身を守ってくれている、大切なリミッターですから、安易に外しちゃいけないと思います。
技術が上がれば、それに見合ったリミッターに、ちゃんと引き上がるはずです。

ボルダリングジムって、流行りだし、予想外に楽しいと思いますよ。都心のジムは設備もいいし、雨の日のイイ遊び場になってくれると思います。(^^)
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お礼 
実は、自宅の近くにボルダリングジムがあります。
時々散歩がてら見に行ってます。
今考えているのは、なるべく空いている時期に行って、周りに迷惑をかけないようにと考えております。
あまり登山では見ませんが、安全帯も検討してます。
多少カッコは悪いですが安全第一で考えてます。
当然、無理と判断したら引き返します。
貴重なアドバイスありがとうございました。
回答2016年09月16日 22:01 (2016年09月23日 09:12更新)
冥土の土産に槍・穂高。私も賛成です(笑)

皆さん、なにか忘れてませんか?それとも周知の実実なので既に織り込み済み?
或いは、それ(ビビりすぎて途中で降りる)はありえないだろということですかね。

何がって、槍の穂先は途中から上りルート・下りルートに分かれてることです。上りの最終局面で、例えば最後のハシゴとかで、やっぱ無理〜。戻る〜と言っても渋滞してなければそれもアリですが、渋滞してたらそれこそ難儀しますし、お互い危険ですよね。

一応高所恐怖症はある程度克服できるようです。私も時々やってます(7Fの屋上から下を見るとか)。フィジカルなトレーニングも大切ですがメンタルも大事だと思ってるので。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20071212/index.html

恐怖感を和らげるには:
みなさんおっしゃるとおり、手元足元は見ても下を見ないこと。これにつきます。

槍穂高の難易度・高度感の少ないルート:
みなさんおっしゃるとおり、奥穂を穂高岳山荘からピストンする限り槍の穂先と大差ないです。奥穂は岳沢からアクセス(重太郎新道)すると槍より難易度高いです。特に天狗沢(天狗のコル)経由は槍より断然難易度が高くあまり一般向きではありません。

質問が締め切られる前に、穂先は上りルート・下りルートに分かれてることを記すために回答しました。
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お礼 
ヒェー、途中で中止はできないのですか。
とりあえず、今の計画では来年夏の空いている時期(平日)に行くつもりです。
それまでに近場で色々試してみます。
貴重なアドバイスありがとうございました。
回答2016年09月12日 20:22 (2016年09月23日 09:12更新)
初めまして。

先日9/11に初槍登ってきたばかりなので参考にして下さい。
肩までは皆さんおっしゃる通り、体力勝負です。
ハーフマラソン走りきるくらいの脚力があれば、新穂高から日帰りは可能だと思いますが、基本は1泊以上がおすすめです。
肩まで登れば、頂上はあっという間でしょう。
自分は夜明け前からヘッドランプで登りましたが、先行者が落石落とさないように、鎖もハシゴも登りきってから次の人に声掛けしてくれたので皆が安心して自分の順番が来るのを待っていたのと、自分の後ろが詰まっている感も感じることなく落ち着いて登れたのをよく覚えています。
ただし、これは先行者がいる場合であって、自分が先頭だったらちょっと嫌ですよね。

あとは頂上以外で下を見ないこと。
まあ自分は夜明け前だったので、見ようにも見えませんが、一旦高所恐怖症のスイッチが入っちゃうとなかなか脱出は難しいです。
だから頂上に着くまで、肩に降りるまでは意図的に視野を狭くして、足元だけを見て景色を見ませんでした。
おかげで恐怖は一切感じませんでしたが、達成感も皆無です。^_^
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お礼 
ありがとうございます。
皆様のアドバイスを全て実行してみようと思います。
事前に近場の岩場やクサリ場で経験をつんで来年夏すいてる時期(平日)に実行します。
また結果はヤマレコに載せますのでよろしくお願いします。
回答2016年09月08日 20:06 (2016年09月23日 09:12更新)
こんにちは
私も若いときは、怖いながらも槍・穂高は登っていましたが、年をとると自分の体に自信が無くなり、今ではすっかり高所恐怖症です。
ザイルを付けて登っていると、「落ちても大丈夫」と思うからか、かえって怖くありません。
クライミング教室などで試してみたらいかがでしょうか。
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お礼 
ありがとうございます。
とりあえず、近場の岩場等で練習し、来年の夏行くつもりです。
もしかしたら、山頂直前で引き返すことになるかもしれませんが・・・
冥土の土産にがんばってみます。
回答2016年09月05日 21:51 (2016年09月23日 09:12更新)
北岳や赤岳に登れる人は高所恐怖症とは言わないと思います。

槍はひたすら体力任せに歩きます。
鳳凰を日帰りできるなら、1泊すれば楽々です。
岩場は最後の頂上だけ。はしごと鎖がべたべたあるので
割と簡単に行けます。そこそこ経験のある方なら、
新穂高、上高地どちらからも似たようなものです。
槍ピストンなんてつまらないと感じると思います。

双六や常念あたりから槍というのが
日にちがあれば楽しいと思います。

穂高も山荘前の垂直のはしごがちょっと怖いくらいで、
涸沢から往復なら岩場らしい岩場もありません。
むしろ人が多すぎて、ザイテングラードなどで
上からの落石が一番怖い。。

ここは、まずは涸沢にいって考えるのが正解だと思います。
奥穂に登る。問題なければ前穂から岳沢に降りる。
(吊尾根がちょっと怖い。技術的な難度はありません)
怖さを感じたなら涸沢から戻る。
岳沢への下りは重太郎新道と言って、毎年のように、
疲労で足をもつれさせて転倒滑落事故が起こっています。

次は北穂に登る。問題なければ奥穂へ縦走する。
(ここは高度感があってけっこう手ごわいです)
涸沢から北穂への登りは、まさしく岩登りっぽくていいです。

その次は大キレットを越えて槍ヶ岳へ。
さらに切れ落ちて、高度感がない分怖いかも。
ここくらいまでは行けるような気がしますので、
ご自身で判断できる範囲で試してみてください。
涸沢だけでも行く価値は十分にあると思います。

もっとも秋シーズンは平日でも布団一枚で三人とか、
トイレ30分待ちとか、、大混雑覚悟です。

ちなみに、登山経験のないうちの嫁ですが、
燕〜常念の翌年に、涸沢〜奥穂〜岳沢と歩かせてます。
真っ暗闇の中で垂直のはしごを登ったのが一番、
怖かったと言ってました。。

加齢とともに脚が上がらなくなるそうで、
これは脚力とはまた別のもののようです。
脚を高く上げる訓練をしてからのほうがいいと思います。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
適切なアドバイスありがとうございます。
赤岳に行ったと言っても、岩場の前で引き返そうかしばらく考慮しました。
しがみつく様にして登ったあとは、緊張であちこちの筋肉がバリバリになってました。
しかし、下りは一度登った安心感からか上りほど恐怖は感じませんでした。
やはり気持ちの問題なのですかね?

とりあえず、来年の夏平日に目標を定めて、岩場や鎖場のトレーニングを始めてみます。
ただ、やはり引き返す勇気も大事だと思いますので行ってから考えます。
ありがとうございました。
回答2016年09月05日 21:32 (2016年09月23日 09:12更新)
はじめまして、私もどちらかと言うと高度感のある所は得意ではありません。
初めて北穂から奥穂を歩いたときは、緊張の連続で相当神経を使ったのでしょう
奥穂の小屋での夕飯は全然食べることができなかったのを覚えています。
(当然ここを歩く前にはいろいろと鎖場を歩いてはいましたが。)
でも、その後、キレットや西穂からジャンダルム奥穂等数多く歩いてきました。
場数を踏めば、高度感にも慣れてきたり、自信が着くと怖さも少なくなってくるのかと思います。
槍と穂高の難易度ですが、奥穂なら涸沢からジャンダルム経由で奥穂。
槍が岳なら槍沢から槍が岳へ行くルートなら、技術的にはそんなに難しくありません。
karankurunさんの山行記録を見させていただきましたが、体力・経験等ありますし、高所恐怖症と言う点を除けば、全然問題ないのかなと思います。
さて、問題の高度感ですが、穂高の場合、距離は短いのですが、高所恐怖症の方だと、梯子の付近の岩場は谷底が丸見えで、かなりの高度感を感じると思います。
正直、宝剣岳や中岳の巻道で怖さを感じるとなると、かなり怖い思いをするかもしれません。
槍ヶ岳ですが、鎖場の距離は長いのですが、足元からスッパリ切れ落ちているというような所は歩きませんので
おそらく一番高度感を感じるのは最後の梯子かなと思います。
実際に子供でも歩いているし、梯子の上り下りなんて誰でも出来る事だと自分に言い聞かせてチャレンジすればどうにかなると思います。
槍ヶ岳山荘までは高度感のあるところはないし、仮に山頂に挑戦して怖くて戻って来てもいいではないですか。山荘まで来ると景色も良いので仮に槍ヶ岳山頂に登ることができなくても良い山行になると思いますので、ぜひ、槍が岳あたりから挑戦していただきたいと思います。
出来れば、自分のペースで挑戦できるよう人の多いピーク時期を避けて。
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お礼 
ありがとうございます。
言われるように、足元が切れ落ちているような岩場は考えただけでお尻がムズムズしてきます。
とりあえず、一年間岩場や鎖場のトレーニングをして、来年の夏の平日に槍ヶ岳にチャレンジしてみます。
回答2016年09月05日 18:02 (2016年09月23日 09:12更新)
こんにちは、はじめまして、
私も極度の高所恐怖症で私生活では部屋の電球を交換する時に脚立に上がるのも怖いくらい高いところが苦手です。ところが山ではさほど怖さを感じません。それなりの高度があることろではさすがに「滑落したらアウトだな〜」とは思いますが足がすくんで動けなくなるようなことはありません。先日自宅のTVの映り具合が悪く台風の風でアンテナが動いてしまったのか嫁がちょっと屋根に上ってアンテナ見てほしいと言ってきたのですがビビって怖くて登れませんでした。結局電気屋さんに頼みましたが嫁からは「山登っているのに情けないなあ」とディスられました(笑)
北岳、鳳凰三山を日帰りできると言うことは体力はもちろん登山技術もかなりお持ちのようにお見受けします。奥穂や槍ならば問題ないと思います。私の個人的な意見としてはルートにもよりますが奥穂の方が難易度が高いと思います。
頑張って下さい。
5 ポイント 役に立った
お礼 
体力的には同年代のジジイの中では上の方だと思ってます。
ただ登山技術はとてもあるとは言えません。
鎖場では岩から体を離したほうが良いのは分かっていても、怖くてしがみついて登ってます。
一度怖いと思うともうダメです。
体がこわばっていうことをききません。
とりあえず皆様のアドバイスを活かして一年トレーニングを重ね来年の夏の平日に槍ヶ岳をチャレンジしてみます。
ありがとうございました。
回答2016年09月05日 16:01 (2016年09月23日 09:12更新)
こんにちわ 初めまして

実はわたくしも高所恐怖症です(ジェットコースター、観覧車は今でも
無理です)
特に滑るところは苦手

でも、いまではアルパインの会に所属して初級のレベルのコースや
フリーの岩、3級程度の沢にも登っています

本当の高所恐怖症の人なら絶対むりとは思いますが、大体の人は未知の世界が
怖いんですよね
でも、人間って経験を積むことで、自然に体が反応するといいますか
「この程度は大丈夫」と思えるようです

そういう私もその一人
ようは、岩場と高所に対応できる経験と技術と知識と体力があればOK

なんで、ぜひ頑張っていただきたいものです

あと、奥穂と槍ですが両方ともメジャーなコースなら行けると思いますよ
奥穂はザイテンから肩の小屋経由

槍はこちらも槍沢から肩の小屋

まぁ、両方とも核心ははしごですけど
無雪期ならOK(梯子は多分槍の方が高度ありますね)

但し、これからの時期なら9月がおすすめ
10月になると天候しだいでは雪が降りますからね

とにかく頑張ってみてください
5 ポイント 役に立った
お礼 
ありがとうございます。
言われる通りだと思います。
最初怖かった山も2度目に行った時は最初ほどではありません、
頑張ってみます。
槍、穂高は山登りにとっては、憧れですよね。
一年かけてチャレンジしてみます。
回答2016年09月05日 15:21 (2016年09月23日 09:12更新)
はじめまして。
私も登山を始めた5年前は北高尾の尾根道にさえ恐怖心を覚えるという、
極度の高所恐怖症でした。
しかし、昨年は槍ヶ岳、今年は剱岳(別山尾根)に落ち着いて登ることができました。(一昨年に北穂高に登りましたが、その時はビビりまくりだったので数には入れず。)

私の感覚としては、高所恐怖症は結局気持ちが大事だと思います。
克服するには【慣れ】と【自信】が必要です。
benchanさんも色々歩かれているようなので、
だいぶん慣れていらっしゃるのではないでしょうか。

自信をつけるための登山コースは以下の通りです。
槍ヶ岳に登る前には、【美濃戸〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜美濃戸】
今年の剱岳の前には、【両神山(八丁尾根往復)】
【赤岳(県界尾根〜赤岳山頂〜キレット小屋までの梯子取り付け場所〜真教寺尾根)】
あと、日和田山(奥武蔵)の男坂を何度も上り下りしながら三点支持の基本を確認しました。※すべて日帰り

そして「このコースが歩けたから大丈夫」という気持ちで、本番の日を迎えるようにしました。
体力的にも余裕の計画を立てました。
登ってみればきちんと整備されていて、奥秩父あたりより安全に感じました。

奥穂高には登っていないのでどちらが難易度が低いかはわかりませんが、槍ヶ岳は混んでいなければ時間も短いし、思ったほどの高度感は感じませんでした。

長々すみませんでした。
いつも皆様のレコを参考にさせていただくばかりで申し訳なく思っていましたが、
高所恐怖症でも登れたよと、お知らせしたいと思っていたところでした。
この場をお借りしました。
ありがとうございました。
5 ポイント 役に立った
お礼 
ご丁寧な回答ありがとうございます。
確かに、怖いと思う気持ちが高所恐怖症だと思います。
でも、一度怖いと想うと、体がこわばりニッチもサッチもなりません。
目標を来年に定めて、アドバイス通り事前訓練してみます。
やはり登山を趣味にしたからには、槍、穂高は登ってみたいですよね。