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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

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緊急度 4カラダ管理
古い捻挫の後遺症を距骨と踵骨を固める手術で改善する。
質問2017年07月03日 10:16 (2017年07月07日 17:33更新)
以前、本ヤマレコ質問箱で「古傷を治す」で質問させていただきました。
そこでアドバイスを頂き大学病院で精密検査をしていただきました。
その結果について、同じような手術をした方がいらっしゃりましたらアドバイス又は体験談を頂きたく、投稿させていただきます。
日記や質問箱の再掲になりますが、よろしくお願いします。

40年前に11月末の穂高稜線で40キロの荷物を背負って40センチほどの下の岩に飛び下りたら、右足を内側に捻り北穂沢に転落しました。(このありえない行動はさておき。)
その瞬間、足首は凄い疼痛でした。
アイゼンを装着していましたからそのひねりは大きかったと思います。
後で確認するとアイゼンの歯は1本折れていました。
涸沢冬季小屋に辿り着き、3日間寝ていました。
4日目に西糸屋に辿り着き、初めて自分の足を見て驚きました。
膝から下が真っ黒で丸太のように膨れていました。
翌日救急車で安曇野の病院に向かいました。
医者からは入院を勧められましたが、お金がなかったので帰京しました。
その後、見た目は回復し、痛いのは我慢すればよいと安直に考え、また山行を重ねました。
初期のころは足首が痛くなるとくるぶしの下に明確な突起が出現していました。
今はただ内側への曲がりが大きくなり腫れるだけです。
気がつくとアイスバーンではアイゼンの歯が外側から着地し、長期の縦走では2日目からは鎮痛剤を飲まなければ歩けなくなりました。
特に一旦山小屋などで靴を脱ぐと周りの人から「どうしたんですか。」と言われるほどまともに歩けません。
帰京後、痛みの酷いときは接骨院に通いましたが、治療の効果か、時間の経過の結果かは分かりません。
何度か整形外科に見てもらいましたが、毎回答えは同じ「骨には異常がない。」
それでも下山後1週間もすれば足の痛さを忘れ、また次の山行計画を立てていました。
しかし最近、日常生活でも膝から下に違和感があり、足首は明らかに内側に曲がり、盲人用タイルを踏みたくないほどです。
こんな古傷でも治療してくれる病院はあるでしょうか。
以上を質問箱に投稿したところ、お二人の方から古傷でも見てくれる専門医はいるとアドバイスをいただきました。
早速調べて、結局癌で二度お世話になった大学病院の整形外科の足専門医に見ていただきました。
先日初診を迎えました。
問診の後、左右の足をデジカメで撮り、そのあとはだしで歩いている様子を観察されていました。
レントゲンを6枚撮り、所謂足首の関節の下にある左右の動きを司る関節の隙間がきれいではなく、ギザギザしていることが分かりました。
レントゲンを見るまでは手術もあり得るとのことでしたが、サポータで対処というところに落ち着くかもしれないと言われました。
以前斜めになった中敷きやサポータも使ってみましたが、大きな改善は感じることができませんでしたので少しがっかりです。
一昨日CTとMRIを撮りました。
損傷部分は距骨と踵骨の間が左右の曲げを司る関節だそうです。
この部分の軟骨が完全になくなっています。
更に距骨の外側が欠けています。
この欠けた骨が初期のころはとんがった異物として外側くるぶしの外側、斜め下に現れていました。
更に距骨に丸く二か所はスが入っています。
丁度ニキビなどの解説図のように見えます。
これは長年の炎症の結果としての空洞化だそうです。
この距骨と踵骨が面するところを馴染むように削り取り
距骨からボルトを2本埋め込み距骨と踵骨固定します。
削り取られた骨同士が密着して骨は骨折したと思い修復作業に入ります。
結果として左右を司る関節はなくなり、距骨と踵骨が一体化して痛みがなくなるという次第です。
このボルトは入れっぱなしで、飛行機に乗る際には鳴らないそうです。(笑)
手術は2〜3時間
入院は5日間〜7日間
スキー靴のようなギブスを穿いている期間は1か月
松葉杖が取れるのが1か月
費用は聴いていません。
医師曰く「欠けた骨を取り除き、関節周辺を多少整えても痛みは取れないでしょう。」
「距骨と踵骨を固めて、その機能を肩代わりする周辺がそれに慣れるまでそれなりの時間がかかるし、手術を「する。」「しない。」はあなたの苦痛との比較です。」とのことです。
8月4日に再度診察を受け、手術をするかしないか方針を確定しなくてはなりません。
正直日常から山を取り除けば手術はいらない気もしますが、しなければ日常生活にまで影響を及ぼすまで進行するのではという危惧もあります。
また二回の癌で会社には十分今も迷惑を十分かけているし、また休んで、更に2か月間松葉杖で出勤も如何なものかと。
どなたかこの手術を受けた方いらっしゃりますか。
回答2017年07月07日 17:07 (2017年07月07日 17:33更新)
こんにちは、
私は、踵骨から脛骨にカネを入れボルトで止めています
簡単に言えば、足首の固定術を受けています
手術の決断は、骨にスが入って、このままだと手術が無理になってくると医師に言われたのと、
痛みで歩行が困難になったことです。
やはり苦痛との比較ですね!
今では全く痛みはありません。

足首を固定する。
イメージとしては、ロボットのように歩くのかと思っていましたが、
そんなことはありませんでした。

デメリットは、足首が伸びないので正座が出来ない。
坂道を下る時、足首が伸びなくて、膝を使うので前傾姿勢になりへっぴり腰に見えます(かなりの傾斜ですけどね)
前後左右動かないので、登山の時は足元に障害物がないかかなり気を使います
私は左足首なので、左に体が傾いたとき支えがないと、そのまま倒れてしまいます
まあ、挙げたらきりがありませんが、痛みさえ無くなれば、後は筋力次第です。
borav64mさんのように日頃筋肉を鍛えていらっしゃる方なら、回復は早そうですよね。
私は筋力を着けるために登山を始めましたから。

何はともあれ痛いのはつらいですよね。
痛みがひどくならないよう願っています。
お礼 
ho-mu様
貴重なアドバイスありがとうござます。
踵骨から脛骨まで固定しては本当に足首の固定ですね。
私も踵骨に二つスが入っているので放置はよくないかもしれません。
まだ考えがまとまりませんので、多くを書けませんが
本当にありがとうござました。