芦ノ湖畔の九頭龍神社付近にある防ヶ沢登山口〜駒ヶ岳へ、あるいは神山へ登るコースは、ハイシーズンを迎えた今年の夏休み（お盆休み）期間中も、未だに規制中となっています。
箱根町役場に、この中央火口丘エリアでのハイキングコースの規制継続について確認してみました。理由として、
・気象庁の噴火警戒レベルは1（平常）に収束して1年以上経過していること（平成27年11月）。
・大涌谷周辺を含め、箱根ロープウェイは既に全線が開通していること。
・大涌谷園地への立入りも規制が大幅に縮小していること。
・特に防ヶ沢〜駒ヶ岳ルートは、想定噴火エリアから最も離れているコースで、駒ヶ岳ロープウェイは当初から営業中であること。

大涌谷駅周辺の規制軟化に比べて、かなりの矛盾を感じたための問い合わせでしたが、回答としては「依然規制中である」とのこと。ただし、（荒れた）山道などの再整備ができていないというのが実態に近いという感触を得ました。なるほど鉄道会社の運営するロープウェイと違って人手と予算が割けないのですね。
上記の理由を挙げ、平成30年秋のシーズンまでの規制解除・開通を強く要望させていただきました。

ハイキングコースが通行止めとなっているので、神山へは登頂できません。

箱根・大涌谷情報
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/cnt/f532566/index.html