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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 3装備
スキーシール 、ナイロン・モヘア
質問2018年10月04日 14:06 (2018年10月08日 11:51更新)
スキーシールの素材について、
ナイロン・モヘアのミックスを使用している方へ質問です、
固い斜面や春先のザラメの時のグリップ力はどうなんでしょう?
ナイロンと比べて使用感の違いを教えて下さい、宜しくお願いします。
回答2018年10月08日 10:44 (2018年10月08日 11:51更新)
M6neigeさん、こんにちは。

これまでナイロンを2社2種類、モヘアを3社3種類、ミックスを1社2種類使ってきました。その経験から言うと、グリップ力に関しては素材の違いをほとんど感じたことはありません。
一般的にはナイロン製は登攀力に優れ、モヘア製は滑走性能に優れる、ミックスはその中間と言われていますね。また、M6neigeさんが気にされているように、ナイロン製は毛足が固いため春のザラメ雪や固い雪面でのグリップ力が強く、モヘア製は新雪に強いという話を聞いたこともあります。
ただ、同一条件であればそういう傾向も見えるのでしょうが、実際にはそれ以上に製品の特性(毛足の長さなど)や、単純に接地面積に依存するところが大きいと思っています。
例えばこれまで使ってきた7種類を登攀力の強さでランク付けすると、トップ3にはナイロン、モヘア、ミックスの製品がそれぞれ入ってきます(順位は付けられず、それぞれ優れていました)。一方でワースト3もナイロン、モヘア、ミックスです。雪質による得意・不得意も感じたことはなく、新雪だろうがクラストバーンだろうが、登攀力の低いシールは雪質自体の特性に比例して登りにくいです。

ミックス製でいうと、10年以上前までコールテックス社のものを長いこと使っており、また、昨年からはwhizzzを使用しています。
以前使っていたシールは登攀力も滑走性能も非常に優れており、糊タイプという点を除くと未だに最強のシールだったと思っています(糊はメンテが面倒で、今ではCT40などの非グルー派です)。
一方でwhizzzはその性能を受け継ぐものとして期待していたのですが、実際使ってみるとちょっと登攀力に劣る感じです。それまで使っていたモヘアのCT40であれば普通に登れていた斜面も、whizzzでは苦労することがあります。
(もっともCT40も発売当初のものはグリップ力が弱かったのですが、何年か後に買ったものは金具の改良とともに毛足が長くなり、とても登りやすくなっていました。なのでwhizzz後継のクラリデンのほうは改良されているかもしれません)。

ですのでミックス製だから一概にどうだということはなく、少なくともグリップ力については素材による違いを気にする必要はないと思っています。

なお、滑走性能については ナイロン < モヘア と言い切って良さそうです。
ミックスはもう少し製品特性や手入れの差がからんでくるので一概には言えませんが、それでもナイロンよりは滑らせやすいイメージがあります。
また、しなやかで扱いやすい製品もナイロン製よりモヘア、ミックスのほうが多そうです(これも素材だけの話ではありませんが)。
個人的にこれらの特性は二の次と考えており、シール選びの決め手とすることはありません。それでもあれば嬉しい特徴なので、もし同じシリーズでナイロン製とモヘアorミックス製の2種類の製品が出た場合は、自分としては多少値段が高くなってもモヘアorミックスのものを選ぶと思います(ちなみにモヘアとミックスの好みの差はありません)。

以上、ご参考になるかどうかわかりませんが……
お礼 
miaomiaoさん、
丁寧なご説明有難うございました、
春先の水分が多い場合、ナイロンよりモヘアの方が水分を含みそうなイメージがあるのですが、そんなことはないのですね、
ありがとうございました。
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