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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 3装備
グループ山行でもテントは一人ずつ?
質問2012年01月08日 10:47 (2012年01月08日 22:02更新)
最近は、登山愛好者に、一時中高年が目立っていたのが、若い人が増えてきたようです。いい傾向だと思います。
そんな中、奇妙な現象が起こっているようです。
単独行の山行でもないのに、(複数人によるグループ山行で)テントや幕営道具を一人ずつ用意して、幕営している現象です。
ザックの重量や、テントの設営、撤収、天幕生活、等々、様々な面で著しく負担が増すのではないでしょうか。特に、冬期の山行では、一人で寝るのは大変寒いですし、その分の対策に荷物が増えるような気がします。
例えば、そんなにしてまで、プライバシーが重視されるのでしょうか。子供の頃から、家庭で一人ずつ個室を与えられていることからくるのでしょうか。
このような山行をしている方、是非理由を教えて下さい。また、このような山行に疑問を持っている方も是非意見をおきかせ下さい。
回答2012年01月08日 20:40 (2012年01月08日 21:49更新)
nipachiさん、こんばんは。

前のお二人が掛かれていることが主な理由ではないでしょうか。
私も昨年からソロテント(一応2人用)でテント泊に復帰しました。山岳会などのしっかりした団体であれば共同装備もある程度揃えられると思いますが、個人の集まりであれば多人数用の装備を購入する動機も限られます。昔の友人を誘って・・・等とも思いますが、3人用以上の山用テントを自分で買うことはないと思います。必然的に1〜2人用テントが複数となります。
このところ、ヤマレコのネット繋がりで同じところに行くことがありますが、基本的に単独行で現地集合です。

もう一つ、北アなどでは以前から大きめのテントを張るスペースが少ないこと、テン場がかなり混んできているので到着が遅れると隙間を見つけて別れて張る必要があることなども、大きなテントへの抵抗感に繋がっているかもしれません。

冬山はやらないのですが、テント外での食事も出来ないような季節では、就寝時だけではなく同じテントの方が良いでしょうね。冬でもソロテントの集まりだとすれば、それはパーティーでは無く単独行者の集まりではないでしょうか?

【追記】
anzenmanさんのご回答のあとになってしまいましたが、それを見てもう一つの理由に気づきました。
社会人になってから単独行が増えた一つの理由として、休みの都合が直前まで判らないとか、仕事の都合でドタキャンというようなことも考えられます。折角都合を合わせてくれたのに、パーティーが組めなくなって中止というのでは申し訳ないので、たとえば小屋泊まりの時でも昼食用のコンロは個別に持って行きます。
私の場合は無雪期の一般ルートばかりなので、パーティーが組めないことによる技術的リスクの問題は無いことが前提です。冬山などでは該当しません。
お礼 
fireboltさん、丁寧な回答ありがとうございます。
どうも大きな要因としては、「単独行の集合体」というパーティーという山行が増えたことでしょうか(山岳会等でなく)。
テン場のスペースの少なさも、一人ずつのテントが若干影響しているのかもしれません。
回答2012年01月08日 20:34 (2012年01月08日 21:56更新)
こんにちは! anzenman と申します。

ワンゲル時代、8人用テントで縦走なんぞしてました。
社会人になり当時の仲間と山に行くとなっても休みが合わないことが多く
集まっても2〜3人という状態で8人用テントの使用は皆無となりました。

代わって、各々好きなときにテント泊できるようにソロテントを購入しました。
これであれば人数に変動があっても問題ありません。
よって3人集えば3つのテントが建つという状態になってます^^

みんなで登って、共同で飯を炊き、別々に寝る・・・といった感じです。

私は気の合う仲間と登山ができれば、パーティー泊でもソロ泊でもいいのですが、
人数に合わせて様々な収容人数のテントをもつということがコスト的に厳しいので
持ってません(^_^;)
お礼 
anzenmanさん、回答ありがとうございます。
anzenmanさんはワンゲルの経験があり、今は単独の天幕なのですね。でも、食事は共同とのこと。
基本的には大きなテントを持つことの経済的合理性がないということでしょうか。
回答2012年01月08日 19:44 (2012年01月08日 22:02更新)
疑問ごもっともです。会社の仲間とテント山行を始めた際は、3名用の共同テントでした。昨年、ソロテントを購入。理由は簡単です。イビキです。私も仲間も。
極寒の冬山はしません、春から初冬の山行ですから、ソロテントとシュラフ、ダウンの組み合わせで寒くはありません。もう一つの理由はテントの軽量化です。モンベル、エアライズ、プロモンテ、色々ありますが、2名用テントで、1.6キロです。マットや食料を工夫すれば、1泊2日の山行で重量は15キロ程度です。
テント場によっては車で横付け可能な場所もあります、例えば廻目平、赤岳鉱泉などもアプローチは平坦です。
こういった便利さも手伝って、ソロテントが増えているのではないでしょうか。昨年9月に、2名で鳳凰小屋テント場を利用しましたが、4名のグループの方々は、全員ソロテントでしたよ。36年前の学生時代には考えられないこと!! 便利さ、軽量化によって、登山がより安全になるならいい事だと考えます。
お礼 
Mikuniさん、回答ありがとうございます。
「36年前の学生時代」とあり、どうも私と同世代のようです。
大勢の方から回答をいただきましたが、このような山行形態は若い人だけではなかったのですね(失礼!)。
回答2012年01月08日 11:55 (2012年01月08日 16:36更新)
普段ソロで歩いている人たちが集まれば必然的にそうなるのではないでしょうか?
人数に見合うテントもない可能性があります。

一方で個人の環境が欲しいという気持ちもやはりあります。
普段ソロで歩いているとやはり様々な制約を設けるテントの共有より各人で持ち寄るほうがソロの延長で気が楽という感覚ですね。
テントを個々が持ち寄れば行動をすべて一緒にしなくてもいいわけですし・・・

やはりこれも基本ソロの人の考え方ですかね。

もちろんタフな山行でメンバーでの負荷分散が効果的といえるほどの行程であれば話は別です。
お礼 
早速お答えをいただきありがとうございます。
お答えは、自分で想定した答えの1つでした。昔からそういう山行をしていたケースはあったと思いますが、それが主流になりつつあるようで、それが私としては異常に感じました。
テントの狭いスペースを複数人で分け合って効率的に生活するというのも山の技術の一つです。
中高年から山を始めた多くの人は、天幕生活がうまくできないようです。
「もちろんタフな山行でメンバーでの負荷分散が効果的といえるほどの行程であれば話は別です。」とのことですが、テント生活もトレーニングが必要ではないでしょうか。一人と複数人(3人以上かな)とでは、大きな違いがあると思います。
お礼にかこつけて余計なことを言ってすいません。