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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

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緊急度 1カラダ管理
ペースメーカー装着後の登山沢登り
質問2019年09月20日 23:00 (2019年09月21日 17:41更新)
昨年4月に完全房室ブロックによりペースメーカーを装着した、気持ちだけは若い66歳のじじいです。装着者にお聞きいたします。
今月始めに三峰川源流釣りのためマウンテンバイクで20kmの区間を乗ったり押したりで2泊3日の釣行に挑戦してきました。術後初めてのハードワークだったためか、特に初日のテン場までの20kmは結構大変でした。脈拍は初日80回2日目80回で調子がいいとはとても言えない状態でしたが、3日目になったら90回を打つようになり快調になりました。ペースメーカーの設定は70回です。来年黒四ダムから本流を目指そうと計画してますが、友人からは無謀なことはやめろと言われます。自分では、まだまだ行けると思っていますが経験者のご意見を伺いたいと思います。
回答2019年09月21日 09:43 (2019年09月21日 17:41更新)
はじめまして。循環器内科を専門にしている山岳医をやっています。

完全房室ブロックは必ずしも心機能低下がない方も多いのでペースメーカーが適切に入っていればある程度の運動は問題ない可能性が高いです(もちろんmoka11さんの心機能については主治医に確認が必要ですが)。
しかし、書き込みを見て気になる点がありました。心拍数が90回と運動中としてはかなり遅いという点です。運動時の最大心拍数は一般的には220-年齢と言われていますので、66歳なら最大で150回ぐらいとなるはずです(もちろん個人差はありますし、あくまで最大なので登山中にそこまで心拍数を上げるのはリスクがあります。またペースメーカーの場合は一般に最大心拍数を130回ぐらいに設定することが多いので完全房室ブロックの場合は設定以上の脈にはなりません)。

ペースメーカーの適応になる不整脈にはおもに完全房室ブロックと洞不全症候群があります。完全房室ブロックだけであれば、ペースメーカーが入っていれば運動に応じて適切に心拍数は増えるはずです。一方、洞不全症候群の場合はペースメーカーの設定によって心拍数が依存するので、もしかするとmoka11さんの場合には洞不全症候群の要素もあるのかもしれません。
そうするとペースメーカーの設定によっては運動中に十分心拍数が増えないので運動耐容能が低下することになります。

上記は一般論であり、実際には同じ完全房室ブロックでも患者さんによっていろんな背景があるので実際のペースメーカー設定はその背景に合わせた調整が必要です。一度、主治医と相談してみるといいかもしれません。

最初の回答者の方のリンクでもオススメされていますが、ペースメーカー設定をした上でCPX(心肺運動負荷試験)を行うと、その設定が適切がどうか判断できますのでオススメです。
http://www.chushin-miniren.gr.jp/checkup/climber/
お礼 
たいへん参考になりました。高瀬クリニックの主治医と相談してCPX (心肺運動負荷検査)を受けてみます。ご回答、誠にありがとうございました。残りの人生を有意義に過ごしたいと思います。今後ともご指導いただければ、幸いです。
回答2019年09月21日 00:10 (2019年09月21日 17:36更新)
はじめまして、経験者ではないですが、先日ヤマレコの日記でUPされていた心疾患経験者のブログがとても参考になると思うので、URL貼り付けておきます。
https://kenny3.jp/archives/3888
お礼 
大変参考になりました。CPX (心肺運動負荷検査)を受けてみます。
ご回答、誠にありがとうございました。
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