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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 3装備
アイゼン装着に関して
質問2020年02月10日 00:59 (2020年02月10日 22:21更新)
失礼します
10本or12本アイゼン(ベルト式)にコバなしミドルカット装着を考えていますが必ずソウルが曲がらない冬靴必須と言われてしまいます。
人に尋ねられれば私も同じように答えると思います(命に関わりますので)。

爪は使わない程度の谷川岳、北横岳、赤城等での使用を想定しておりますが夏靴(そこそこ硬いが曲がる)装着でも無理しなければ(破損等)大丈夫でしょうか?
因みにアイゼンはサレワ、カジタックスで考えております。
実際に経験がある方がおりましたら意見をお聞かせいただけると嬉しいです。
回答2020年02月10日 20:54 (2020年02月10日 22:21更新)
初めまして。

今後、谷川岳、北横岳の上をねらうなら、最低でもセミワンタッチ対応の靴とアイゼン。
北横岳、赤城等程度で済ませるなら、ベルト式アイゼン(とそれを付けられるスリーシーズン靴)でも問題無いかと。
なお気温は北横岳−10度前後、赤城−5度前後、谷川はその中間くらいが平均かな、経験上。それを考慮して靴は選べば良いかなと。冷たさは個人差があるのでアドバイスできません。

肝心な事は具体的に、minislopeさん、DON-CHANさんがアドバイスしてくれています。このお二人様のアドバイスはとても大事です。暗記するくらい良く読んだ方が良いかと思います。アイゼンワーク大事ですよ。フラットフィッティングは基本です。赤岳なんか、最近、基本できてない方ちらほら見かけます。特に美濃戸から赤岳ピストンのお方、たぶんその方達、滑落停止もできないのでは(私は大学の山岳部でイヤと言うほどやらされました)。硫黄から赤、阿弥陀を縦走する方には見られない現象です。

私からのアドバイスは1つだけ。ベルト式でもワンタッチ対応でも前爪のあるのを選ぶこと。

以上です。
お礼 
ありがとうございます
アイゼンワーク、フラットフィッティング等、特に冬山は基本を疎かにしてはいけない事だと皆様の共通意見と受け取りました。

前爪必須!了解致しました。
因みに赤岳は夏山だけにしておきます(笑)

貴重なアドバイスありがとうございました。
回答2020年02月10日 18:24 (2020年02月10日 22:21更新)
はじめまして。
以下、実績です。
○妻の場合
想定:4シーズン。低山雪山で-5℃程度(厳冬期の鈴鹿山脈、岐阜北陸の1500m程度までの低山、残雪期ならば八ヶ岳、大雪山など)。
靴:モンベル タイオガブーツ
アイゼン:モンベル旧版のカジタックスLXT12本 バンド
店員からは、テナヤブーツ以上のシャンクの堅さのもの勧められましたが、自分の経験から判断して購入しました。
なお、上記アイゼンならば、装着可能なぎりぎりの靴底の堅さだと思いますし、実際、これまで問題なく使えています。ちなみに本人は手足の寒さには強い方です。
※アイゼン装着の可否については、ソールの堅さではなく、靴底内に内蔵されているシャンクの堅さが靴の曲がりに直接影響するので重要だと思います。
○私の場合
想定1:4シーズン。低山雪山で-5℃程度(厳冬期の鈴鹿山脈、岐阜北陸の1500m程度までの低山、残雪期ならば八ヶ岳、大雪山など)。
靴:ノースフェイス VOLT
アイゼン:モンベル旧版のカジタックスLXT12本 バンド
上記の靴は、シャンクはかなり硬くアルパイン並ですが、ミドルカット、防寒は3シーズン程度のものです。
想定2:厳冬期高山、-5〜20℃(-13℃までは厚手靴下で対応して問題無し)
靴:モンベル、アルパイン3000 両コバ付き
アイゼン:モンベル旧版のカジタックスLXF-12本 ナロー ワンタッチ
手は寒さに強いですが、足先の寒さには弱い方です。

厳冬期の北横岳ならば、-5℃は必ず下回りますので、私ならば想定2で行きます。八ヶ岳は確かに簡易アイゼンでも通常は問題ありませんが、山頂を踏むならば山頂付近はクラストしていることもあるので、チェーンアイゼンだけでなく、絶対に前爪ある12本爪アイゼンは持参します。上記は日帰りですが、もし、テント泊等を想定している場合、染みこんだ水分で靴が凍るので翌日のことも考えるならばアルパイン3000を選択するかもしれません。

低山でクラストしなくとも、雪が柔らかく深い場合は簡易アイゼンでは歯が届かず、効かないので12本爪アイゼンは持参した方が良いと思います。
お礼 
ありがとうございます
冬靴は高いのでご紹介していただいているモンベルはコスパ面からも候補にしたいと考えております。靴下の性能も大事ですね!
なるほどなるほど!勉強になります。
ありがとうございました。
回答2020年02月10日 11:21 (2020年02月10日 22:21更新)
冬登山初めての時に、夏靴に10本爪軽アイゼンで行って、すぐに冬靴を購入しました。
1回きりで10本爪軽アイゼンは全く使わなくなり、簡単な雪道はチェーンスパイクを使っています。

夏靴で一番困るのは冷えです。爪先カイロは必須です。雪が溶けじわじわと浸透してきたり、ハイカットでも雪が入ることがあります。

冬靴購入は思い切ってワンタッチ本格12本爪と、それに対応したアルパイン冬靴をお勧めします。5年ほど使っていますが安心感があり快適です。使いすぎて爪が丸まったら研げばいいです。
お礼 
ご意見大変参考になります。
ここで質問しなかったら夏靴で痛い目にあっていたかもしれません!
靴選びからはじめます。
ありがとうございました。
回答2020年02月10日 08:08 (2020年02月10日 22:21更新)
take4100さん、こんにちは。

アイゼンの脱落による危険を懸念されているように感じますが、私は柔らかさのある靴への締めつけによる凍傷などもかなり怖いように思います。
とはいえ私も3シーズンの重登山靴で10本爪アイゼン、カジタックスの紐締めを装着することがあります。靴は柔らかさはないものです。標高2000m未満で森林限界を越えず風雪にさらされない位であれば自分は平気でした。あくまで自分は、です。個人差があると思います。
脱落有無の確認を兼ねて、いきなり質問に書かれている山に行くのでなく、もう少し標高の低い山で試してみてはどうですか?
お礼 
minislope様ありがとうございます
凍傷は気になってました!しかも寒がり!ここで冬靴確定となりました(笑)
アドバイスどうり低い山から初めたいと思います。
回答2020年02月10日 07:42 (2020年02月10日 22:21更新)
はじめまして。

妻の場合ですが、
アイゼン:LXT-10アイゼン(カジタックス)
ミッドカットの登山靴:ティトンブーツWomen's(モンベル)
の組み合わせで、
2019年05月08日(日帰り)残雪期 毛勝山
2018年02月27日(日帰り)伊吹山
2018年01月10日(日帰り)谷川岳・天神尾根
へ一緒に行きましたが、特に問題はありませんでした。
(今現在は、冬靴を購入してます。)

その際に、口酸っぱく言った事は、
1.靴とアイゼンに隙間ができないようにしっかりと固定。
 山行中、バンドの緩みがないかを時々確認する。
2.歩行時には少しガニ股歩き。スパッツに引っかけての転倒に注意。
3.雪ダンゴはピッケルやストックで叩いて落とす。
4.フラットフィッティング(最重要)

雪面がガチガチかつ急斜面で、前爪でガンガン蹴り込んで進まないと
どうしようもない様な山行でなければ大丈夫かと思います。
しかしながら、夏靴だと保温性に劣るので、
その点からも、できれば冬靴がよいのではないでしょうか。
お礼 
DON-CHAN様ありがとうございます
スタッフさんからの意見も良いのですがヤマレコさんからのリアルな情報は素直に府におちます。
また注意点も教えて頂き助かりました。
少しずつ知識、装備、経験を積み来シーズンは冬山デビューしたいと考えております。
今シーズンは雪がある山散歩程度から始めます、冬靴必須ですね☆彡
ありがとうございました。