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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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自分のリミット設定(50歳以上の人)
質問2012年02月25日 20:52 (2012年03月27日 22:42更新)
50半ばを越えました。
ソロでバリハイなどをしていますが、まだまだ気持ちだけは若いつもりで行っています。

ところで、山へ行くのに場所やカテゴリー、日程、難度などに何か自分のリミット(限界設定)などしている人はいますか?

例えば、***ができなくなったら**は止めよう、とか、A地図の標準タイムを3回下回ったら、**は止めようとか、変えようとか、、、、。

人間弱い物で自分には甘くなりますね。
いつまでも 「できる」と思ってやるのですが、山で「できない」事を知ったその時は遭難の可能性が高くなりますね。  できる間に、自分への設定をしたいと思って考えています。

昔皆 経験したと思いますが、子供の運動会へ親で出て、「できるつもり」が足が絡まって、多くの人がオタオタします。 皆、(昔のつもりで)頭ではできているのですが、実際は体がついて行かず、できなくなっていることを、知らずにいますね。

年齢で設定するのはナンセンスと思っているので、何かの指標で設定しようと思っています。

どなたか設定しているような方、いらっしゃれば参考に教えてください。(50歳以上の方でお願いします)

よろしくお願いします。
回答2012年03月27日 09:07 (2012年03月27日 22:42更新)
DIYさん 始めまして。
今年の12月で64才になる男性でpeak6497と言います。

加齢による体力の衰えはDIYさんならずとも誰でも心配だと思います。
我流だけど、私なりの体力測定をお伝えします。

毎年この時期(今年も既に決行済)に福岡県の福智山系の大縦走を行いそこでのコースタイムのチェックをします。
タイム測定は前年度比若しくは、最近5年間の平均アベレージで“15”分以上の遅れなら許容出来る範囲かなと思いよければ北アルプスなど含め遠征登山の挙行を決めます。

ちなみに実走行距離は約35kmで、最高峰の福智山(標高901m)を頂点にアップダウンを繰り返しながらの縦走となります。(途中エスケープコースもあります。)
今年の実績タイムは、出発地点(八幡駅)が06時25分で、終了地点(採銅所駅)が17時30分と、総合で11時間05分です。
私としては11時間30分以内で走破出来ればいいので 今年も自分へ合格を出しました。
コースとしては下記の通りです
・八幡駅(標高約25m)→皿倉山(標高622m)→尺岳(標高608m)→福智山(標高901m)→赤牟田の辻(標高791m)→焼立山(標高759m)→牛斬山(標高580m)→五徳峠→採銅所駅(標高約85m)まで約35km

いずれにせよ、御自分で定められたコースを同じ環境(季節、気象条件、担ぐザックの重量など)の下で比較するのがいいのではないか思います。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
こんにちわ!

なるほど、自分なりの計測基準を持っていると客観的にメジャーとなりますね。比較的身近な場所で、ソコソコの距離(概ね終日のコース)で設定すれば年に1度(2年に1度でも)は行けそうですね。

私も一度設定して、2-3回行って平均設定を今のウチにしておこうと思います。貴重な方法をありがとうございました。
回答2012年03月14日 21:44 (2012年03月27日 22:42更新)
DIYさん こんばんわ。

私は全く逆のことを考えています。面白いと思ったので回答します。ただし前提として、私は若いころに登山というほどの登山はやっていないし、最近トレランで山に入るようになって少しかじった程度ですので、若いころとの比較で何か設定できるということもないですし、これはできなくなったからこれをやめておこうという程の数をこなしていません。

さて逆のことですが、どこまでバーを上げていこうかということを考えています。ロードでランニングを始め、トレーニングでトレランやるようになり、トレランの偵察で山に入ったら、これがなんとも楽しい。今までは奥多摩、丹沢、甲州の山くらいしかやったことないですが、八ヶ岳やアルプスやってみようかとか、冬山やってみようかとかを考えてます。また装備や服装の性能や軽量化が進んでいるので、日帰りだけでなくテン泊をもっとやろうかとかも考えてます。またこれまで登った山もバリエーションルートで行こうかとも考えています。経験が浅いだけに限界的にはまだまだのびしろがあるのかと思います。

山はそんな感じでイケイケですが、そうは言ってもトレランのレースでは限界もあると思いますので、自分なりに設定しています。それは持久力の数値ですが、サッカーの審判の体力測定で使う指標です。150mダッシュ30秒以内、50mリカバリー40秒以内、この200mインターバルを連続30本(即ち6km),あるいはクーパー走(12分間走)で3000mでしょうか。これがクリアできなくなったらたぶんレースで追い込むのはきびしくなるので、記録を意識しない活動をメインにしていくのだろうと思っています。

DIY さんの7割理論には賛成で、自分も感覚的にはそんな感じで山に行っているのかなと思います。歳はとっても経験値が上がるに従って余裕が出てきますので、危険を感じたことはありません。またそれなりに体重の管理やトレーニングを積んでいるので例(子供の運動会)に出されているようなことも今のところはない(将来はそうなるかもしれませんが)ので週末の山行は楽しめています。
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お礼 
こんにちわ、お礼遅くなりました。

私も20代や 45過ぎて再登山を始めて50を越えるまでは、まったくこのようなことは考えませんでした。 やればやるだけ自分のできる能力(体力)が上がって行ったからです。50になっても30くらいの人を越して歩きます。

伸びている時は、特に限界の設定はあまり考えなくて良いかと。問題はそれが止って(グラフで言えばテーブル上ですね)、更に右肩下がりになってきた、(なる事が想定された)時以降だと思います。これは50半ばか、遅くとも後半には誰にでもやってくるかと。

体力や判断力が下がって行きますが、本人の感覚は以前のまま。(誰しも認めたくないですし、自分のことなので甘くなりますね)

その時に、客観的に自分の能力判断ができるのだろうか?
甘えてズルズル行って、気が付いた時は、救助を呼んだ時ではないかと。

どこかに、自分なりのマイルストーン、ハードルを置いておかないといけないのではないか?
 私は、そろそろそれを感じ始めた年頃です。
(なのでチャレンジは、今年を最後の年にしようと考えています。チャレンジと言うのは、今まで行けない、長年行きたいと考えていた難ルートを 踏破することです。登山を止めることではないですが)

設定」そのものは自分なりに考えてみたいと思います。
回答2012年02月26日 15:21 (2012年03月27日 22:42更新)
DIYさん、ミクニです。以前?レスしたことがあるように思います。プロフィールにある、バリ初級、中級、上級はとても参考になります。

さて、来月に57歳になります。山は15歳?で始めて
23歳で中断。49歳から再開し8年がたちます。
限界範囲というか、この年と技量では、まずは安全第一を考えます。学生時代社会人山岳会に属していた頃は
中央や南、北アルプスの冬山、滝谷クライミングなど経験しましたが、大昔のことで、山登りには、昔取ったキネヅカ は当てはまらないと思います。今の技量と体力、脚力、気力で登る、登れるであろう山を選択しています。山に登れる健康体である限り、年齢は基本的に関係ないのではないでしょうか?3000メートルも山、300メートルも山で、それぞれの楽しみ方があるのではないでしょうか?
神奈川県丹沢に、塔の岳という1400メートル位の
山があり、大倉尾根から登る人が多くいます。昭文社の
コースタイムで3時間30分くらいでしょうか、レコを読むと早い人は1時間40分くらいで登られます。私はせいぜい2時間40分から3時間です(だいたい、最初は二日酔いなので、弁解?)他の人と競争はしません、
山登りは、時間の競争ではありませんから。でも健脚の
方は、それだけ1日の行動範囲が広がるのでうらやましいと思うことはたまにありますが。
5 ポイント 役に立った
お礼 
こんばんわ、早速ありがとうございます。

>年齢は基本的に関係ないのではないでしょうか?
その通りだと思います、なのでこの質問をしました。
年齢で決められれば、それで決まるのである意味簡単です。

そうではないので、自分の本当の力量と対象の登山レベルのマッチングを測る必要があるのではないかな?と思った次第です。
そして、「自分の思っている力量」と「本当の力量」は年々開きが出て来くるのではないかと。

自分の本当の力量を知らずに、山に入りアクシデントが起きて、初めてそれを知って、 マー時間がオーバーした程度なら笑って済みますが、、救助隊出動にはしたくなくて、、、。

何かのマイルストーンとういうか、判断基準というか、今のうち(判断が正常に客観的にできるウチ)に設定しておくべきかな?と考えた次第です。

自分は 7割までの力量で登山をするようにしています。3割はアクシデント用の余力ですね。
でもこの7割というのが果たして守れているのか?
実際は8割か9割になってしまっていないか、と自問しています。 タブン60,70になればなるほどこの自分への基準設定が甘くなると(誰でもですが)思います。
これが、中高年の登山事故が多い理由かと、、。

チョット真面目過ぎますかね??笑