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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 1装備
石突がないピッケル
質問2021年01月25日 21:56 (2021年01月31日 22:12更新)
CAMPコルサのように石突がないピッケルをたまにみかけます。
これってどのように使うのでしょうか?
普通に雪に刺せばいいのでしょうか?
単純に難易度の低い雪山でなら問題ないでしょうか?
回答2021年01月31日 17:12 (2021年01月31日 22:12更新)
遅レスですみません。
通常型ピッケルと石突き切断型ピッケル(商品名:ペツル レーサー)の両方を使っています。

石突き切断型を購入当初、軽い事が嬉しくてどこへでも持ち歩いていました。
唯一・最大の欠点は、雪面が締まっているとシャフトが雪に全くささらないのです。
何度か冷や汗をかかせられたので、今では山スキー専用品になりました。
スノースコップのシャフトとして使用に便利です(笑)。

縦走に使うのでしたら、石突きを省略するメリットは全くないと思います。
ちなみに、ピッケル不要と判断した時はブラックダイヤモンドのウィペットで歩いています。
お礼 
gankoyaさま
遅レスむしろありがたいです。
雪質がしまっているとシャフトが刺さらないのですね?
ピッケルを縦走に使うのでしたらメリットないのですね。
ありがとうございました。
回答2021年01月28日 12:34 (2021年01月28日 16:31更新)
チョットした段差で"石突方向にピッケルを深く突き刺し登る"ことは私も良くあり、ストックとは格段な安定や安心の違いを感じます。アルミパイプをカットしただけのシャフトでもスノーバーと同じで問題なく機能すると思います。

アルミパイプは十分に吟味して選んでいて表面処理もしているかもしれないので錆びたり粉をふくことはないと思います。石突の有無でなくシャフトの強度が問題だと思います。テコの原理でチョットした力がかかるとアルミシャフトだと曲がってしまうと予想します。強度を出すには厚くすることになるので重くなり本末転倒です。入門ルートの文三郎尾根などは曲がる可能性が大だと思います。曲がったシャフトを戻すのはかえって致命的な故障が懸念されます。そのまま使うしかありませんが、長期的に使うとストレスになると予想します。(スノーバーや登攀具、テントポール、コッフェルなどアルミをたくさん使います。アンテナやスノーバーの材料でお世話になってる天野アルミHP( https://www.amano-alumi.com/web/pdf-80-81.pdf )にアルミに関して解説があります。)

サレワのアルミアイゼンやアルミスノーバーで凍った岩稜や滝を登っていたのだから、アルミパイプを斜めに切っただけで十分に効くはずです。でも、ガツンとやれば曲がるかもしれないし、毎回のやすり掛けは必要だと思います。

石突き無しのアルミシャフトでアイゼンを叩くのもだめです。プレートが有っても春山だと団子になりがちです。石突があってもグラスファイバーや木のシャフトだと微妙ですが、石突付きのスチールシャフトだと気楽にやれます。
お礼 
なるほどです。
細かい点でいえば、石突がないと、それなりに デメリットがありそうですね。
現実的でわかりやすかったです。
おそらく多様な現場を経験されているの方かと思いました。
ありがとうございます。
回答2021年01月26日 20:10 (2021年01月26日 22:01更新)
森林限界超えてクラストした雪面だと、石突刺さらんです。そんな状況だと、ピック叩き込んで確保するので、あんまり変わらんじゃあないですか?

杖替わりに持っていくなら石突あった方が良いのでしょうけど。
お礼 
ありがとうございます。
斜度がそれなりにあって、積雪が深いとき、石突方向にピッケルを深く突き刺し登る、もしくは、レストすることがあります。
でも、先っぽがあってもなくても、かんけないのかな?刺さりさえすれば。
空洞部に雪が詰まって錆びそう。
そんなことないですか?^^;
回答2021年01月26日 18:57 (2021年01月26日 22:03更新)
CAMP コルサナノテク 70cm を使っています。270g
氷の壁でも登らない限り、こんな程度でヒマラヤの6,000m級に持っていきます。((笑))
装備品で大切なのは登る山に合わせた軽量化と汎用性です。
必要以上の性能は重くなるだけで無駄です。
山に合わせて装備品を選びましょう。

石突を必要とする山であれば、アイゼンの選択も重要ですね。
 
お礼 
なるほどです。
結局のところ、日本の山登るのに、石突って、ほとんどいらないんじゃないのかな?
なんて思うようになりました。
ありがとうございます。
回答2021年01月26日 12:47 (2021年01月26日 14:09更新)
好日山荘横浜西口店のブログ( http://blog.kojitusanso.jp/yokohama/2020/12/camp-corsa-0d62.html )に解説があります。山岳レース用が起源だと聞いたことがあります。1レースで使い捨てでも賞金やスポンサー料で黒字になればOKなので耐久性が低のもあるようです。
お礼 
ありがとうございます。
なるほど〜。
冬季、北横岳や四阿山、武尊山など、
御守り程度でピッケル持って行きます。
その程度ならば、これで全然オッケーですね。
回答2021年01月25日 22:27 (2021年01月25日 22:34更新)
主に、難易度の比較的低い残雪期(5-6月とか)等に使用してます。短く軽量なため、ピッケルが必要か迷う時、お守りに持っていく時もあります。石突がないので、当然氷化した雪面では弾かれます。アイシーな状況が想定される場合は、ちゃんとしたピッケルを選ぶ等、使い分けします。
お礼 
ありがとうございます。
なるほど難易度低い山でならokなのですね。
アイシーな山にはまず行かないかと思います。
というか 石突ピッケルももちろん持っているので、その可能性があるときは、
そちらを持参することにします。