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クマ対策
質問2022年05月22日 18:09 (2022年06月07日 21:06更新)
さっき秋田のニュースを見ていたら、男性が熊に襲われたそうです💦
自分は秋田の知り合いも仲間もいないので、単独で登山に行きますし、そういう経験がないのでわからないんですが、実際に熊と遭遇した場合はどうしてますか?熊撃退スプレーが効果的とか、鈴は意味がないとか色々ありますが、ネット情報は便利なように見えて、実は間違った情報もいっぱいあります💦
なので、今後も安全で楽しい山登りを実現したいと思っているので、体験者の方がいたらアドバイスを頂けたら嬉しいです😌
回答2022年06月07日 21:06
 奥多摩や高尾などを主に単独で登山をしています。一昨年、熊と遭遇しました。遭遇した状況は最悪に近かったと思います。離れた茂みから熊が飛び出し、僕に向かって来ました。僕の寸前で熊が方向転換してくれたので命拾いをしましたが、あまりの恐怖に1ヶ月ほど山に足を運ぶことが出来ませんでした。その後も単独登山を続けていますが、今でもその恐怖が抜けません。
 僕が行っている対策は次の3つです。
1,熊の活動時間帯である早朝は避ける。
2,僕の存在に熊に早く気づいてもらう。具体的には、熊よけの鈴を複数揃え、スマホに録音しておいたラジオ番組をかけています。騒々しいですが、すれ違う人の殆どいないところばかり歩いていますので、迷惑にはならないと思っています。
3,熊撃退用のスプレーを持つ。即使えるようにスプレーは腰のベルトに挿しています。尚、熊よけスプレーはツキノワグマ用を使っています。ツキノワグマ用は水性ですので、水で洗い落とすことが可能です。
 これらの対策がどこまで効果を上げているのかは分かりませんが、対策をしているという安心感は得られます。
 参考にしていただければ幸いです。
回答2022年05月30日 08:15
その地域の熊の特性というのがあるのかもしれませんが、今までに奥多摩と尾瀬で2度遭遇してます。
どちらも20〜30m先で自分より先にこちらの存在に気づいて草むらに隠れてジッとしていました。
その横5mくらいを気付かないふりをして通り過ぎました。
相手が先に隠れてくれているなら襲ってくる気はないと思うので、熊鈴でこちらの存在を知らせてあげるのは重要だと思ってます。

鹿やカモシカは熊鈴では逃げてくれませんが逃げ出すと走り去って行くので音が違います。
熊を目視したのは前述の2度ですが、熊らしい音は更に何度か聴いています。熊は私達の気付かないところでジッと潜んで人間をやり過ごしているんだと思います。
とにかく不意に出くわす前に、熊にこちらの存在を知らせてあげるのが重要だと思ってます。
回答2022年05月26日 19:40 (2022年05月26日 19:42更新)
中央アルプスから下山してきて伊奈川渓谷の林道で兄弟と思われる熊2匹と20mほどの距離で遭遇しました。
慈しみと敬愛を持って優しく見つめて目が合ったら、優しく見つめたままゆっくり後退りしたところ、熊さんが谷に向かって逃げました。
とても穏やかで、争いを好まない生き物と感じました。
平和な熊さんとの遭遇でした。昨年の8月下旬です。日差しを避けるために傘をさしていました。
回答2022年05月24日 21:21 (2022年05月24日 21:22更新)
出会い頭は避けようがなく、運が悪ければ爪の攻撃の可能性もあると思います。赤岳鉱泉から硫黄岳へ登りが始まるところで目前を転げ落ちるようにクマが通り過ぎたことがあります。出会い頭は運です。
ツキノワグマなら1M程度で人間の方が大きくなります。クマの方が先に気がつけばたいていの場合は逃げていくと思います。ガラガラと音がする方向に逃げていくクマを見ます。鈴などがなくても野生動物は他の動物に気が付くと思います。
奥多摩と御坂と足尾で数十メートル先の登山道を悠々と横切っていくクマを見ました。クマがこちらに気が付いているのかは不明です。立ち止まって少し待てばどこかに行ってしまいます。
河原の草原であおむけになって何かにじゃれるようなクマを見たことがあります。人間以外の動物は食べ物の確保にほとんどの時間を費やすそうです。一度手に入れた食べ物には執着するらしいです。それを邪魔するような行為は避けるべきだと考えます。
子連れクマを威嚇するのも危険な感じがします。
回答2022年05月24日 17:42 (2022年05月26日 14:21更新)
阿弥陀岳から御小屋尾根を降りてきて、林道区間に入ってゲートまで半分の所まで来たとき、曲がり角から突然大きな秋田犬が現れ。
猛烈に吠え、じりじりと距離を詰めようとします。その距離は20メーターくらい。人が付いていないので、飼い主を呼びますが、なかなか現れません。野良犬とどう戦うかと諦めていると、やっと飼い主が現れました。登山には縁のなさそうな中年の男。多分、熊注意の看板のあるところなので、犬の相手が人間と分かってから、おもむろに現れた感じ。
それ以来、ザックにサバイバルナイフを入れています。
幸い、それを使う機会は今までありません。
雪の降り始め、雪の上の熊の足跡を見つけ、逃げ帰ったことがありますが、熊に会ったことはありません。熊鈴はつけています。いつも下を向いて歩いているので、木陰からこちらを見ている熊さんに気が付かないだけかも。
私の周囲にはキノコ狩りをする人がたくさんいますが、森にはいるときは一人でも複数でも熊鈴をいくつも付け、さらにラジオも付けています。もし熊鈴に近寄る習性の熊がいるとすれば、鈴を鳴らし、近寄ってきた熊を駆除すればいいのではないかと思うのですが。
(追加です)
後の回答者さんの「鈴がなくても野生動物は他の動物に気が付く」に異論があります。
かつて私の前(10メーターほど)を歩いていた狐は私が咳払いするまで私に気が付きませんでした。けして子狐や病気の個体ではなく、毛並みもよく、しっぽも丸々フサフサした、ゴールデンレトリバーのような大きさの狐でした(行き倒れの子狐や瘦せこけた狐、足を怪我して引きづっている鹿を見ると悲しい気持ちになります。その反対に健康そうな野生動物を見ると嬉しい気持ちになります。)。咳払いの後、後ろを振り返った狐は、特に驚いた風もなく優雅に速足で逃げて行ってくれました。野生動物にも猫や犬のようにそれぞれ個性があり、私のあった狐はおっとりした性格だったのかもしれませんが、やはり積極的に人間の存在を知らせることに意味はあると思います。
蛇足になりますが、私の熊鈴は人鈴の意味もあります。鈴をつけていないころ、2回ほど登山道のわきでおしっこをしているおばさんに会ったことがあります。それに気が付くと速足で通り過ぎましたが、こちらが悪いわけでないのに悪いことをした気持ちになります。鈴をつけるようになってからは、そのようなことはありません。
回答2022年05月24日 15:48 (2022年05月24日 16:45更新)
鈴は、熊相手には効果が無いもしくは薄いかもしれません。ここ数年は鳴らしてても年数回熊を見ます。でも私は鈴は鳴らします。他人に熊じゃない者が近づいていることを知らせるためです。たまに急に「ガサガサッ」と音を立てて人間が走って接近してくることがありますが、いい気持ちではありません。その時に足場が悪いところにいたら事故の元です。

そういえばカモシカも鈴で去ってくれた印象は無いです。道の上で数回対面したことがありますが緊張します。以前、片側が壁の林道にて対面し、カモシカが走り去る際、片側が壁なので私の方に向かってきたことがあります。体当たりされたら確実に負けます。

場所にもよりますが、とても気になるときは爆竹使います。効果の程度は不明ですが、自分の気持ちは少し安心します。
お礼 
Leafsさんコメント頂きありがとうございます。
爆竹ですか〜、現場を運営している時に猿の集団に出くわして使った記憶があります。
あとは、運動会で使う鉄砲ですかね?
いずれにせよ、そういう方法も手かも知れません。
ありがとうございました。
回答2022年05月23日 20:40 (2022年05月23日 20:44更新)
kazukazu51-iさんへ
追伸です。すみません!失念していました。
遭遇した時の経験談はどうしてるでしたね。
3年前の霧の中、夕張岳に登り下山中に(約10分後) 行く時に無かった登山道の真ん中に大きな黒い石?? と思った瞬間に熊だ!!って胸中で。ゆっくりとこっちに来るでは有りませんか?一瞬に死んだ!って思いながら、熊の目を直視しないで胸元くらいを見て両手を大きく広げて“何もしないよ”なんて呟きながら数歩後退してもゆっくりと接近して来たけど、一瞬停止してくれて、振り返り一目散に山頂方向に走りましたよ
30分位経過した時に下山もまだハイマツの隙間から耳が見えましたので、再度山頂に戻り20分位? 今度はと思い下山すると右方向にガサガサと音が…まっしぐらにそのまま下山して、役場に情報を入れると謝礼と芦別岳も登山禁止となっている旨報告を受けました。それ以降恐怖で道内の山は登れませんでしたね。今でも少しの音で熊!って思ってしまいます。何を言いたいか?大きく見せながらゆっくりと後退するが大事かと思います。進んで襲わない固体と遭遇した事で幸運だったと思います。運です
お礼 
e1978さん
再び回答を頂きありがとうございます。
しかし怖い思いをされたんですね。けれど、そこでそういう判断が出来るのはすごいです。
大きく見せながらゆっくりと後退するが大事ですね!参考になりました。
回答2022年05月23日 19:25 (2022年05月23日 20:39更新)
基本的には、熊は、こちらが声を出したり、音を出していれば、向こうから逃げてくれるもんだと思ってます。今までだいたいそうでした。
だいたい近くに居るときは獣臭がするので、そういうときは、声を出しながら歩きます。スプレーはあくまでお守りですね。あと、山の中のカーブ等で先の登山道が見えてないと意外と音が聞こえません。熊が襲う事件が出会い頭が多いとされるのは、結局、相手が自分の存在に気づかぬまま対峙してしまい、興奮するからでしょう。

確かに熊によっては、人間だからこそ寄ってくるという個体もいますが、そういう熊は、人間が餌になるものを山の中に残したり、知床のように故意に餌をやったりして、人間が食べ物を与えてくれる存在だと認識している熊の場合なのではないでしょうか。

なので、一般的には、自分の存在をしっかりアピールして歩くことが大事だと思ってます。特に、先の登山道が見えない箇所は要注意です。
ソロの時は、特に五感を総動員することが大事だと思います。そのため、ラジオは鳴らすのは、かえって周囲の音や気配を聞こえなくするので、私はオススメしません。だいたい山の中でラジオが聞こえると興ざめですし(これは私個人の場合です)。
お礼 
tekektek2003さん
回答を頂きありがとうございます。色々な意見があるなと拝見していました。
本当は誰かと一緒に登れれば良いんでしょうけど、なかなか・・・
でも、五感を総動員は参考になりました。
回答2022年05月23日 18:49 (2022年05月23日 19:06更新)
私見ですが…固体に寄ります。ヒグマに何度か遭遇(10m位)しましたが、笛やラジオ等でも逃げません。(羅臼、夕張も)経験上何の役にも立ちません。むしろツキノワグマの方が獰猛かと思います。数年前に東北で5人?襲われて人肉が胃の中からの報道が有りましたね。それ以降…
森吉山近辺で検問してました。警察曰く、ホイッスルやラジオは使用しないでほしいと言われました。何故? そこに人間が居る事を知らせてる事になるからと
これからは、好物の根曲がり竹を求めて沢山の方が登山道を歩くかと思います。
熊のスプレーなんか咄嗟の時に命中させることは(手が震えて)無理かと思います。失敗したら終わりですね。向こうから逃げてくれることを願うしかありません。
寧ろ、熊よりも道内の“マダニ”の方が怖いとおもいますが…どうでしょうか?

追伸。笛よりもペットボトルをねじった音に弱いと?知人から聞いた話ですが…本当?
お礼 
e1978さん、回答を頂きありがとうございます。
ホイッスルやラジオは逆に人が居ることを知らせてる・・・確かにその通りかも知れません。
でも、実際の話ですけれど、クタクタになって登っている時に遭遇してしまったら逃げる体力もないですよね(^^;
なので、向こうから逃げてくれることを願いつつ、ソロ登山だけに静かにソロッと登ります(笑)
回答して頂きありがとうございました。
回答2022年05月23日 08:33 (2022年05月23日 08:59更新)
はじめまして。
先に気づいた熊が逃げていくのを見送っただけというケースを含めると、5回遭遇しています。
基本的なことはMIKA_DUKIさんが書かれた通りだと思います。
私の経歴から付け加えると、「自分に胆力が付くのを待つ」という、あまり役に立ちそうにないアドバイスしかできません。
1回目の遭遇では、あまりの事態に、逃げていく熊を呆然と眺めていることしかできませんでした。こんなダメっぷりでは、本格的に遭遇したら何も出来ずに殴られて死ぬなと、なかば諦めて(覚悟を決めて)孤独な山歩きを続けてきました。11年後に本格的な遭遇をしたところ冷静な対応が一定程度(完璧ではありませんでした)できて、自分でも意外でした。「孤独な山歩きを続けて胆力が付いた」と考えています。
また、経験上、人の声は有効だと思います。過去の出没地域・痕跡のある場所・なんとなく怖くなくった時は、「ほほーい」とか適当に声をあげています。また、私はポールを使わないので、使えそうな枯れ枝を拾って備えるということもあります(必要になったことはありませんが)。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
お礼 
milanoさん、回答を頂きありがとうございます。
自分はホイッスルを購入しようと思っていたんですが、人の声の方が意外に効果があるかも知れませんね。是非とも参考にさせて頂きたいと思います。
ありがとうございました。
回答2022年05月22日 21:40 (2022年05月23日 06:06更新)
はじめまして。
奥多摩で20〜30mの距離で、ツキノワグマに鉢合わせた経験があります。
結論から言うと、何もできませんでした。
私はただフリーズしてただけで、幸いクマのほうが逃げてくれて何事もありませんでした。
鈴(ラジオなども)はベテランの方やレンジャーさんに聞いたところ、「違和感のある音を感じさせるだけの事」だそうですが、それはクマに限らず野生の動物たちが違和感を感じて去ってくれれば効果があると言えますし、何の違和感も感じない個体には効果がないと言えるでしょう。
熊撃退スプレーは、スプレーの効果がある範囲(ほぼゼロ距離)でクマと対面してるときに、冷静に使いこなせる自信があるかどうか、ではないでしょうか。
前述のとおり、私は身動き一つとれませんでしたので、スプレーを持っていたとしても使えない自信があります。
ネットの情報が、と言うよりは相手(動物)も性格があり鈴やラジオを何とも思わない個体がいてもおかしくない、また、接近してしまった際に自分自身が対処できるほど冷静でいられるかどうか、だと思います。
クマとの遭遇以降も私はほぼ単独で山歩きしてます。
痕跡や匂いで近くにいるかもしれないシーンは多々経験していますが、次に遭遇してしまった場合に自分自身がどう対処するのかは、正直そうなってみるまでわかりません。
野生動物との接近も含め、山歩きはそもそも大きなリスクを伴う遊びだと認識しています。
どんなに小さな里山でも、100%の安全などありえないとの覚悟で山歩きを楽しませてもらっています。
お役に立つかどうかわからない長文を書き込み、失礼いたしました。
どうぞご安全にお楽しみください。
お礼 
おはようございます。ご丁寧な回答を頂きありがとうございます。
確かに地震と同じで、熊と遭遇しても何も出来ないかも知れませんが、スプレーだったりラジオなど、自分でやれる対策はしつつ山登りを楽しもうと思います。
ありがとうございました。