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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

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緊急度 4カラダ管理
糖尿病と登山の付き合い方
質問2022年10月03日 13:31 (2022年10月08日 07:40更新)
先日、糖尿病と診断されてしまい、現在入院中の者です。
糖尿病治療に当たり低血糖のリスクがあることを知り、山行中に低血糖が起きてしまったら遭難する可能性があります。これにより、登山とどう付き合っていけば良いか考えています。
糖尿病を抱えながら登山をしている方がいましたら、どのようなリスクヘッジ又は態様(低山限定にするとか日帰り限定にするとか…)で登山をしているのか教えていただきたいです。もちろん、低血糖以外のことでも構いません。
糖尿病で登山とどう付き合っていけば良いか、広くアドバイスください。
回答2022年10月07日 22:38 (2022年10月08日 07:40更新)
はじめまして、内科医です。43歳の年令と治療内容みると、ほとんど制限事項無しでよいと思います。脱水に注意とあれば、週1回注射はトリルシティの系統、経口薬はジャヌビアの系統でしょうか。これだと効果はしっかり穏やかで、低血糖の心配もないと思います。治療法の進歩はありがたいですね。血糖がちゃんと下がっている、そしてこれまで合併症が起きていないというのが前提ですが、脱水に気をつければ、山中泊を含む登山でもハンディキャップはないと思います。
お礼 
心強い回答ありがとうございます。
明日退院となりますが、今後は、スーグラ(尿に糖を排出させる薬)内服とオゼンピックの週1注射で治療していくことになりました。血糖値以外は合併症を始めとした問題ないとのことです。
脱水に気を付けます。
回答2022年10月05日 02:32 (2022年10月05日 07:42更新)
はじめまして

自覚症状がないままに血糖値が上昇し気付かないまま進行するのが糖尿病ですね。

糖尿病初期の管理入院でしょうか?
今後は服薬すること?により血糖値をコントロールすることになりますけれど、いきなりの登山ではなく軽い運動を暫く続けて現在の運動後の様子の経過観察されてみられては?

病気、服薬により身体から糖分と一緒に水分が大量に出てしまい砂に水が貯めれないような状態が糖尿病だと理解しています。
水分補給が重要で特に暑い時には脱水症状が進みやすくなりますので、水を多く持ち、こまめに水分を取ることをお勧めします。

グルコシダーゼ阻害薬というお薬を服用している場合はブドウ糖以外の砂糖は吸収されにくい状態となっています。
低血糖になったら必ずブドウ糖を摂ってください。 人工甘味料(キシリトール、ソルビトール、パラチノース、アスパルテーム)を使った甘いジュースやお菓子ではブドウ糖を補うことができず低血糖を回復できません。あらかじめ商品のパッケージなどで成分を確認しておいてください。

疲れやすくなり糖分の補給も必要となります(お薬を忘れずに)がチョコレート、アメ🍬は即効性がありませんので低血糖値を早く改善したい時はショ糖(くだもの)を。くだものを小さなパックに入れて持つ、ジュースを持って行く、休憩を多く(同時に水分補給)など。

朝食にはパンではなくご飯をお勧めします。
パンは消化が早く血糖値が上がりやすいですので低血糖値時対策の行動食などに。ご飯は粒が緩やかに溶けるので血糖値も比較的穏やかで持続運動をする場合手助けになります。
お礼 
アドバイスありがとうございます。
管理(教育)入院です。半年前まで異状なしだったので、まさか自分が糖尿病になるとは思いもしませんでした。
薬は、飲み薬に加え、週に1回のホルモン自己注射となります。
脱水症状に気を付けます。
ブドウ糖は、病院の売店で購入しました。ハイキングにも常備します。
しばらく登山は控えた方が良いのですね。近場のハイカーの多い低山ならいいかなと思っています。