ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコ質問箱 > カテゴリ山の情報 > 西穂高独標→ピラミッド方面の下り方

ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

回答受付中
緊急度 3山の情報
西穂高独標→ピラミッド方面の下り方
質問2012年06月04日 15:55 (2012年06月09日 18:17更新)
初めての質問です。
昨年の秋に西穂高独標まで行きました。その際に独標から西穂方面の下を覗き込んだら、まるで垂直な断崖に見えました。独標から先は初心者厳禁と山荘にも記載していますが、いつかは西穂も行ってみたいです。
皆さんはどうやってこの独標からの下りを経験し、ピラミッドピークまで行ったのでしょうか。
僕が覗き込んだ場所が偶々すごかっただけで、結構下れるのでしょうか。やっぱりガイドさんと行かないとダメなのでしょうか。
どうか、アドバイスお願いいたします。
回答2012年06月07日 22:48 (2012年06月09日 18:17更新)
こんにちは。
私も昨年に西穂高岳・・・ピラミッドピークを越えて2回ほど行きました。
1回はヤマレコにも載せています。私は初心者で高度感になれず、他の山でもかなり怖い登山を経験・・・ベテランなら簡単なコースですが(笑)

西穂も当初は同じでした。単独の日帰りで西穂高岳に行きましたが、最初はかなり怖かったですが、皆の後に付いて行けばさほど厳しくないです。ピラミッドピークも独標から見ると無理だ〜怖いと思いましたが、行けばそれほとでもなく、手ががり足がかりはちゃんとしていて
高度感もさほどありません。
ガイドを頼むほどのコースではないので、誰かベテランなどや、グループの後に付いて行くとコースも解りやすく行けます。ピラミッドのピークより西穂高岳の登りが少しだけ急で、この下りがやや難しいですが・・ここもほかの方のルートや足ががりを見ていれば大丈夫です。

グループのベテランや奥穂に向かうザックの大きいベテランの後ろに付いていくのが良いです。
場合によっては教えてもらうのもアリですね。独標で休憩しているベテランに話しかけて、付いていくのが無難です。最初は私もロープウェイで知り合った方と登り、教えてもらいました。

私も結構怖がりですが、西穂高まではこんな感じで行けますから大丈夫です。とくにピラミッドは難しくないです。

こんな感じで無事に行って楽しんでください。
この程度だと慣れれば楽しいです。
八ヶ岳の硫黄岳〜赤岳も良いトレーニングになると思います。
お礼 
ご回答ありがとうございます!
実は昨日赤岳日帰りに行ってきました。とても高度感がってスリル満点でした。でもなかなか高さにはなれませんね。とくに問題はなかったのですが、やはりあのときの独評から見た角度は・・・。もう一度行くときにはキチンと下りる場所から見ようと思います。また、ベテランの後をこっそりついて行こうとも考えてます。
回答2012年06月05日 18:31 (2012年06月06日 00:22更新)
初めまして。

私は数年前の4月(積雪期)にピラミッドピーク(だか独標だかどっちだか忘れましたが、とにかく西穂に行きました。)を下りました。

もちろんアイゼンピッケルでしたが。

雪の状況はアイゼンの刃の跡がつかないくらいの堅雪。

ピラミッドピーク(独標?)の下りそのものは無雪期でも積雪期でも慣れている人が慎重に後ろ向きでクライムダウンできる程度の易しい岩でしたが、私は念のためお助け(数メートルの短めのテープスリング)を固定し利用しました。確か残置のピンがあったように記憶しております。

フィックスしたので、後続の方々も利用されていたようです。

もし不安ならこのような手段も簡単にとれますが、それ以前にこういった場所に不慣れだったり、クライミング経験がなかったり、ご自身での判断が出来ないのであれば、やめておいたほうが無難かと思われます。

ちなみに私はどんなに易しいハイキングでも、ちょっとしたスリングやお助け程度は念のためお守りとして持参しています。ツェルトと同様です。

西穂に行くなら私なら絶対にお守りにロープは持参します。
突風や視界不良などの天候急変やルートミス、セルフレスキュー等に備えるためです。

弱っちい私にとってはイザという時のロープは強い味方だからです。
お礼 
お返事ありがとうございます。
確保があると安心ですね。ヤマケイのDVDアドバンスシリーズを見てみると可愛らしい女性のアルピニスト?が楽々に踏破して行く姿に嫉妬さえ覚えます。
でも実はそんなに甘くないことは独標に行って見て分かりました。
せめて確保のイロハは把握しておく必要もありそうですね。
回答2012年06月04日 19:04 (2012年06月04日 23:03更新)
 初めまして。私はロッククライミングはやりませんが、南ア/中ア/北ア/八ヶ岳等の鎖がある登山道はほとんど歩いたことがあるレベルの者です。

 2年くらい前の秋に西穂山荘からジャンダルム、ロバの耳まで往復しましたが(諸事情で縦走しなかった)、私の感覚では西穂独標の下りルートが一番分かりにくかったですし、同じように最初に見下ろしたときは「マジでここを下るの?」と思いました。ただ、実際のルートは見下ろした場所より右側(東側)にあり、両手両足を使いましたが鎖無しでも登り下り可能な場所でした。このルートは独標から見ると分かりにくいのですが、逆方向の西穂から独標に登る方向だと簡単に分かります。ある程度広い範囲の斜面の様子を観察すれば、一番簡単に下れそうな場所を判断できると思います。

 他の鎖が付いた場所の難易度を考えれば、普通ならここに鎖が付いていて当然な場所かと思います。想像ですが、初心者が安易に西穂方面に入らないよう、わざと鎖を設置していないのだと思います。

 少なくとも当時は西穂独標〜西穂間では一番難しい場所だったと思います。逆にいえばここさえ突破できれば他は迷うようなことは無いと思います。ただ、昨年だったか西穂独標の下りで一部崩壊があり、ルートが付け変わったはずです。難易度が上がったのか下がったのかは知りません。ただ、当時の現場の難易度は、他の岩場の登山道と比べて技術的に特に難しかったわけではありませんでした(入口が分かりにくかったですが)。

 正攻法は、自分でルートと危険度が判断できるよう岩場の場数を経験することでしょうか。経験を積めば現場を見て自分の力量で突破可能か不可能か判断できるように自然になるかと思います。ここまで達すれば、間違いなく突破できる場所でしょう。

 次の手段は他のパーティーが出発した直後に付いていって正しいいルートを確認すること(笑)。シーズン中であれば早い時間帯ならば何組かガイド付きで西穂に向かう人がいると思います。私の時は2人くらいいました。ただし、そのルートを見て自分で突破できるかどうかの判断力は必要です。最後は自己責任ですから。
お礼 
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
やっぱり私の見たところは下りるところじゃないですよね!後から何となくそんな気がして。。。でもどちらにしても後ろ向きで急な岩場を下る行為はビビリな私には簡単ではありません。

でもそのうち西穂もクリアして、ジャンダルムに登るのが夢なので頑張ります!
ああ、北アルプスは行きたいところが沢山あって、長い付き合いになりそうです。
回答2012年06月04日 17:09 (2012年06月04日 22:55更新)
hasebowwさん、こんにちは。

アドバイスになるかどうか分かりませんが、
不安ならガイドさんと一緒に行くのがたぶんベストな選択だと思います。
が、ガイド料は正直けっこうなお値段ですよね(笑)
ならば、ガイド料分をほかの山行費にあてて、経験を積んでからトライするのも手かと。
個人的には岩場と高度感に慣れること(または怖くても冷静に行動できること)が必要だと思います。
具体的にどの山で経験を積むべきかについては、的確なアドバイスができません。
ひとつの考え方として、西穂は目の前にあるひとつの目標にして、
GOできる自信が得られるまでいろんな山に登ってみるというのもアリかと。
他の方もメッセージを書いてくれると思いますので、
いろいろ読んでみたうえで、トータルで考えてみるとよいかもデス☆

ちなみに、ボクが西穂に登るまでの山行は以下の通りです。ご参考までに。

初回(09.9月/日帰り)
ロープウェイ大混雑で出遅れ、途中でガスが出てきたため丸山付近で撤退。西穂ラーメン(ウマ〜♥)を食べて帰る。

それから…
長野◎木曽駒ヶ岳&宝剣岳(岩場&クサリ場あり)
滋賀◎竜王山(岩場&クサリ場あり)
兵庫◎須磨アルプス(岩場あり)
長野◎燕岳(合戦尾根はアルプス三大急登のひとつ)
長野◎唐松岳(初の残雪期テン泊)
兵庫◎雪彦山(岩場&クサリ場あり)
長野◎涸沢(奧穂を目指すも雨天のため登らず撤退)
長野◎槍ヶ岳(新穂高側から1泊2日テン泊で。岩場&クサリ場あり)
を経て、

2回目(10.8月1泊2日)
初日に西穂山荘でテン泊。2日目にテントを撤収して、ほぼ空身(水と軽食、カッパ程度)で西穂へ。独標以降西穂までは結構怖かった記憶があります。が、西穂からの復路は高さにも慣れたせいか往路ほど恐怖を感じませんでした。
お礼 
ご回答ありがとうございます!
私への回答なのに、hansusyaさんの山行を読むのが楽しかったですww
やっぱり場数を、経験を増やす事で自身を付けるのが近道のようですね。
今年の夏は槍を目指してますが、いつか西穂、奥穂の縦走が出来るように頑張ります!