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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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一日の消費水量について
質問2023年08月08日 13:48 (2023年08月13日 01:17更新)
そろそろ3日以上の縦走をしようと思うのですが、縦走している方々は一日にどのくらい水分を取っていますか?
私は夏場は基本的に持っている600mlx2本と2Lのペットボトルすべて消費してしまいます。
なので2日だと4L持っていきます(調理用含めて)。泊地が水をわけてくださる山小屋またはキレイな水場があるところなら困らないのですが、北海道のように濾過&煮沸が必要なところだと、これだけの水の補充には時間がかかりすぎてしまうように思えます。ということは、皆さんある程度水を我慢しているのかなぁ…と考えてしまいます。
燃費が悪いとは思うのですが、水分足りてないとペース落ちてバテてくるんですよね…。3泊4日以上でキレイな水場が期待できないような縦走路に行くときは6L担ごうと思うのですが、それでも心配です。縦走する皆様方は水問題にどのように取り組んでいますか?
回答2023年08月10日 20:13 (2023年08月13日 01:17更新)
Barklayさん、初めまして。

私も水の燃費が悪く、以前ハイドレーションを使っていた頃は真夏のテント泊装備だと3L飲み切ってしまうくらい消費していました。
まだ山に慣れていなかった頃は、それこそ2泊で5Lほど担いで歩いていたこともあります。
水については色々と試した結果

『キンキンに冷えた水分を摂取することで結果的に消費を抑えられる』

という結論に達しました。
私の場合、ぬるい水はいくら飲んでも飲んだうちに入らないという感覚です。
ですからすぐに水がぬるくなるハイドレーションをやめ、凍ったペットボトル&重いですが金属製の真空断熱ボトルにガンガン氷を入れて冷たい水を持ち込んでいます。
体感的には今の時期、ぬるい水のみだとペース0.2ほど落ちる感覚ですね。
ちなみに参考までに、現在の水の消費量は先日の猛暑のテント泊装備で2Lと少々です。

ということで、水の『温度』についても気にされてみてはいかがでしょうか?
冷たい水云々に関しては、本日の日記に書いてありますのでもしよかったら。
もし既に対策されていたらすみません。
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お礼 
はじめまして、お礼が遅くなってしまい申し訳ございません。

言われてみれば確かに、サーモスの水筒に入った冷えた水とペットボトルのぬるくなった水だと疲労回復効果がだいぶ違いますね。いざというときのための補給水DAKARAもぬるくては冷たい水の方が体が癒される気がします。氷試してみようと思います。私の身体もそれくらい効果が出るといいなぁ…。

日記も読ませていただきます。ご回答ありがとうございました!
回答2023年08月09日 16:00 (2023年08月13日 01:17更新)
こんちはー
過去に何度か飲み水不足に陥ってます
必要な水は個人により違うと思いますが
行動中の飲み水だけでも最低2L
調理(休息時のティータイム含む)は作るものによるとは思いますが500mlから1l
大事なのは緊急用の清潔な水500mlくらい
万が一の怪我で消毒液など無いとき、なくなりそうなとき
その辺の水は危なそうなので用意します
(オシッコに含まれるアンモニアは有効とは聞きますが使うにはYPO他色々…)

2日(1泊)までの山行はご経験あるよいうことですが
2泊出来るようになれば後は体力の許す限りいくらでもでできる気がします(持論、食材燃料が増えてくだけ)
ずーっと山に居れる気分は楽しいですよ
もし不安でしたら普段の生活で自分はどれくらい水を使っているのか気にしてみてはいかがでしょうか
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お礼 
ご回答ありがとうございます。

消毒液あるからいいやと思ってましたが、確かに砂石流すのには必要ですね。行動中の飲水が日帰りかそれ以上かはわからないですが、2泊できるようになればとの太鼓判は嬉しいです。本来なら今夏頸城トレイルか南アルプス南部で練習したいのですが、夏は天気と休みとの兼ね合いが難しいですね。
普段は渇くのが嫌なので割と頻繁に取ってます。仕事の間は少なくなりますがそれでも紙コップ10杯、2L近くは取ってます(家に帰ったらもっと飲む)。枯れる可能性のない水場があれば楽なんですけどね〜。
ちなみに飲み水不足に陥ったときはどうしましたか? GTの田中さんはヘロヘロになりながら水場に辿り着いたそうですが、調べても気合しか出てこないし実際そうなのかなとは思ってます。
回答2023年08月09日 11:10 (2023年08月13日 01:17更新)
Barklayさん、こんにちは。

55歳くらいまでは夏場のロングコースでは日帰りでも4L(余るのが大前提)持って行き0.5〜1Lは持ち帰ってました。コースタイムは0.5〜0.6とトレラン以外には滅多に抜かれない感じでした。大汗かきながらバンバン歩く感じです。

60歳を過ぎると大汗かきながらバンバン歩く体力もなく水分は若い頃の半分も持って行けば十分になりました。前置きが長くなりましたがペースを落とせば消費する水分は減らせると思いますよ。

春秋には妻と筑波山によく登ります。普段から登山してる私には楽勝過ぎて妻のペースだと汗ひとつかかず水を一口も飲まずに下山なんて珍しくない。1人で自分のペースだと軽く汗をかきペットボトル1本は飲んでしまいます。

ペースを落として燃費を良くしてバテないペースで計画して実行する。
こんな方法もあると思います。
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ご回答ありがとうございます。

やはり日帰りでもそれくらいなのでしょうか。私はCT0.7~0.9くらいですが、距離が必要なので常にあるき続けます。0.6以上が羨ましいです。
確かに一緒になった人とゆっくり歩いていると疲労も渇きもまったくないことがありますね。重い荷物背負いながらだとペース落ちる前提の計画なので、そこから更にペース落とすのは難しいかもしれませんが、いけるところではゆっくり歩くような計画も練ってみます。
回答2023年08月08日 22:14 (2023年08月13日 01:17更新)
3泊までですが、行動時は2L、テント時は夕方、朝で2L目安です。濾過器あれば北海道でも安心です。あとは水場チェックあるのみです。
8/9:追記
水消費を抑えて1日2Lにしているわけではなく、過去の経験から2L以上の消費は殆どないということです。レコの記載時にできるだけ気温と水消費量は記録を残しています。真夏は2.5Lとか3L持参することはありますが、結果として2L消費でほぼ済んでいます。

ただ、真夏の暑い時期は極力、涼しい高山にしたり、ナイトハイクから開始するなど、涼しい時間帯に行動するようにして、体力消耗を防いでいます。結果として水消費も少なくなっていると思います。特に真夏は、体力消耗、水消費が増える登り区間はナイトハイクにすると効果があると思っています。
登山口に着く前の車内の移動時にできるだけ水を摂取したり、水場では、飲めるだけ飲むことで担ぐ量を減らしたりしています。

水の摂取の我慢は危険だと思います。真夏の日中行動が中心ならば3L消費とかは普通ではないでしょうか。
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ご回答ありがとうございます。
補充ポイントは毎回チェックしています。濾過器も煮沸も経験あります。
行動2Lに抑えるのはどうやっていますか??

追記ありがとうございます。
山行記録を参考にして、取り入れられるところを取り入れてみようと思います。
回答2023年08月08日 17:30 (2023年08月13日 01:17更新)
サントリーホームぺージ( https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/jiten/life/01/ )に人の必要な水分に関して解説があります。成人が1日に排出する水分の量は2.5リットル程度です。これは文登研で習う数字とほぼ一致します。成人で健康な人の平均的な1日の排尿量は、約1.2リットル。最低でも500ミリリットルの尿を排泄しないと老廃物を出し切ることができないと言われています。体温を調節するために人間は皮膚から600ミリリットル、呼気から400ミリリットル、無意識のうちに蒸気の形で水を排せつしています。汗は体温調整に大きく影響しないようです。確かに水の状態で放出するのは非効率です。過剰に摂取した水分は汗や腎臓が検知して必要のない尿として出すそうです。

日帰りの場合は、出発前と帰宅後に1.5Lを取って行動中に1Lで考えます。その他にけがをした場合など砂を流すために0.5Lを持ちます。まったく水場のない場合の1泊でも2Lのプラパナスに満杯の2.5Lです。2泊3日の場合は2Lのプラパナス2本の5Lで考えます。アルコールはご法度です。計画で3泊以上も水が取れない計画は立てませんが、結果として発生した場合はかなり緊張します。

大汗をかいてのどの渇きを感じるのはメンタル的にも思えます。逆に汗もかかずに渇きやめまいを感じるのは非常に危険です。水で荷が重くなるのは悪循環になります。この辺の判断は難しいと思いますが、何となく経験で掴んでます。サントリーや文登研の客観的なデータの裏付けは大きな武器になってます。

この件に関しては医師など専門家の見解を私も聞いてみたいと思ってます。

【追記】
TVニュース等でしばしば水を飲まないことに注意を促してます。緊張等で水分補給を忘れて脱水症状になることは登山に限らず多いようです。"冬は逆に1Lも飲まなかったりします"はハイリスクと思われます。
私には、水分補給メソッドを文字にできるほどの知識や経験がありません。水分補給間隔や一回の量などは解説ができません。それなりに意識して水分を採っていることは確かです。エキスパートの教えを私も欲しいと思ってます。
ちなみにハイドレーションは使いません。500mLペットボトルまたは1Lナルゲンボトルにプラティパスから移しながら飲みます。他の人に分けることもあるのでプラティパスから直接は飲みません。
余分な水は荷物の重量アップや排尿回数の増加や不快な汗などのデメリットがあるので科学的に根拠のある最適化を探るのは価値があると思います。
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ご回答、ご解説ありがとうございます。
なるほど、普段の生活では水をたくさん飲むのでトイレが近くなりがちですが、山は一日に1〜2回レベルで済むのはそういうことなんですね。アルコールはわざわざ重くなるので持ちません。補充し放題の山小屋では考えますが、これからはそういう至れり尽くせりなルートも減ると思うので、最悪いくつか水場が枯れてる前提でも行動できるようにしたいと思ってます。日中の縦走中に汲むことはできても濾過までしてる時間はなかなかないと思うので…。
私は今までの山行、消費水量を記録していることもあり夏場はだいたい日に3Lほど消費してしまうとわかっているのですが(冬は逆に1Lも飲まなかったりします)、そのあたり抑える工夫とかはありませんか?

追記ありがとうございます。
基本的にペースが落ちたまたは喉が乾くと感じるときに飲んでおり、冬はその間隔が開くというだけで特に我慢しているとかではありません。飲むときはチビチビかいま体が必要としている量を飲んでるだけで、山行中になにか意識していることがないんですよね…。
一応気温、水量、風とできれば湿度は記録していますが、なにぶん皆様ほどの経験がないもので…最低限な水量がわかるとありがたいですよね〜。