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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

受付終了
緊急度 3山の情報
土樽の荒沢山山頂から見えた山の同定お願いします
質問2024年04月04日 08:31 (2024年04月08日 11:13更新)
4月1日の荒沢山から山頂部だけ見えていた山の同定ができず、モヤモヤしてます。
山頂部だけ見えていた山を2つ同定してもらいたいです。

下記画像の1と2です。画像をクリックするとオリジナル画像に切り替わります。そちらなら分かると思います。なお、画像は同タブで開きます。お手数ですが「ブラウザの戻る」機能でこの質問のページに戻っていただけたらと思います。



画像のクロガネの頭は、右の小さなピークのほうかもしれません。

1:方角的には朝日岳ぽい。しかし、ピークファインダーだと手前の稜線(クロガネの頭)に隠れて朝日岳は見えない。

2:武能岳ぽいが、これもピークファインダーだと手前の稜線に隠れて武能岳は見えない。
*「ピークファインダーで武能岳は見えていました」訂正します。


山頂でも同定できず。帰宅後調べても分からなかったので質問します。
以上お願いします。
回答2024年04月06日 09:32 (2024年04月08日 11:07更新)
度々で失礼致します。

小烏帽子の位置なのですが、山と高原地図 と 山渓・ヤマタイム(ここからリンク) とで違っているようです。
ケン@mtkenさんがマークした位置とも違ってるように見えます。

この辺は、何が正解って言うものでもないのですかね。


by カシミール3D、地理院地図
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お礼 
brockenさん、こんにちは

おっしゃるとおり、よく見たら小烏帽子の位置が違ってました。
あそこに決めたのは画像から烏帽子のような岩場が見えたので、ここだろうと思いました。山渓などの地図を先に見えとけばと思いました。

画像を修正しました。山渓のほうにしておきました。

下記は修正した画像アドレス(画像の上書き)です。アドレスクリックで修正画像がでますが、
キャッシュの関係で、質問箱のページで修正画像に切り替わるには時間がかかるようです。
https://snowcat89.sakura.ne.jp/situmonBOX/Resized/2024.04.05.jpg


気がついていただき感謝です!
回答ありがとうございました!
回答2024年04月05日 18:37 (2024年04月08日 11:07更新)
乗り掛かった舟、気になったことを。

AA)1934峰と「烏帽子岳」の関係は?
「烏帽子岳」は、1934峰の山名のようです。

1934峰は一般的には「大烏帽子」としているようですが、「群馬の山歩き130選(上毛新聞社・初版1990/12)」の「朝日岳」の概念図に「烏帽子岳1934」と記載されてました。
「調査執筆:安中山の会」です。

他に、日本山名事典・改訂版(三省堂・2011/8)にも記載ありました。
「えぼしだけ 烏帽子岳 1934m 〜 朝日岳と笠ヶ岳の間にある。〜 [36°52'26",138°58'09"]」

地元と思われる方々が「烏帽子岳」と表記するのも頷けます。「大烏帽子」とだけな「山と高原地図」、「ヤマタイム(山渓オンライン)」、「ぐんま県境稜線トレイル・ルートマップ」がなぜなのか逆に気になってきました。
(「山と岳」なにがどうちがうねん? https://www.j-real.com/honmakaina/R8.html )


BB)展望描画のズームアップ と 展望描画に笠ヶ岳があった件
展望描画をズームアップしてみました。その稜線は、撮影写真の形状にかなり近しく見えませんか。今回ピンは1934峰に一致させてあります。

展望描画は、カシミール3Dの地図で地理院地図3Dを使っているので、地理院10m標高タイルのようです。
標高タイルの精度や実地の樹木等の影響を考慮して、展望描画の対地高度を仮想的に振ってみると笠ヶ岳はそれなりで見えなくなるようです。
上:対地高度=2m(当初と同じ)、中:対地高度=-3m、下:対地高度=-5m。

by カシミール3D、地理院地図

ケン@mtkenさん、山座同定で色々知れたことや、それにまつわる興味ある調べができて楽しめました。毎度、ありがとうございます。
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お礼 
brockenさん、こんばんは

1934峰が「大烏帽子」と知ったのは、確か昨日で、たかやまさんの回答を見て「山と高原地図」を見てからです。紛らわしいのは朝日岳の2kmほど北に「大烏帽子山(1819.6m)」というのがあり、当初1934峰が「大烏帽子山(1819.6m)」かなと思い、それにしても距離が離れすぎていておかしいと思いました。

展望描画に笠ヶ岳があった件
私が山頂で見た感じで、一番近いのは対地高度=-5mの画像です。
しかし、私の1個下の回答の画像を見てもらうと分かりますが、笠ヶ岳のあたりには手前の尾根に針葉樹の木々があるのが分かります。もしかしたらその木々で隠れているのかもしれません。

しかも、肉眼では視認できなかったが、下の画像の木々の上を凝視すると対地高度=-3mの画像に近い笠ヶ岳の輪郭らしいのが、木々の上に見えます。これば笠ヶ岳なのか手前の尾根の積雪なのかは判断できませんが、笠ヶ岳かもしれません。矢印の下です。



こちらこそ、カシミール3Dや地形図で技を使えば色々試せると大変勉強になりました。もっとも私にはその技は使えませんけど(笑)

回答ありがとうございました!
回答2024年04月05日 08:35 (2024年04月08日 11:07更新)
自己回答です

2は武能岳
1は下記画像と特定して間違いないと思いました。




疑問は解消しまた!

今回、自分の好奇心からのつまらない質問に、皆様の貴重な時間を割いていただき、大変ありがたく思います。

回答していただいた全ての方に感謝いたします。ありがとうございました!

ーーーーーーーーーー
回答者の補足説明やこの件と直接関係ないことでのコメントがあるかもしれませんから、質問は数日後に閉じようと思ってます。
回答2024年04月04日 21:42 (2024年04月08日 11:07更新)
ケンさん、こんばんは

brockenさんの回答で合っていると思います。
『山と高原地図』を見ると、笠ヶ岳と朝日岳の中間の、少し笠ヶ岳寄りに短い区間で南から北へ小烏帽子・大烏帽子・1934m(無名峰)があります。

PCのピークファインダーでも見ましたが、足拍子岳の稜線の輪郭があまりにも不自然です。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
たかやまさん、おはようございます。

banyoさん作成の画像を見て、brockenさんの回答で合っていたと思いました。

小烏帽子・大烏帽子の位置が不明でしたが、たかやまさんの回答を見て分かりました。地形図には書いてない小烏帽子・大烏帽子が『山と高原地図』を見ると書いてありました。1934m(無名峰)の所でした。

おっしゃるとおり、少し笠ヶ岳寄りに短い区間(500m程度)でした。

スマホのピークファインダーでも足拍子岳の稜線の輪郭が不自然です。他にもピークファインダーでは輪郭に不自然な山は多々見受けられます。

回答ありがとうございました!
回答2024年04月04日 19:46 (2024年04月08日 11:07更新)
ケンさんこんにちは。
気になったので地理院地図で試してみました。
荒沢山から足拍子岳とクロガネの頭を延長してほぼ中央に位置する山は武能岳で間違いなさそうです。
クロガネの頭と東隣のコマノカミノ頭を延長すると蓬ヒュッテのあたりは手前の稜線に隠されています。
その次の稜線で見えている範囲をなぞった断面図を作ると写真の稜線とほぼ一致(赤枠)しましたがいかがでしょうか。
https://yamareco.info/modules/diary/upimg/326185/5f9ea0dac2e598e0508717dc22df199f.png
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お礼 
banyoさん、おはようございます。

「その次の稜線で見えている範囲をなぞった断面図を作ると写真の稜線とほぼ一致(赤枠)しましたがいかがでしょうか。
https://yamareco.info/modules/diary/upimg/326185/5f9ea0dac2e598e0508717dc22df199f.png
すごいですね!地理院地図でこんなことができるんですね!

「稜線で見えている範囲をなぞった断面図を作ると写真の稜線とほぼ一致(赤枠)」
これですね。banyoさん作成の画像の一部を切り取りました。


間違いなくこれです。地形図の距離、標高差もグラフと一致します。試しにレイヤーで重ねてみました。

レイヤーの切り取りが粗くなってしまいましたが(笑い)、やはりスカイラインが一致しました!

1は武能岳
2は朝日岳と笠ヶ岳の間にある大烏帽子〜小烏帽子

2はbrockenさんの「笠ヶ岳と朝日岳の中間の無名峰」と一致します。

回答ありがとうございました!
回答2024年04月04日 17:47 (2024年04月08日 11:07更新)
けんさん、こんにちは。

1は、笠ヶ岳から白ケ門
2は、武能岳と 思われます。

違うかな?
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お礼 
がんこ屋☺️さん、こんにちは。

2の武能岳は確定ですね。

1は三者三様答えが微妙に違います....
ここは難しいです。どの答えも合ってるように思えるし。
アバウトに「朝日岳あたり〜笠ヶ岳あたり」を回答としてもいいかもしれません。

他にも違う回答が出てくるかもしれませんね。

回答ありがとうございました!
回答2024年04月04日 14:00 (2024年04月08日 11:07更新)
ケン@mtkenさん、こんにちは。

「荒沢山 パノラマ」で、
「激藪の隙間より」さんの記事 http://www.gekiyabu.sakura.ne.jp/public/2020/200321%20arasawayama/arasawayama.html
がありました。
1)烏帽子岳、2)武能山 とされてるようでした。

ツール(カシミール3D)を使ってみると、
1)100°方向で、笠ヶ岳と朝日岳の中間の無名峰?
2)武能山
のように見えます。

by カシミール3D、地理院地図
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お礼 
brockenさん、こんにちは。

「激藪の隙間より」にパノラマなんてのもるんですね!
1:この記事の烏帽子岳というのがどのピークを指している分かりませんが、brockenさんがカシミール3Dで調べた「100°方向で、笠ヶ岳と朝日岳の中間の無名峰?」というのが正解のようです。

1は地形図をよーく見ると朝日岳〜中間の無名峰、つまり1934m峰のように見えます。
しかしカシミール3Dでほんの少しだけ見えている笠ヶ岳は、手前のクロガネノ頭の稜線に遮られて見えてません。やはり「朝日岳〜1934m峰」みたいですね。

2:は武能岳に間違いないです。

カシミール3Dはこんな使い方もできるんですね。山名もピークファインダーより多く登録されてますね。

モヤモヤがなくなりスッキリしました。
回答ありがとうございました!
回答2024年04月04日 11:52 (2024年04月08日 11:07更新)
こんにちは。
 荒沢岳は未踏ですが、稜線のナイフリッジがすごい所ですよね。私は馬蹄形を何度かしており、その記憶からですが、多少お役に立てると思います。

 またピークファインダーや同定アプリなどは使用したことがないので、精度は分かりませんが、経験上アプリなどは合成であり、樹木や積雪など環境もあるので現実とは異なると思っております。
 
 まず1ですが、朝日岳山頂から大烏帽子付近だと思います。山頂西尾根と大烏帽子西のルンゼが地形図と相似しています。そこは蛇紋岩帯を西側に巻きますよね、そこに急峻なルンゼがあることを記憶しています。ホソバヒナウスユキソウの群生のほうが記憶に残ってますが。

 2ですが武能岳ですね。明らかに山容が物語ってます。あの辺りで円錐形の山は大源太山と飯士山、笠ヶ岳がありますが、足拍子岳右に茂倉岳が写っています。稜線沿いから考査すると武能岳以外ありえません。

 私も山座同定はどの山へ行っても必ずするのですが、初めて行った山や行き慣れない山からの同定は現地では分からないことが多いです。帰宅後、地理院地図の3Dで詳細に地形を調べ上げ、山頂が判明できなければ、周辺の稜線、尾根、ルンゼ、沢からの距離などと照らし合わせ同定しています。ケンさんの写真からもそうしました。私なりのやり方でやったので、間違っていたらすいません。
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お礼 
こんにちは。

稜線のナイフリッジがすごい所は、多分、荒沢山と足拍子岳の吊尾根でアルパインの世界です。荒沢山は上部岩場付近から上は尾根が痩せていてナイフリッジ感はあります。雪質によっては危険箇所になり、高度感もあり、スリップしたら谷底まで滑落する感じです。

ピークファインダーの件はおっしゃるとおりで、データを元にした合成画像で現実とは異なる感じは否めないです。また、山名が日本全国で1000座程度しか登録されてないので、名前の出ないピークがたくさんあります。300名山程度は全て出るようですけど、今回の足拍子岳東のコマノカミノ頭、シシゴヤノ頭とかは名前が出ません。栃木や群馬百名山なんかの1000m程度の山の名前も登録されてません。

「地理院地図の3Dで詳細に地形を調べ上げ、山頂が判明できなければ、周辺の稜線、尾根、ルンゼ、沢からの距離などと照らし合わせ同定しています。」すごいですね、徹底してますね!

2はやはり武能岳でしたか!
1が朝日岳山頂から大烏帽子付近でしたか!

ピークファインダーだと荒沢山から更に高度を35mほど上げないと朝日岳や武能岳も見えてこないので、同定できませんでした。

回答ありがとうございました!