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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 1装備
手足の指先の冷え対策アップデート
質問2025年01月03日 19:17 (2025年01月19日 17:50更新)
以前に同様の質問が出ていますが2019年のため、その後有効な対策が増えたかどうか質問したいと思いました。

今回、初日の出を見るために塔ノ岳に登りましたが、行動中は感じなかった手足の指先の冷えをご来光待ちの40-50分の間に強く感じました。周囲の温度はマイナス5-6℃だったようなので仕方ない部分はあったと思います。体幹部は着ぶくれで問題なかったものの足の指を常に動かしていても痛みを感じるほど。手の指はカイロ(マグマ)でまだ多少緩和されていました。
ちなみに靴は3シーズン用、手袋は山頂に着いてからブレスサーモと厚手グローブ(テムレスではありません)の2枚重ねを写真撮るために時々外したりしながらに切り替えました。

足首・手首にカイロを巻いたら良かったか?電熱グローブって効果あるのか?(対費用効果は?)雪山登山ではない、休憩中だからこそ使える裏技はないものだろうか?(←雪山では長く留まる休憩はしませんよね)
効果的だった対策があれば教えてください。宜しくお願いいたします。
回答2025年01月08日 18:41 (2025年01月19日 17:50更新)
yashihiroさん、こんにちは。

足元、本当は積雪期用登山靴にするとよいのでしょうけど、ガッツリ積雪がある場所に行かれるわけじゃないみたいなので、待機時間以外はオーバースペックかつ重いですよね。
他の方法としては靴下をニッカソックス(ニッカポッカ用のハイソックス)と一般的な登山用靴下を組み合わせるとかなり温かいと思いますので試してみてはいかがでしょうか。
https://www.halison.co.jp/halison/Scripts/GoodsList.asp?i=i30&c=c60
5 ポイント 役に立った
お礼 
minislopeさんありがとうございます。
保温材のしっかり入った厳冬期登山靴であれば安心なんだとは思いますが、おっしゃる通り行動中の足の重さが気になります。標高差1000mとはいえ疲れにつながる気がします(むしろ身体は温まるかもですが(^^;)
リンク先のニッカソックス、アーガイル柄がかわいくてそれだけでもポイント高いです。二重履きで厚みが増したときに登山靴で足が圧迫されないかどうかを確認してみたいと思いました。

実は今回、腰から下のレイヤリングについて、ノースフェイスのアルパインライトパンツ+ブレスサーモタイツにするかmarmotのウォームパンツにするかで悩んだ末に後者にしたのですが、汗冷え問題と下半身はそうそう着替えられない問題が難しいところです。帰ってきてから「持参したダウンパンツはやっぱり山頂でのみはいとけば良かったよ」と後悔したのですが、わざわざ靴を脱いでダウンパンツはいて靴を履く作業が面倒で、その結果冷えた面も否めません。ひと手間を面倒がらないようにしないといけませんね。
回答2025年01月08日 09:03 (2025年01月19日 17:50更新)
こんにちは。

>休憩中だからこそ使える裏技はないものだろうか?
余談レベルかもしれませんが、撮影待ち等で一か所で待機が必要な状態であればSOLのエマージェンシーブランケットにくるまってしまいます。
そよ風程度でも風よけの有る無しでは大違いで、特に下半身の冷えはかなり緩和されます。
重量も100g無い程度で、結構丈夫で繰り返し使用も問題ありません。
濡れたまま放置しなければ長持ちします。
使い終わったら適当に畳んで丸めて、ザックにねじ込むだけです。
5 ポイント 役に立った
お礼 
sinta6さんありがとうございます。
思ったよりも回答が増えてきて嬉しいです。しかもそれぞれ個性のある内容。いっそのことヤマレコ社長にも聞いてみたいくらいです(厳密には登山の話じゃないからダメか…)。

下半身の冷えにもう一枚、であればエマージェンシーブランケットかもしれませんね。全体の保温をすることで末端も冷えの緩和が図れるかもしれません。軽いのも魅力。更にヘビーデューティーとかオールシーズンとか強度の違う商品もあることを知りました。自分の基本装備内容の見直し的にも導入を考えます。
阿弥陀岳山行の動画拝見しました。寒そう。だけど楽しそうでした。冬季八ヶ岳にソロで向かえる登攀力、うらやましいです。
回答2025年01月07日 22:35 (2025年01月19日 17:50更新)
こんばんは。

僕はユニクロのヒートテックグローブで対応しています。
1000円ちょっとで効果抜群です。
GWの北ア蝶ヶ岳でも全く問題ありませんでした。
ただ多少の雨風までなら大丈夫ですが、ガッツリ濡れたら最悪になりますので、荒天が予想される場合は…です。
ご参考になれば幸いです。
お礼 
katsu225さんありがとうございます。
現在は品切れのようですがヒートテックライナーファンクショングローブでしょうか。
ちょっと偏見もありますが、登山でのヒートテック使いにはやや懐疑的です。レーヨンが汗で湿った時の渇きの悪さが温度の低下を生んでしまうらしいので。仕事中や普段の生活の中で汗をかかない場面ではヒートテックは毎日のようにお世話になっているものの、登山中は一度も使ったことがありません。
ただし、今回は行動中ではない時間帯の話。停止時に付け替えるような条件下ではもしかして使えるのだろうかとも思います。何事も試してみないと実際の効果は分からないので、コスパの良いユニクロなら普段使いから検証してみたいです。
回答2025年01月06日 16:25 (2025年01月19日 17:50更新)
手だけであれば使い捨てのニトリルグローブに薄手のインナーと厚手グローブでいける気がします。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
RUMIX18さんありがとうございます。
回答はシンプルですがニトリルグローブというキーワードの検索から「Vapor Barrier Liner」システムの話に行きつきまして思考が広がりました。目からウロコです。面白い。試してみたい。先人の試行錯誤も興味深い。里山歩ってるだけでは行きつかない冷え対策であろうと思うので関連記事をも少し掘り下げて読みたいと思いました。
かつて販売されていたアルパインクライマーソックス(蒸れる、臭う、不快…だけど冷えづらい)についても知りました。この製品の理屈を応用すると工夫次第で足先にも対策できるんじゃないかと思ったり。
しかし登山ギアって臭くなる商品は淘汰されちゃうんだな…も学びでした。。
回答2025年01月06日 10:45 (2025年01月19日 17:50更新)
山スキーで北海道の山を滑っています。私は ホッカロンをスキー手袋(外側は皮製、内側派はボア)です。すごい冷え性ですので、腰・肩甲骨・脚のひらめ筋にホッカロンをつけています。普通はそれで行動しますが、吹雪の時など 手袋の中に小さいホッカロンを入れます。これで寒さをしのぎました。
同行者の高齢女性が 手がかじかんで堪らない。と訴えました。地元ガイドが電熱手袋を薦めました。その後 それを使用した彼女は 寒さを訴えることはなくなりました。当時(4年前)2万円ほどしましたが、
今 ネットを見ると5000円代からあるようです。電池によって使用時間は違いますが、山スキー愛好者は結構 使用しているようです。
5 ポイント 役に立った
お礼 
ばんちゃんさんありがとうございます。
山スキーをされている方の意見、説得力あります。ホッカロンを良い発熱加減にするのとその熱を逃がさないようにするのもポイントのようですね。今回もマグマという名前のカイロが割に良い仕事をしていたので使いようなのかなとは思いました。
電熱手袋情報お待ちしてました!
冬場バイクに乗る方々も電熱手袋使用されるらしいですが、Amazon等で安価なものから高価なものまで色々あって選択が難しそうに見えました。山スキーで使用している方多いんですね。対費用効果も考えながら情報集めようと思います。
様々調べたりご意見伺ったりするとやっぱり足先保温て難しいぞと再確認しているところです。
回答2025年01月05日 19:15 (2025年01月19日 17:50更新)
筋肉をふるわせて熱を作る方法「ふるえ熱産生(さんせい)」でからだを温める方法(体操)もあるようですよ。私も試しましたが効果がありました。以下、ご参考まで

・足 https://diamond.jp/articles/-/260197
・腕 https://diamond.jp/articles/-/258121
5 ポイント 役に立った
お礼 
山ボーイさんありがとうございます。
リンク先読ませていただきました。これ、普段からやっていると身体に良さそうですね。
参考になりました。
…というか「口にするとちょっと恥ずかしい言葉を発しながら手を伸ばします」が理屈は分かるものの斬新だなぁと思いました。山では実行する勇気が。。
自宅でまず試してみます!
回答2025年01月05日 12:46 (2025年01月19日 17:50更新)
質問の意図としては、行動中では無く、日の出撮影など40-50分待機したときですよね。
足に関しては、冬靴プラス厚手の靴下しか思いつきません。しかし、雪が少なければローカットの靴でも行けるコースに重くて足首の硬い冬靴で行くのはいやですね。

試したこと無いですが手に関しては一案があります。
断熱材(ダウンとか)が入ってないオーバーグローブ(2本指が理想)に手で握れる大きさの使い捨てカイロを入れる。次にあまり厚くないインナーグローブをつけた手をオーバーグローブに入れカイロをなかで握る。

八ヶ岳など数時程度の稜線行動なら−15から−20度、平均10m/sでもインナーグローブ+防寒テムレスでも十分行けちゃいますが。−20度の行者小屋でアイゼン交換・行動食で20から30分くらいの待機でも手足の指は感覚が無くなります。しかし歩き出せば30分くらいで解消されます。なのでその場で足踏みを続けるのも良いかも。

40-50分待機はあまり経験がないので、オーバーグローブ+カイロがどこまで効果あるかやってみないと分からないところは否めません。オーバーグローブがあれば簡単に試せるのでやる価値はあると思います。断熱材のないオーバーグローブはたためば小さくて軽いですから。

3分指のオーバーグローブ


オーバーグローブにカイロを入れる(カイロがなかったので、ハンカチで代用してます)


血行を良くする行動食を持参するのもいいかも。
5 ポイント 役に立った
お礼 
ケンさんありがとうございます。
そうなんです。行動中ではないということがポイントでして。
今回も歩いている間は冷えは一切感じませんでした。おそらく、それまでの行動で却って汗っぽく循環が良く血管が開いた後、急な冷えで血管が収縮し血流が悪くなるため末端に熱が行き届かなくなると想像します(軽く汗冷えもプラス)。登りと同程度の強度で運動し続けるのが一番有効そうなんですけどね。はじめはキャンプで使っているガスカートリッジ式コンパクトストーブを歩荷しようかとも思ったのですが、パワーガスでないと無理だし点火に手間がかかりそうで今回はやめました(山頂激混みの中で使うのも現実的でないなと思いますし)。

オーバーグローブ導入してみようか…。
雪山での経験談も参考になりました。
…となると、やはり足指は難易度が高そうですね。難しい。
具体的な回答を頂いて興味深かったです。今後に生かしたいと思います!
回答2025年01月04日 21:51 (2025年01月19日 17:50更新)
あまり冬山に行かないので、参考になるかわかりませんが、
むかし、真冬の上高地を歩いた時(おそらく - 7-8℃位あったかと) は、スキーの手袋の上に、オーバーグローブのようなものをしていたように思えます。基本的には、寒いところに行く時には、一番下に薄手のアクリル毛糸の手袋(100均)、その上に、厚手の毛糸の手袋、さらにその上にオーバグローブという感じで何重かのレイヤリングをすることが多いです。一枚だと厳しいことが多いです。
 で、最近だとテムレス+内側に毛糸の手袋というのをされているというのも耳にします。
5 ポイント 役に立った
お礼 
ジュピタさんありがとうございます。
レイヤリングは有効そうですよね。テムレスと何かの組み合わせで暖を保てないものなのかと思いますが、血流を妨げない程度に色々試してみたいと思います。