ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 101694
全員に公開
雪山ハイキング
中国山地西部

十方山途中撤退(立岩ダムからの尾根ルートをキリイシのタキ辺りにて撤退)

2011年03月02日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:20
距離
4.3km
登り
654m
下り
650m

コースタイム

9:15立岩ダム-13:25キリイシのタキ
13:40キリイシのタキ-15:35立岩ダム
天候 小雪時々曇り、下界に下りてくると時々晴れたりして・・・
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一週間前に路面の雪の状態を下見に行き、戸河内から立岩ダムまでバイクでも行けることが判明しました(この時吉和からも瀬戸の滝を目指しましたが、とても無理そうでした)。
しかしその時は、除雪されていない立岩ダムから瀬戸の滝に向かう道路にはまだ30cmの残雪が残っていました。
山登りしたこの日は、一週間前の状況がウソのように湖畔の氷はおろか、立岩ダム〜瀬戸の滝の間の道路の残雪はすっかり解けていて、これなら瀬戸の滝まで行けるかも・・・と思いましたが、直ぐ先の橋の上の雪だけは解けずにいっぱい残っていました。立岩ダムから瀬戸の滝まで、小さな橋ですが三つぐらいあるので私のバイクではまだ瀬戸の滝登山道まで行けそうにありません。よって吉和〜立岩ダムなぞはとても無理・・・(私のバイクでは)。
ちなみに立岩ダムには車が10台ぐらい置けます。
コース状況/
危険箇所等
瀬戸の滝登山道を登っていると五合目の所で隣の尾根に大岩(キリイシのタキ)が見えると思います。この大岩のある尾根をナガオノオカといい吉和町と戸河内町の境界になり、立岩ダムから奥三ツ倉に突き上げていて奥三ツ倉で十方山の尾根と合流します。
戸河内町と吉和町の境界尾根のこのルートは、標高差約800m弱、距離約2.8km(奥三つ倉まで)のルートで危険というほどの場所もありませんが、踏み跡があるわけではないので気をつけて下さい。標高1100mぐらいから1200m弱まで岩尾根のような所があり、小ピークを越えようとのっかってみるとそこは大きな岩の上だったりしますが、みな簡単に回り込めます。また場所によっては潅木や藪がややウルサイ場所もあったりするので時間が掛かると思います(積雪時で登りで6〜7時間ぐらいかな!?)。まあ全部歩いているわけではないので、ハッキリしたことは言えませんけど…。
道路の雪の状態を下見に行ったこの日、打梨手前にある鱒留ダムの水は薄いながらも凍っていました。
2011年02月23日 12:41撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 12:41
道路の雪の状態を下見に行ったこの日、打梨手前にある鱒留ダムの水は薄いながらも凍っていました。
立岩ダム湖畔も凍っていました。
2011年02月23日 13:00撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 13:00
立岩ダム湖畔も凍っていました。
取り付きにある神社跡は数年前より倒壊しているようです。
2011年02月23日 13:27撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 13:27
取り付きにある神社跡は数年前より倒壊しているようです。
標高の下の方は少し潅木があります。また、標高750mぐらいから1000m弱ぐらいまでは写真のように植林地との境目を歩くようになります。
2011年03月03日 05:18撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:18
標高の下の方は少し潅木があります。また、標高750mぐらいから1000m弱ぐらいまでは写真のように植林地との境目を歩くようになります。
尾根の上は時折、以前に道でもあったのかというぐらいに歩きやすい所があります。
2011年03月03日 05:18撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:18
尾根の上は時折、以前に道でもあったのかというぐらいに歩きやすい所があります。
何の変哲もない雪の斜面も、時折落とし穴に嵌ったりすることがあるます。
2011年03月03日 18:15撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 18:15
何の変哲もない雪の斜面も、時折落とし穴に嵌ったりすることがあるます。
時折現れる雪の壁は、木の掴みながら越えていきます。
2011年03月03日 05:19撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:19
時折現れる雪の壁は、木の掴みながら越えていきます。
岩の横の急坂は、這いつくばって登っていきます。
2011年03月03日 05:18撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:18
岩の横の急坂は、這いつくばって登っていきます。
標高1120〜1130m付近にある展望岩から霧にかすむ立岩ダム湖畔を眺める。直ぐ下に見える湖畔に、こんなに急坂の尾根だったのかと驚きました。
2011年03月03日 05:19撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:19
標高1120〜1130m付近にある展望岩から霧にかすむ立岩ダム湖畔を眺める。直ぐ下に見える湖畔に、こんなに急坂の尾根だったのかと驚きました。
大きな岩の多い尾根は、小さなピークを踏むと向う側に下りれないような所が時折ありましたが、簡単に巻くことが出来ます。
2011年03月03日 05:19撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:19
大きな岩の多い尾根は、小さなピークを踏むと向う側に下りれないような所が時折ありましたが、簡単に巻くことが出来ます。
キリイシのタキ付近で山頂を眺めますが、ガスで見えません。風も強かったので山頂のガスが晴れるかもと15分ぐらい粘ってみましたが、晴れることはありませんでした。
2011年03月03日 05:19撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:19
キリイシのタキ付近で山頂を眺めますが、ガスで見えません。風も強かったので山頂のガスが晴れるかもと15分ぐらい粘ってみましたが、晴れることはありませんでした。
足跡を辿ってトボトボと下っていきます。
2011年03月03日 05:19撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:19
足跡を辿ってトボトボと下っていきます。
道路に出る最後のところは滑って下りました。
2011年03月03日 05:20撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:20
道路に出る最後のところは滑って下りました。
立岩ダム湖畔の道は橋部分にまだたくさんの残雪が残っていて、私のバイクではとても無理そうでした。しかしここを突破すると次の橋の所まで行けると思います。
2011年03月03日 05:20撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 5:20
立岩ダム湖畔の道は橋部分にまだたくさんの残雪が残っていて、私のバイクではとても無理そうでした。しかしここを突破すると次の橋の所まで行けると思います。

感想

瀬戸の滝登山道を登っていると五合目から大きな岩(キリイシのタキ)のある隣の尾根が見えます。この尾根をナガオノオカといい吉和町と戸河内町の境界になり、奥三ツ倉で十方山の主尾根と繋がっています。
今回はこれを登ってみました。…といっても出発時間が遅かったので今回はキリイシのタキの少し先にて撤退しています。
出発時はみぞれでしたが、少し標高を上げると雪になりました。またこの日は風もあって寒かったようで標高1000mを超えたぐらいからデジカメのストラップの紐が凍って棒のようになり、腰にぶら下げていたペットボトル飲料もシャーベット状になってきました。
また、標高800mぐらいからワカンを履きましたが、標高を上げていくと何度も落とし穴に嵌り時間が掛かってしまいました。
この日はキリイシのタキ付近までで4時間ぐらい掛かっているので、この調子で奥三ツ倉まで行くとすると約6時間半ぐらい掛かりそうです(以前内黒峠へ下山する途中に、奥三ツ倉からこの尾根を6〜70mぐらい下って様子を見たことがあるのですが、上部には大きな木がなく潅木と笹ばかりでしたので、きっと雪の下で空洞をあけた落とし穴がたくさん待ち構えていることでしょう)。
登りの急坂が大変だったので、ここを通る時には下りで使った方がよさそうかも…!?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1134人

コメント

今日は寒かったですが
shyriderさん こんばんわ。
最近暖かかったので 雪がだいぶ溶けてるかと思いましたが・・・さすが「十方山」まだまだ冬ですね
2011/3/3 20:12
吉和から瀬戸の滝まで
こんばんわ。

吉和から瀬戸の滝登山口まで車ではまだまだ無理のようでしたか?
ご存じでしたら教えて頂けますか。
お願いいたします。
2011/3/3 20:42
だいぶ解けてはいましたが・・・
雪は先週よりもだいぶ解けていました。

それは一週間前は立岩ダムの戸河内と吉和の境目で見事に除雪が終わっていてその先の路面にはまだ25cmぐらいの雪が残っていたのが、この日にはすっかり無くなっていましたし、凍っていた湖畔もすっかり解けていたほどです。
ただそれは標高5〜600mの低い所でのお話で、標高1000mも越えると強い風とともに新雪がどんどん降り積もっている状況でした。

このままでは路面が雪に覆われて、家に帰れなくなるかも・・・ 不安にかられて急ぎ下山したら 、道路はただ濡れているだけでした。

この時期の雪は、あまり長持ちしないわりと早く解けるタイプの雪ではありますが、それでも標高を上げていくと粉雪っぽくて今日は寒いんだなぁ!と感じました。
2011/3/3 23:59
吉和から瀬戸の滝登山口までは・・・
申しわけありませんが、はっきりとはわかりません。
吉和から瀬戸の滝登山口までは、恐らくまだ無理っぽいのでは・・・と思います。
一週間前(23日)に入った時には左手に建物がある少し先あたりで路面に雪が残っていて、なにぶんバイクなもんでその時点で引き返しました。
また、26日に登った人の記録をみると除雪されている立野キャンプ場付近に車を置いてそこから歩いて行かれています。
しかしこの一週間でかなり雪解けが進んできていますし、残雪の上には何本かの突っ込んでいったタイヤの跡もあります(“山歩きの履歴”さんの記録をみると一番乗りの方は早々と2月19日には登山道駐車場まで突っ込んでいるようです)。
ただ湖畔に出る所に架かっている橋の上などはまだ結構な残雪がありそうでは・・・?と思います。
2011/3/4 0:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら