岩登りB・古法華

コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
写真
感想
古法華は個人的に初めての岩場です。有名クラックルート「血と汗5.11b/c」は絶対見たい!と強く願いながらトポ図を眺め、どこを登るのかと楽しみでした。
駐車場からすぐのアプローチのとても良い岩場でビレイ地点周辺も草が刈られ整備されていて有難いです。駐車場にトイレがあるのも安心。
駐車場でギアをぶら下げたまま歩いているとハイキングやランニングの方々に声を掛けられました。
小法華で体操とミーティング。今回は岩Bでありながら参加資格が岩A3回以上の特殊例会。地上で支点構築のデモンストレーション、歩いて上がって終了点を目視確認。トップロープの支点構築を見学して頂いてから懸垂下降練習、下りてからはトップロープクライミングを楽しみます。
終了点の多くはアイボルトでバックアップ取れる場所は少なかったです。全ての岩場の終了点やボルト強度は保証されていませんので利用者の判断・自己責任となります。支点構築も懸垂下降もシステム自体は単純。先ずは手早さよりも一人で確実に行えることこそが重要です。
小法華は5.9〜5.11ショートルートが並びます。持参したトポ図よりも終了点の数が多くルートが増えています。右端の5.11aにトライ。両手薄いカチで左のフットホールドを探すのに悩みましたが核心はその一手のみ、かなりのお買い得ルートです。トップロープでは5.10b/c位かと。今の私にとってクライミングの醍醐味は自身でルートファインディングしながら今自分にで。きるムーブを組み立てて登ること。左足ハイステップで乗り込めたときは思わず「よっしゃ!」と声が出ました。
希望者で左法華の「血と汗」を見学。前傾気味の綺麗なクラックで、とても丁寧に扱われているのが見てとれます。トップロープもセットできるとのことでいつか登ってみたいです。
続いて中法華へ。斜めに走るクラックルート(中盤はかなり細いので実際はフェイスルートかもしれません)と右のカンテルートは先客がいらしたので間の直上クラックルートにロープを張って頂きます。下部ハンガーのアンカー部分が変色しているのが気になりましたが終了点は綺麗で掛け替えで降りることができます。登った感じは5.10aでしょうか。クラックでいつもハンドジャムが決まらない私はレイバックでやり過ごすことが多いのですが、今回初めてフィンガージャムが決まりました!ただしルート上部右手の岩に違和感。剥離の危険を感じたのでそっと手を離しました。外岩では常に欠損・崩落・崩壊の危険があるので注意が必要です。ビレイヤーを危険にさらす行為は絶対NGです。(TEG)
追記:中法華から見える大法華右側ルート、トップロープのセットされている方々がいらっしゃいましたが、終了点の位置が悪く、遠目でも分かるほどかなりの落石が見られました。
<コース状況>駐車場からのアプローチよし。陽当り良好、凍えません。
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