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Yamareco

記録ID: 1026826
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

街道を行く 日田街道 博多〜二日市〜石櫃 プラス太宰府、二日市探訪

2016年12月17日(土) 〜 2016年12月18日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
28.9km
登り
298m
下り
258m

コースタイム

1日目
山行
5:35
休憩
1:25
合計
7:00
7:45
65
博多駅
8:50
9:05
94
板付遺跡
10:39
10:44
26
水城跡
11:10
11:58
42
12:40
12:50
52
13:42
13:49
56
戒壇院
14:45
朝倉街道
2日目
山行
1:09
休憩
0:00
合計
1:09
6:21
69
朝倉街道
7:30
石櫃付近
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
新幹線 博多まで。広島前泊、始発で博多には740くらいにつけます。
コース状況/
危険箇所等
日田街道は太宰府市以外は案内がなく、やや間違えやすいです。
板付遺跡付近でしくりました。
それと太宰府政庁から岩屋城は問題ありませんが、高橋紹雲墓付近から岩屋懸崖仏への道はなかなかにきてます。懸崖仏付近からは崩れ気味の藪山。
ご注意を。
何とか観世音寺裏におりれましたので、あとは道なりです。

因みに、二日目は適当です。
もっというと何が正しいのかがわからないというのが正直なところ。
二日市は太宰府の南部であり、針摺峠付近は太宰府外れの丘。
色んなものが発掘されているとのことです。この辺りは戦後のどさくさで無理くり作った住宅地だったらしく、昔を偲ぶ痕跡はありません。
人の家の下を掘れば色々古代史の解明につながるものも湧いてきそうですが、今となっては難しいかと。
そんなこと含め、針摺峠から久留米の高良山麓の御井 筑後府中の区間はどこがルートなのか非常にわかりにくいです。
筑後平野の筑後川以北エリアは氾濫原であり、九州一広い平野で火山からも遠い故、草刈り場になってきた歴史があり、そういったことが影響しているのではと。

針摺峠付近の3号バイパスが通る丘陵地帯は標高40m程度なのに博多湾と有明海の分水嶺となっていますが、新興住宅地となっており大型商業施設ができた関係で、旧道はわかりにくくなっています。

薩摩街道に関しましても、石櫃が薩摩街道への分岐になったのは、江戸以降ではないかと。
太宰府を首府に下ならば古代は有明海の出口である柳川へさっと道もないと妙に思えるのです。江戸期以前の道は、西鉄小郡駅付近に大きな遺跡や古戦場があることからして、西鉄天神大牟田線に素直に沿った昔道の方だったように思うのです。
これに関し、明確な情報や書物がなく確信が得られないというのもあって、西鉄朝倉街道駅付近から筑後川の神代の渡しの流れを汲む神代橋に向かえば、どういってもいいのかなというのが正直なところ。
小郡IC付近の松崎が、久留米藩の支藩になったのを機にそこを通るのが街道筋になったとい話もありましたので、この区間は変にこだわるのを止めました。
結果的にそれでよかったと思います
その他周辺情報 二日市温泉 博多湯 300円で洗うもの付き
安いです。
昔は 100円程度のため、地元民の伯父はブーブー言ってましたが…。
博多湯と御前湯があり、伯母はなんか博多湯を毛嫌いしてます。
成してそっちに行くと?となぜか夫婦喧嘩が勃発。
地元民ならではのものがあるようです。
新幹線を待つ
始発待ちで劇込みでした
音はないけど、カープ、カープと応援歌が頭をこだまする。
2016年12月17日 05:40撮影 by  SH-02H, SHARP
1
12/17 5:40
新幹線を待つ
始発待ちで劇込みでした
音はないけど、カープ、カープと応援歌が頭をこだまする。
このコーナーが熱い
伯父がカープファンなので、きっと喜ばれるかなと。
生もみじと、モロゾフのカープバージョンを手土産に。
狙い通り、伯父に限らず喜ばれましたので、広島前泊で正解でした。
2016年12月17日 05:46撮影 by  SH-02H, SHARP
2
12/17 5:46
このコーナーが熱い
伯父がカープファンなので、きっと喜ばれるかなと。
生もみじと、モロゾフのカープバージョンを手土産に。
狙い通り、伯父に限らず喜ばれましたので、広島前泊で正解でした。
ひかりレールスター
快適でした
3月は厚狭までこれで言った気がする。
2016年12月17日 05:57撮影 by  SH-02H, SHARP
3
12/17 5:57
ひかりレールスター
快適でした
3月は厚狭までこれで言った気がする。
九州新幹線
新しいね
2016年12月17日 07:37撮影 by  SH-02H, SHARP
1
12/17 7:37
九州新幹線
新しいね
なかもよさげ
帰りが楽しみ
2016年12月17日 07:37撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 7:37
なかもよさげ
帰りが楽しみ
博多駅はやたら立派になり、迷宮です。
こんなのありました。
2016年12月17日 07:40撮影 by  SH-02H, SHARP
2
12/17 7:40
博多駅はやたら立派になり、迷宮です。
こんなのありました。
では出発。
前回打ち止めの高速バス乗り場から
2016年12月17日 07:45撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 7:45
では出発。
前回打ち止めの高速バス乗り場から
高架下
歩道までやたらきれい
2016年12月17日 07:48撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 7:48
高架下
歩道までやたらきれい
しばらく御笠川沿いをいく
初たんぼ
2016年12月17日 08:23撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 8:23
しばらく御笠川沿いをいく
初たんぼ
初古民家
街道筋であってるようだ
2016年12月17日 08:24撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 8:24
初古民家
街道筋であってるようだ
ずっと空港脇歩いていたが、やっと見えた
見た瞬間はもっと遥かにでかい
2016年12月17日 08:45撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 8:45
ずっと空港脇歩いていたが、やっと見えた
見た瞬間はもっと遥かにでかい
板付遺跡
このあたり環壕集落の名残が道すがら垣間見える
それゆえ迷子しやすいし、実際ミスった
2016年12月17日 08:55撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 8:55
板付遺跡
このあたり環壕集落の名残が道すがら垣間見える
それゆえ迷子しやすいし、実際ミスった
こんな感じ
2016年12月17日 08:55撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 8:55
こんな感じ
雑餉隈
詠めん
2016年12月17日 09:52撮影 by  SH-02H, SHARP
2
12/17 9:52
雑餉隈
詠めん
大野町時代の名残らしい
越前の方と一文字違いには差なしと
越前の方は一般旅行者には越前大野城と隣町の勝山の恐竜館が、スキーヤーにはスキージャム勝山が、そして山やさんには深田氏のお膝元の百名山として知られているかと思います。
2016年12月17日 10:13撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 10:13
大野町時代の名残らしい
越前の方と一文字違いには差なしと
越前の方は一般旅行者には越前大野城と隣町の勝山の恐竜館が、スキーヤーにはスキージャム勝山が、そして山やさんには深田氏のお膝元の百名山として知られているかと思います。
太宰府市
やっとこういうのが出ました。
2016年12月17日 10:25撮影 by  SH-02H, SHARP
1
12/17 10:25
太宰府市
やっとこういうのが出ました。
四王寺山を望む
かつてはあの山全体が大野城だといいます。
太宰府はこの山の裏がである
2016年12月17日 10:27撮影 by  SH-02H, SHARP
2
12/17 10:27
四王寺山を望む
かつてはあの山全体が大野城だといいます。
太宰府はこの山の裏がである
水城跡から脊振
2016年12月17日 10:39撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 10:39
水城跡から脊振
水城跡の概念を作ってるらしい
2016年12月17日 10:40撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 10:40
水城跡の概念を作ってるらしい
なっがいつつみです
案内あり
2016年12月17日 10:41撮影 by  SH-02H, SHARP
1
12/17 10:41
なっがいつつみです
案内あり
水城跡の説明
2016年12月17日 10:45撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 10:45
水城跡の説明
菅公系
いよいよ太宰府政庁を前に身を整えたらしい
2016年12月17日 10:45撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 10:45
菅公系
いよいよ太宰府政庁を前に身を整えたらしい
ということで衣掛天満宮
2016年12月17日 10:45撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 10:45
ということで衣掛天満宮
苅萱の関
この石がただある
2016年12月17日 10:59撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 10:59
苅萱の関
この石がただある
関屋
奥に旧3号、手前に二日市以南への分岐あり
2016年12月17日 11:01撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 11:01
関屋
奥に旧3号、手前に二日市以南への分岐あり
政庁つきました
2016年12月17日 11:10撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 11:10
政庁つきました
ただただ広い
2016年12月17日 11:11撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 11:11
ただただ広い
ここコンビニのようでパン、惣菜が安い上に旨し
2016年12月17日 11:21撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 11:21
ここコンビニのようでパン、惣菜が安い上に旨し
この案内施設でおっちゃんとだいぶしゃべった
いい休憩でした
2016年12月17日 11:52撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 11:52
この案内施設でおっちゃんとだいぶしゃべった
いい休憩でした
なんか凧揚げとか飛行機飛ばし練習とかやってました。
2016年12月17日 11:54撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 11:54
なんか凧揚げとか飛行機飛ばし練習とかやってました。
ここが政庁があったとこらしい
2016年12月17日 11:57撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 11:57
ここが政庁があったとこらしい
うん、広いなあ
2016年12月17日 11:58撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 11:58
うん、広いなあ
四王寺山への入口
2016年12月17日 12:07撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:07
四王寺山への入口
高橋紹雲墓所
2016年12月17日 12:34撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:34
高橋紹雲墓所
こんな感じ
2016年12月17日 12:34撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:34
こんな感じ
岩屋城つきました
眺望よし
2016年12月17日 12:40撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:40
岩屋城つきました
眺望よし
脊振
2016年12月17日 12:41撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:41
脊振
宝満他
2016年12月17日 12:42撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:42
宝満他
天満宮、九国、朝倉方面
2016年12月17日 12:42撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:42
天満宮、九国、朝倉方面
政庁、天拝山、基山
2016年12月17日 12:42撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:42
政庁、天拝山、基山
遥か筑後を臨む
岩屋城に立て籠る兵員たちもこんな感じにあちらを見ていたのでしょう。
2016年12月17日 12:43撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:43
遥か筑後を臨む
岩屋城に立て籠る兵員たちもこんな感じにあちらを見ていたのでしょう。
天満宮と九国
2016年12月17日 12:44撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:44
天満宮と九国
岩屋山とある
2016年12月17日 12:47撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:47
岩屋山とある
よくみると博多湾が何気に見えます
2016年12月17日 12:48撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:48
よくみると博多湾が何気に見えます
玉出泉を飲む
二日市の名酒
ひとくちのんであとは伯父とわけあいました
2016年12月17日 12:49撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:49
玉出泉を飲む
二日市の名酒
ひとくちのんであとは伯父とわけあいました
こんな誘惑が
予想通り、バリでした
2016年12月17日 12:52撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:52
こんな誘惑が
予想通り、バリでした
岩屋懸崖仏とのこと
2016年12月17日 12:58撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 12:58
岩屋懸崖仏とのこと
岩に刻まれてます
立体的ではありません。
2016年12月17日 12:58撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/17 12:58
岩に刻まれてます
立体的ではありません。
奥の院らしい
2016年12月17日 13:00撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:00
奥の院らしい
再興したらしいのだがー
2016年12月17日 13:02撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:02
再興したらしいのだがー
崩れてます
ここからかなり迷路
荒れ放題でした
2016年12月17日 13:02撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:02
崩れてます
ここからかなり迷路
荒れ放題でした
ひとまずお寺の裏にでました
2016年12月17日 13:22撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:22
ひとまずお寺の裏にでました
こんなの降りてきました
2016年12月17日 13:22撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:22
こんなの降りてきました
崇福寺跡とのこと
2016年12月17日 13:30撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:30
崇福寺跡とのこと
観世音寺
2016年12月17日 13:42撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:42
観世音寺
戒壇院
2016年12月17日 13:46撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:46
戒壇院
観世音寺、戒壇院と四王寺山
2016年12月17日 13:47撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 13:47
観世音寺、戒壇院と四王寺山
榎寺
菅公住まい跡とのこと
明治以降、榎社と改称されたそうですが、土地の人は、少なくとも母や伯父、伯母の世代までは榎寺と呼び続けていたそうです。
最近は、案内する人が榎社といい、榎寺と呼ぶのを否定されたと伯母は言っていました。
どちらも正しいから気にせんときと言っておきました。
2016年12月17日 14:03撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 14:03
榎寺
菅公住まい跡とのこと
明治以降、榎社と改称されたそうですが、土地の人は、少なくとも母や伯父、伯母の世代までは榎寺と呼び続けていたそうです。
最近は、案内する人が榎社といい、榎寺と呼ぶのを否定されたと伯母は言っていました。
どちらも正しいから気にせんときと言っておきました。
なぜか参道に四角い石があり、注連縄で巻いてます
なんでしょう?
2016年12月17日 14:05撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 14:05
なぜか参道に四角い石があり、注連縄で巻いてます
なんでしょう?
玉出泉
2016年12月17日 14:19撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 14:19
玉出泉
西鉄の踏切、初日はここまで。
2016年12月17日 14:45撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 14:45
西鉄の踏切、初日はここまで。
新車です
西鉄イコールドラえもんカラーもまもなく引退らしい
2016年12月17日 14:46撮影 by  SH-02H, SHARP
12/17 14:46
新車です
西鉄イコールドラえもんカラーもまもなく引退らしい
伯父と博多湯へ
2016年12月17日 15:34撮影 by  SH-02H, SHARP
1
12/17 15:34
伯父と博多湯へ
伯父の手料理。
旨かったです。
いとこ、伯母がおみやげを瞬殺で空にします。
渡す方としてはありがたいことです。
にしても、生もみじは旨かった。
2016年12月17日 17:18撮影 by  SH-02H, SHARP
2
12/17 17:18
伯父の手料理。
旨かったです。
いとこ、伯母がおみやげを瞬殺で空にします。
渡す方としてはありがたいことです。
にしても、生もみじは旨かった。
朝6時過ぎに再開
宝満川より宝満山をみる
2016年12月18日 06:46撮影 by  SH-02H, SHARP
1
12/18 6:46
朝6時過ぎに再開
宝満川より宝満山をみる
朝焼け
2016年12月18日 06:46撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/18 6:46
朝焼け
山家にて
朝日
このあたりから薩摩街道に分かれ、そちらに行きましたので日田街道博多道他はここまで。
2016年12月18日 07:29撮影 by  SH-02H, SHARP
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12/18 7:29
山家にて
朝日
このあたりから薩摩街道に分かれ、そちらに行きましたので日田街道博多道他はここまで。

感想

歩きつないで、遂に母の実家にたどり着きました。
知っていてもなかなか行かないところ、歩いてこそのところに寄れて良かったと思います。
板付遺跡、水城跡、太宰府政庁、岩屋城、岩屋懸崖仏、観世音寺、戒壇院、榎寺。

特に岩屋城は想像以上にいい景観でした。
高橋紹雲の奮戦で、息子 立花宗茂が守る立花山陥落前に秀吉が到着した。宗茂公が関ヶ原の西軍で真面目にやったのも、周り回って柳川に落ち着いたのも、ここに繋がります。
父方が柳川藩領なのもあり、この岩屋城は兼ねてから来たいと思っていました。
なので、紹雲公の菩提を弔うこと自体に意義を感じています。

また、宝満山が、こんなに端正ででかい山とも感じてなかったので新鮮でした。
山に興味なかったからあまり気にならなかったということでしょう。
母の実家、というより最寄りの朝倉街道駅から、宝満山が四王子に隠れずに端正な姿を示すことに今回初めて気づきました。
30年来、小さい頃は毎年来ていたのに不思議なものです。

親戚宅に来たのも何年振りでしょう?
会うこと自体が4年振りでしたし。
酒は人と飲むのもいいものだなあと。改めて思います。
しかしゴールは鹿児島。ここからが本番、引き締めて望みます。

九州の表街道 博多から鹿児島。ここには深い日本史が詰まっています。
不思議なもので、南に行くに連れて、岩屋城では大友方の苦境に思いをはせていたのですが、熊本では清正公に、薩摩に入ると九州征伐から関ケ原に至る島津家の無念に気持ちが行く。
司馬遼太郎の街道を行くは実際はスポットでしか言っていないそうです。
その分、文献調査を入念に行ってのものなのでそれはそれでいいのでしょうが、現地を実際に歩きとおすことで体感できるものというのがあります。
日本史はある程度頭に入れてからやると感じ方が変わります。

因みに福岡の街の売りとして空港が恐らく市街に最も近いであろうということがあろうかと思います。この福岡空港 板付の空港はかつて九州方面の司令部だったそうです。母方の祖母はその司令部付け。長崎の原爆は第一目標は小倉、次に福岡、最後に長崎だったといいます。
もし福岡に落とされていたらそもそも母が生まれることも、よって私も生まれることはなかったであろうということです。
祖父は祖父で九死に一生を得て帰還を果たしたからこその部分もありますが…。

これまで、両親の祖父母宅に連れられるだけでは決して得られることがないものを知ることができたのは良かったなあと思います。

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