(寄BS)→シダンゴ山→ダルマ沢ノ頭→高松山→(新松田駅)
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- GPS
- 06:52
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,488m
コースタイム
↓ (小田急・急行)
新松田駅 0836 0908
↓ (小田急バス)
寄(やどろぎ)BS 0927 0936
↓
シダンゴ山 1042 1058
↓
ダルマ沢ノ頭 1137
↓
桜丸 1202
↓
新秦野線29 1226
↓
西ヶ尾 1246
↓
高松山 1313 1339
↓
尺里峠 1416
↓
最明寺史跡公園 1507 1516
↓
新松田駅 1619 1625
↓ (小田急・急行)
下北沢駅 1738
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
シダンゴ山と高松山の間は、昭文社の「山と高原地図」では、赤破線になっているが、踏み跡はそれなりにある(所々、やや不鮮明)ので、迷う心配はほとんど無いように思える。 |
写真
感想
【地名などの由来】
1.寄
「やどろぎ」と読む。地元では、「やどりぎ」とも呼ぶらしい。寄生木(宿木)でも生えていたのか?
2.シダンゴ山 山名の由来 (頂上の石碑より)
シダンゴ(ウ)は古来「震旦郷」と書く。震旦とは中国の旧異称である。一説に欽明天皇の代、仏教を寄(ヤドリキ)の地に伝える仙人があり大寺の地、この山上に居住し仏教を宣揚したという。 当時箱根明神岳や丹沢の尊仏山(塔ヵ岳)にも同様の仙人がおり盛んに往来した形跡があったという。この仙人をシダゴンと呼んだことから地名が起こったといわれ、シダゴンとは梵語で羅漢(仏教の修行を積みさとりに達した人)を意味し、シダゴン転じてシダンゴウ(震旦郷) というようになったともいう。
この山は現寄(ヤドリキ)神社(旧弥勒神社)の元宮とされ白馬にまたがった弥勒菩薩が頂上より 中津川に飛び降りたときのひずめの跡が河原の大石に残ったとの伝説があり、この石を見たという古老が現存されている。(石は堰堤工事により現在は砂中に埋没)。「白いお馬に めされた弥勒、弥勒やしろの春祭り」と、寄(ヤドリキ)民謡にもうたわれている。大寺の人は祭礼の 朝毎年交代でこの祠に参拝している。
平成五年十一月吉日 大寺地区民一同建立
【感想】
新松田駅のバス停前に、小田急ストアがあり便利
寄(やどろぎ)から、農道をしばらく歩くが、割と急で息が切れた。
ジタンゴ山直前まで杉の植林の中を行く。ジタンゴ山は、山頂付近だけ、木が伐採して有り、白い馬酔木(アセビ)がたくさん植林されているので、鍋割山や檜岳(ひのきだっか)、その奥の蛭ヶ岳の眺めが良い。
昭文社の「山と高原地図」では、シダンゴ山と高松山の間は、破線になっているが、特に危険なところは無く、踏み跡も明瞭。ただし、登山者は少ない。また、殆どが杉の植林の中を行く
シダンゴ山と高松山の間で、数回大きなピークを越える。特に、ダルマ沢の頭は、本行程中、最も標高が高い(880m)。いずれも、上り下りとも、相当急でハード。巻き道が欲しかった。
高松山頂は、木が刈りこんであり、広く開けている。箱根の眺めが良い。富士山は、残念ながら、雲の中だった。登山者も数組だけだったので、静かで良かった。そして、誰もいなくなった。
尺里峠からの道標に「松田駅」という表示は、書いてないことが多い。新松田駅に行くには、最明寺史跡公園を目指す。史跡公園からは、舗装道を長く歩く。
<山旅ムービー>
Delalande作曲の"Super flumina Babilonis"から選曲
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