高ボッチ高原 通行止め!?じゃあ徒歩で
- GPS
- 02:30
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 543m
- 下り
- 543m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日は「天気いいからどっか行こーぜ」というけいの誘いで昼からけい、レボ、ほっしーが集まった。りんごの同期で最もアクティブな面々だ。
最初はけいの車で美ヶ原に行こうとしたけど、まだ冬季閉鎖で行けなかった。
じゃあ高ボッチ高原に行ってみよう!ということで、高ボッチ高原に向かった。
山道を車で登って行くと、通行止めの看板が・・・。「ここも冬季閉鎖かよ!!」
だがここまで来たのに後へは引けない。「こうなったら歩いて登ってやる!」ということで車をデポ(?)して通行止めを乗り越えた。
このとき上から二人の外人さんが下りてきた。歩いて登ってきたらしい。ノリのいい人たちで、一緒にマッチョポーズで写真を撮った。
「がんばってネ〜」
外人さんたちに見送られ、3人は登り始めた。看板には「高ボッチ高原まであと6km」と書かれていた・・・。
途中、道の脇に1.5×1m位の長方形の穴を発見した。上にはベニヤ板がかぶせてあり、かなり隙間が開いていた。
なんやこれ?その穴をのぞいてみると・・・・・・
「うわっ!!えっぐ〜!!」
そこには大量の動物の死骸がたまっていた。しかもかなり腐っている。
僕が見たのは鹿の死骸だったが、けいは鹿の頭蓋骨と熊の頭を見てしまったらしい。めちゃくちゃ気持ち悪かった。そしてめっちゃ臭い。軽くトラウマものだった。
僕らは逃げるように登っていった。
林道をダラダラと登っていくと雪がまだ積もっていた。そして高ボッチ高原に着いた。6キロの長い道のりだった。
「やっと着いた〜!!」
僕たちは高原の道を歩き、諏訪湖や八ヶ岳が見えるところで写真を撮った。やっぱり景色はよかった。でもここまで来るとめっちゃ寒い。風も強い。
その後牧場のほうにいくと、牧場の中には鹿がいっぱいいた。僕たちが行くと颯爽と逃げていった。
この辺からは北アルプスが見えた。もはやシルエットだった。でも松本からじゃ見れない穂高周辺が見えた。
暗くなってきたので高ボッチ高原を後にした。帰りは雪の道をそりで滑った。やっぱりそりはどこへでも持っていくべきものだ。
下りは早く、どんどん降りていった。そしてまた例の場所に。そう、死骸の穴のところだ。僕たちの中では「死の領域」と呼ばれていた。
死の領域に差し掛かるころにはかなり暗くなっていた。そこにあの悪臭が漂ってくる。「くっさ〜」
我々はできるだけ穴を見ないようにして通過した。
「一人やったらめっちゃ怖かったやろーな」いやぁ、3人でよかった!
車のところに戻ると完全に真っ暗だった。なかなか無茶をしてしまった。でも良く頑張った。
そして車で降りていくと道路のど真ん中に鹿がいた。「なんやお前」というような顔で見てきた。
帰りにケンタッキーに行ったが、僕はあれを見た後に骨がついた肉を食う気にはならなかった・・・。
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