津軽半島脊梁山脈横断未遂 大倉岳避難小屋まで
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 620m
- 下り
- 616m
コースタイム
天候 | 1日目 吹雪 2日目 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・避難小屋は使用不可能 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
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感想
今回は津軽半島を蓬田駅から津軽中里駅まで横断するという壮大な計画であったが、天候に恵まれず、敗退してしまった。
初日は最初に蓬田駅から大倉岳の登山口まで林道をひたすら歩いた。北海道新幹線の高架下から先は除雪がされていない。おそらく一般車での走行は不可能であろう。一箇所徒渉する箇所があるので注意。登山道はピンクテープがあるものの、トレースはなく、ラッセルを強いられた。下山時には道迷いにも注意しなければならない箇所がある。天候はひどい濡れ雪の吹雪で、体力を消耗した。避難小屋に到着したが、天候が悪かったため、幕営した。避難小屋は倒壊寸前のため、立ち入ることができない。天気図の結果から、引き返すことにする。大倉岳から袴腰岳の間は迷うと迷宮入りしてしまうような地形のため、視界不良の吹雪の中で行動するのは自殺行為と判断したちめである。夜中には発達した低気圧が真上を通過したためにひどい荒天だった。テントの風下には雪が吹き溜まり、何回か除雪のために外に出た。
2日目の朝は冬型の気圧配置となり、一気に気温が下がり、あらゆるものが凍っていた。少し晴れ間も見えたもののすぐに鈍色の空となり、下山時には下界でも猛吹雪だったので撤退して正解だった。
今回は津軽半島脊梁山脈横断はできなかったが、厳冬期の荒天時の山がいかに厳しいかを身を持って体験した。低山でもかなりの厳しさであり、これが高山だといかに凄まじい世界かは想像に難くない。冬山の天候悪化が如何に厳しいかを知ることができたのが今回の山行の一番の収穫だったように思える。
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