鈴鹿
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 561m
- 下り
- 336m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
なぜ低山で遭難・道迷いが起きるのか。
今回の検証で、地図とコンパス、GPSを持っていても遭難はあり得るということがよくわかった。
先々月、2月に道に迷いあわやということがあったので、今回はなぜ道に迷ったのか、どうすればこのようなことを繰り返さないのかを検証するためにリベンジ山行を行った。
そのために、前回と同じ時間に同じルートをたどり、同じ場所から写真を撮り、どこで間違え、なぜ判断を誤ったのか、どこに問題があったのかを知るために雪のないこの時期を選んで同じルートを再現してみた。
その結果わかったことは、「山と高原地図」は必ずしも正しくない。木に巻いてある赤テープは信用してはならない。国土地理院発行の地形図(二万五千分の一)とシルバーコンパスのみを頼るのがよいということを実感した。2月の雪深い時期に道に迷い、今回雪のない4月に検証して冬道と夏道の違いがこれほどまでに違うのか、季節によってこれほどまでに地図の見方が異なるのか。たとえば標識が埋もれて見えない、雪のために階段があることがわからなかった、2月に雪深いときに通ったルートの2m横を通ればいとも簡単に通過できた、といったことが多くあった。
もうひとつ今回の新たな発見は、道に迷っていた時間は思ったよりも短かったこと。長い時間迷っていたかと思っていたが、写真の記録時間からみると長時間さまよっていたいたのは錯覚で、それほど長くない時間をぐるぐる頭が混乱していただけであることがわかった。自分では落ち着いて行動していたと思っていたが、そうではなかった。2月に写真撮影した場所から、今回ほぼ写真撮影を再現できた。同じ場所から同じ方向を撮影して、こうも違う景色なのかと思い知らされた。それは季節の違いだけではなく、こころに余裕があったかどうかの違いなのかもしれない。
来年2月にもう一度、雪があるときに再度リベンジ山行をして冬道、夏道、そしてもう一度冬道を見てみたい。そこからまた新たな発見があるかもしれない。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する