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Yamareco

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沢登り
屋久島

屋久島 ビャクシン沢 花之江河沢

2017年05月03日(水) 〜 2017年05月05日(金)
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天候
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス 屋久杉ランドまでバス

感想

永田川からの代替え沢。
天候判断が主な要因だが前日に入った安房川の雰囲気を加味しメンバーと話した感じからこちらへする事にした。

念願のsae to summtへはまだ届かなかった。

前々回、淀川遡行した雰囲気からこのあたりの上流沢は増水しにくく、撤退も容易、花之河沢は源頭部よりの入渓なので増水でやられる事はない。

このプランならある程度の悪天候であれ十分遡行は出来る。

1日目
通常の路線バスにて屋久杉ランドまで、結構な雨で寒い
苔むし橋より入渓。

増水の影響はあまり感じない、比較的歩きやすい
荒川淀川あたりと比べ、水量は少なく、苔は多め
森との距離が近く美しい。
沢幅が狭めだからか?意外と倒木が面倒。
核心的箇所は無く、ロープは全く必要ない。

林道とぶつかる箇所にて時間が15時となる。
ここまで距離としては半分、4時間かかっている。
残りの距離を考えるとこのまま遡行しては日が暮れるので
上陸して林道を経由し石塚小屋へ。
やはり屋久島の沢は思った以上に遡行時間が掛かる。
まだ、雨は降り続いており、結構寒い避難小屋へ入りたい。
テントはちょっと嫌であった。

GWであったが石塚小屋には16時到着でも3人入る事は
出来た。
ここでテントポールが無い事に気づく。
小屋で体を乾かし寝る、しかし、焚き火なしなので乾き切らず
寝ていいて不快であった。

2日目
朝から結構な雨、寒い、沢装備を小屋で干していたが
全く乾いていない。濡れるのは分かっていながらでも
着るときにぐしょぐしょだとこんな気分になるのかと
暗い気持ちになる。

花之江沢を目指す、入渓口が微妙な場所。
ヤブを漕いでいい場所を探す。
源頭部だが結構深い、膝くらいまでいきなり浸かりながら
歩きが始まる。
連日の雨で明らかに水量が増している。
しかしながら、この花之江沢源頭が今までに見たことない
ほどに幻想的に美くしい。
木と巨石と沢の距離が近く独特な景観、ナメ部分も多い
湿地帯に沢が流れている感に近い?

しかしながら、雨が強まり、空も荒れ模様。
メンバーの一人がかなり寒そうで唇が紫、私も結構寒い
早々に引き返しが必要と感じ、8時30分には引き返す。

途中、沢かっぱさんが簡単な場所で変な転倒をする。
マズい、歩けないかもと思わせる転び方。
しかし、痛そうながらも問題なし、こんなに屋久島の
深部で歩けないメンバーが出たらと想像したので
かなりひやっとした。
やはり沢は危ない特に、雨の日はそのリスクは難易度
にかかわらず高くなると実感した。

そのまま、小屋に引き返し、念入りに装備品を湯入りの
コッヘルでアイロンがけしてしっかり乾かした。

3日目
雨なら林道下山、降ってなければ沢下降でビャクシン
沢の半分を下るプラン。

朝6時出発、雨はほぼ降ってなかったので沢下降とする。
ビャクシンの源頭はヤブ部分が濃く結構歩きにくい

その後は噂のナメが広がる。
天気が微妙だがそれなりに美しい。
巨石もないので歩きやすく、遡行スピードも速い
2時間ほどで林道とぶつかる箇所へ到達。
その後は林道経由で屋久杉ランドまで。

雨ながら、リスクを最小にして屋久島の美しい沢へ出会えた。
本当は晴れであればとも思ったが、花之江沢の美しさは今までに
ないレベルで十分な収穫はえれたと感じる。


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