山行記録: 郷里・出雲（昭和36年・1961年）

記録ID: 1193301

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キャンプ等、その他

中国山地東部

郷里・出雲（昭和36年・1961年）

1961年07月25日～ 1961年08月03日

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コースタイム

1日目

山行: 0:00
休憩: 0:00
合計: 0:00

4:03

0分

スタート地点

4:03

ゴール地点

アクセス	利用交通機関：電車バス船

写真

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生家　改築前。母屋は半萱葺き、牛小屋兼作業場、たばこの乾燥室が2棟見える。

2017年07月12日 08:22撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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7/12 8:22

生家　改築前。母屋は半萱葺き、牛小屋兼作業場、たばこの乾燥室が2棟見える。

雪の生家。この前の冬休みに帰った時撮ったもの。屋根が瓦葺きと萱葺きの2層になっていた。

2017年07月12日 08:19撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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雪の生家。この前の冬休みに帰った時撮ったもの。屋根が瓦葺きと萱葺きの2層になっていた。

祖母　志保

2017年07月12日 08:40撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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7/12 8:40

祖母　志保

兄貴と茂紀。

2017年07月12日 08:26撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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7/12 8:26

兄貴と茂紀。

弟・裕三。場所は静岡県富士山の裾野の源太坂。

2017年07月17日 16:28撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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7/17 16:28

弟・裕三。場所は静岡県富士山の裾野の源太坂。

音止めの滝。

2018年03月03日 09:23撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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3/3 9:23

音止めの滝。

音止滝。富士山の湧水が滝となっている。

2017年07月17日 17:11撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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7/17 17:11

音止滝。富士山の湧水が滝となっている。

出雲大社大鳥居。

2018年01月15日 10:20撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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1/15 10:20

出雲大社大鳥居。

出雲大社宝物殿。

2018年03月03日 09:25撮影 by SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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3/3 9:25

出雲大社宝物殿。

嘉治叔父、操叔母、修子叔母、母達がまだ元気だった。

2020年03月27日 14:44撮影 by CX1 , RICOH

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3/27 14:44

嘉治叔父、操叔母、修子叔母、母達がまだ元気だった。

一族郎党　昭和36年正月

2020年03月27日 14:52撮影 by CX1 , RICOH

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3/27 14:52

一族郎党　昭和36年正月

撮影機器：

CX1 RICOH

SH-21 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

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夏休み直前「祖母　危篤」の電報が来た。夏休みに入ってすぐ出発したが何分当時は汽車、連絡船、汽車の乗り継ぎで連絡がうまくいっても1日半はかかる。着いた時には葬儀、埋葬も終わっていた。
祖母は嫁いだ頃はお舅さんが寝たきりでその世話をしながら農作業をした。
祖父は村の収入役だったそうだが、僕が生まれる直前50才で亡くなった。そして長男である僕の父は、僕が高校2年の正月51才で亡くなった。
正月など孫たちが集まった時「みんながいる時に死にたい」などと云っていた。
僕は下に弟が年子で生まれたのでおばあちゃん子で育てられ小学校低学年まで一緒に寝ていた。色々なことを話して呉れて、基本的な躾けはこの祖母から受けた。なかなか賢い人だったと思う。
威張っていた訳ではないが、母は夕食の支度をする時など「何にしましょうか」などとお伺いを立てるという風だった。
終戦を機に少しあった小作地も解放され、田圃6反、畑3反、山林少々、兄弟6人で生活は困窮した。
祖母は鶏を飼っていたが、卵は売る、それで行商でたまに来る魚屋から魚を買う。「その方が得だ」と云っていた。その時1尾サービスさせたり、中々したたかなところもあった。
疎開してきた人で、親しくなったところに家でとれた野菜などを分けてあげる、そのお使い役が僕だった。あまりかっこいいお使いではなかった。
祖母は「情けは人のためならず」と云っていた。
昭和20年8月15日終戦の放送は雑音でよく聞き取れなかったが、祖母はわかったようで「負けた」と落胆していた。
当時1番下の叔父・壽男は航空整備兵としてジャワにいたが「壽が帰ってきたらいろんな話を聞かせてくれるだろう」と帰るのを楽しみにしているようであった。叔父は幸い1年後に無事帰って来た。
この叔父に、本当に「天皇陛下万歳」という気持ちになったんですか、と訊いてみた。叔父は「なった。小さい時からそのように教育されてきたから…」との答えだった。教育とは恐ろしいものだと思う。
当時の母親は出征した息子に①お国のために手柄を立てて立派に戦死せよ
②何としても生きて帰って来い　の2つの考え方があったようだ。祖母はどっちだったろうか。聞きそびれてしまった。はっきり二者択一できる問題ではないのかも知れないが。