ミニアコンカ 7556m

2011年08月06日(土) 〜 2011年08月09日(火)

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

8・6　成田〜成都(中国四川省)フライト5時間
8・7成都〜磨西(もし)480キロ　タクシー(リムジン)　12時間
8・8〜ミニヤコンカ　C4　第4営地　高度3600m　バスとロープウェー　往復
8・9〜成都

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

コース状況／危険箇所等

まったく歩きなしで、クルマとバスとロープウェだけで、チベット(ヒマラヤ)7500m峰のベースキャンプくらいまでいけた。成田から3日目の午前中に。

写真

8/8 10:34

8/8 10:42

8/8 11:05

8/8 11:17

8/8 11:33

8/8 11:39

8/8 11:41

氷河の向こう、ミニヤコンカ

8/8 11:44

8/8 11:49

8/8 11:55

8/8 11:55

8/8 12:14

8/8 12:15

8/8 12:36

氷河まで下って

8/8 12:36

8/8 13:05

8/8 13:11

8/9 9:17

8/9 10:25

8/9 15:44

8/10 10:11

8/10 10:30

8/10 11:24

8/10 11:25

8/10 11:50

パンダ公園

8/10 13:48

成都のイトーヨーカドー。デパートですね。

8/10 13:48

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H10 カシオ

感想

sptaka

ANAの成田〜成都の直行便が就航したのが6月のこと。往復5万円の売り出し広告をみて、予約して実行したのが今週。中国本土に行くのは初めてだよ。
　四川の成都がチベットに入る一つのルートだと知ったのもその時。最高峰が7500mのミニヤコンカ。近くに6500mの四姑娘山(しこにゃんさん)もある。まさか、週末の数日で、8千峰とは言わないが、7千峰のベース近くに、観光で行けるとは、本当か。30年前に日本人が遭難事故して、名前も記憶していたが。
　思えばネパールからは延々と、40年前と何も進化しないキャラバントレックが続いているようだが、チベット(中国)側は、俄然進化して、氷河のU字渓谷には舗装道路にバスが通じて、ついにミニヤコンカ(海螺構)の氷河をロープウェーで横断するように、中国資本はヒマラヤ(チベット)をも開発しているわけだ。
　
費用　
　レンタカーがないと欧米では山に接近しないよとしていたのに、中国にそれを望んでも無理、というか危険。日に1本のバスを頼る学生旅行はもうやらない。しかしネット検索で成都から現地へのツアーがあるというし、片道500キロの地点へ、2泊3日のホテル付き、飯全部付き、タクシーと運転手、さらに日本語ガイドのお嬢さん付き、乗り換えバス、ロープウェー全部付きで、こちら客二人で7万6千円は安いと決めた。

8・6　成田から成都へフライト5時間直行。
　中国というのは、40年前の日本と同じで、トイレはボットン(ホテルは別だけど)。クルマは平気で割り込み、どこでもタバコ吸うし、唾吐くし、どこも建築中でガタガタうるさく、言葉もうるさく。ゴミも平気で捨てるし、しかし40年前の日本はみんな同じことやっていたからね。
　物価平均日本の3割程度かな。でも空港からホテルのタクシーは40分ぶっ飛ばしていたのに、600円とは安かった。ガス代よりも安いんじゃないの?
　そそ、ホテルはANAお勧めの中級ホテルにしたけど、2人で7千円とは、これでも3割程度かな。

8・7　朝、運転手と姉ちゃんが迎えに来て乗り込む。チベット(ヒマラヤ)に、実は8月に行こうとは無謀で、モンスーンの真っただ中。そういえばプレモンスーンとか、ポストモンスーンていう登山時期があったっけか。山の方も豪雨の土砂崩れで、通常のルートは崩壊して、大周りで500キロかかるそうだ。でも偶然にも天気はずっと快晴。12時間もタクシー(リムジン)に揺られて、現地、磨西という最寄り都市のホテルへ。ああ、途中も中国躍進の突貫工事で道路建設の片側通行で、渋滞時間待ちもあったね。途中の峠越えでは、高度3800mで富士山突破。

8・8　朝から専用バスに乗り換え。黒部立山アルペンルートのようだ。最終で降りて、徒歩50分でロープウェー乗り場へ。ロープウェーで氷河を越えて、高度3600mが終点。目の前にというか、目の遠くにミニヤコンカ7500m。
　ふーん、こんなもんか。灌木帯以上に出ると、ヒマラヤなのか、アルプスなのか、景色は同じというか、似ているというか。日本でいうなら、5月の北アがそうかなあ。同じだと言ったら、ヒマラヤは怒るか?
　氷河まで下ったり、時間つぶして遊んで、しかし登りは息が切れる。
　でもやっぱり何といっても、7500mの頂上まで全部見えるのが素敵だ。こんなチャンスは相当に低いと思うけれど、バカ見えというほどみえる。足元からそこまで標高差で4千m。登るならキャラバン組んで3カ月?　見ただけで十分。登山中におしっこしたって、ここから望遠鏡で丸見えですよ。
　戻って途中の、2500m辺りのホテルで泊。

8・9
　タクシーはふもとで1日時間つぶしで待ってくれて、乗って成都に戻る、帰りは少し早くて10時間くらい。街中は東京と同じでクルマラッシュで渋滞もあった。
　ヒマラヤのベースキャンプにこんな簡単でいいのかしらん?