北八甲田 寒水沢遡行 標高800m地点まで
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 200m
- 下り
- 200m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:49
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八甲田ロープウェイ駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体的に滑りやすい岩 ・滝は大きいものが多いので、登攀は要注意 |
その他周辺情報 | 温湯温泉:250円 酸ヶ湯温泉:600円 猿倉温泉:500円 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
ギアスリング
タイブロック
渓流シューズ
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット
ロープ
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ストッパー
ロストアロー
|
感想
今回は登攀技術の訓練の実践を目的として、北八甲田山系の寒水沢を遡行しに行った。台風21号が接近しており、行動は午前中で終えることを前日に決めていた。なので、最初から完全遡行は諦めていた。しかし、登攀要素の強い核心部は前半にあり、核心部を突破できただけでも今回の山行の目的を十分に達成できたと言えるのではないだろうか?
朝の4:30に部室前を出発した。今週末に山岳部ではこの寒水沢遡行パーティーの他に、白神岳から十二湖まで縦走する7人ほどのパーティーもあったが、そちらは悪天候で中止になったとの情報を聞いていた。彼らの分まで登るぞという意気込みで出発。増水して入渓できなかった時のことを考えて、階上にあるクライミングジム、ノースロックに行く準備もした。入渓点に着いてみると降水量の割には水はそんなに増えておらず、入渓を決定した。
入渓するとすぐにF1が現れる。1段目は左岸から巻く。2段目も容易に巻けるが、気温がそんなに低くなく、水量も増えてなかったので直登してみた。F1を超えてしばらくするとF2、F3が現れる。この2つの滝はかなり近接している。。どちらも左岸を高巻きした。F3の高巻きは足場が若干悪く、転倒は重大事故につながるため、慣れていないメンバーがいればロープを出した方が良いと思う。F3を超えると小滝が連続する。これでもかというほどあり、日頃のフリークライミングの訓練がモノを言うだろう。午後から台風の影響が出始めることがわかっていたので、標高800m地点から引き返さことにした。寒水沢の核心部は通過できたので8割方満足というところだろうか?
下りはF3で懸垂下降した。文登研で習った”絶対にロープが絡まらないザイルダウン”を実践して見せた。シュルシュルとロープが綺麗に落ち、ドヤ顔である。その後はF1と小滝をクライムダウンし、午後になる前に入渓地点に戻ることができた。
今回は寒水沢の完全遡行こそできなかったが、核心部を突破と、当初の目的である”登攀技術の実践訓練”は達成できたので良かった。技術は実践してこそ身につくものである。来年は寒水沢のような登攀要素の強い沢も遡行してみたい。
コメント
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相変わらず元気な山行で、記録を見ていても気持ちがイイですね
入渓は写真を見ると道路から降りたみたいだけど、ホテルの駐車場の奥(南東側)に入る道があるので、そっちから行くと手っ取り早いですよ。
寒水沢で一番大きい滝はF3だけど、今回行かなかった上部にある小滝も、直登だと意外に楽しい滝がたくさんあります。
次は登山道まで行けるといいですね
コメントありがとうございます!
来年は登山道まで抜けたいと思っており、滝の直登にも挑戦してみたいです。
寒水沢は登攀要素が多く、楽しい沢でした!
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