岩登りA・御着の岩場岩登りを楽しみましょう

コースタイム
南面(ほっとカンテや、ほっとこ〜な、なめんなよ)下部1ピッチのみ
天候 | 晴れ。一瞬の雨?! |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
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写真
感想
生まれて初めての岩登りでした。座学を受講後、よくわからないままチャレンジ、用具がなく、前日、家から5分のモンベル六甲道店でプルージックコード2mを購入。そのときビレイという言葉を聞き、どういう意味ですかと店員さんに聞く始末。
チャレンジ後の感想を一言でいうと、恐怖200%、達成感200%、感謝300%でした。とにかく怖すぎて、足がある高さから上はぶるぶる震えました。怖くて周りが見渡せず、ロープで降ろしてもらうときはへっぴり腰でした。
まずはロープワークで頭の準備。少しねじれながらもクリア。リードで皆さんが軽々登るのを見学。そしてビレイヤーの練習。すべてに力が入りロープを持つ手も要領を得ず。ただ折り返すところを鋭角に持つことがストップという感覚は分かりました。これで相手の命を支えているかと思うと、ぞっとしました。
そして午前、東面の「よいこ、わるいこ、ふつうのこ」辺り1本登りました。絶壁過ぎです。私は常に、「足を置くところがありません」とか叫びまくり、とても時間がかかります。3分の2ほど登ったとき、足の震えがきて手や足の力が減り、手足が伸び切った状態になり頂上は諦めました。
午後は南面の「ほっとカンテ」や「南町奉行」辺りの2本。2本目で終りのつもりが、SLのお誘いに乗り、3本目。すぐ目の前の大きな段差に15分以上停滞。足を置けませんというと、フットジャムという技を教えてもらい、邪道のヌンチャク持ち。右足の置き場がなく、左足の支えに困っていたら、なんとHさんが近寄り、「肩を踏めばできる」といわれ、「無理」と泣きそうになったところで腰を押してもらい、やっと右に移れました。最大の山場でした。そこからは力が弱った状態でふらふら頂上を目指しタッチ。力尽きて降りしなのカラビナ外しを2つ忘れました。
沢山の皆さんにこんなひよっこの世話をしていただき、大変感謝です。山登りで一列に並び前後のみしか見えない隊形でなく、何時間も皆が同じところにいて他の人を見たりできるという不思議に一体感のある体験でした。また命の重さを感じるビレイのペアでした。現在は手の筋肉痛とともに、ぽっと達成感にひたる今です。(OOI)
<コース状況>祝日にしては空いていた。
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