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記録ID: 1350983
全員に公開
沢登り
中国山地東部

雨滝 北谷 (鳥取県)

2016年09月24日(土) [日帰り]
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Bluesboy その他1人
GPS
04:58
距離
10.0km
登り
974m
下り
742m

コースタイム

日帰り
山行
8:28
休憩
0:47
合計
9:15
距離 10.0km 登り 974m 下り 742m
8:50
296
駐車地点
13:46
14:33
212
北谷の雨滝
18:05
駐車地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝へは国道482号沿いの佐治川ダム西の河本集落から北谷を目指して林道を登って行きます。舗装された林道のゲートの手前に車を置かせてもらってスタート。ほぼフラットな未舗装の林道(車道)を約3kmで終点の小屋にたどりつきます。
ここから選択肢は二つ、標高を保ったまま斜面をトラバースして雨滝の手前に到着するルートと、一旦標高を50mほど下げて谷に降りて遡行するルートです。我々は後者を選びました。

当日の朝、たまたま出会った地元のオヤジにルートのアドバイスを求めました。彼が少年だった頃は標高を保ってトラバースして雨滝まで行っていたそうですが、現在は誰も行ってはいないだろうから、強くは勧めないということでした。念のため、沢に降りる決断をする前に最後の小屋の先を少し探索してみたところ、踏み跡もない急斜面の藪でしたので、かなり困難だと思えました。
コース状況/
危険箇所等
※ ルートログは往路だけ、復路は全く同じルートで戻ってきた。

林道には危険はない。沢登はそれだけで危険、特に途中の7m滝の昇降は十分注意のこと。


注意)
2024年、大雨の洪水によって、渓相は大きく変わっているようです。
車はここまで、ここから先はひたすら林道を歩く。
車はここまで、ここから先はひたすら林道を歩く。
道路工事中。
一つ目の小屋。
二つ目の小屋が林道の終点。この先トラバースルートを探索するも早々に断念し、小屋のそばからササヤブに突入して谷へ降りる。帰路を考えてマーキングとかロープとか目印があったほうがよい。斜め下流方向を目指し、大きな滝のすぐ上流に降りるよう見定める。
二つ目の小屋が林道の終点。この先トラバースルートを探索するも早々に断念し、小屋のそばからササヤブに突入して谷へ降りる。帰路を考えてマーキングとかロープとか目印があったほうがよい。斜め下流方向を目指し、大きな滝のすぐ上流に降りるよう見定める。
降下ポイントの目の前の右岸を落ちてきていた脇滝。
降下ポイントの目の前の右岸を落ちてきていた脇滝。
谷は狭いので巻き道はない、青空はよい。
谷は狭いので巻き道はない、青空はよい。
小滝と倒木を超えて行きます。
小滝と倒木を超えて行きます。
大きな倒木。
落差3〜4m程度の滝、このくらいの小滝でもうろたえるが、直登しか道はない。
1
落差3〜4m程度の滝、このくらいの小滝でもうろたえるが、直登しか道はない。
階段状の主沢と脇滝と花。
階段状の主沢と脇滝と花。
息絶え絶えだった友人が復活して、息を整えながらルートファインディング中。
息絶え絶えだった友人が復活して、息を整えながらルートファインディング中。
巻道のない小滝と、倒木に覆われた小滝と大きな脇滝。
巻道のない小滝と、倒木に覆われた小滝と大きな脇滝。
左岸の絶壁から落ちてくる脇滝。
左岸の絶壁から落ちてくる脇滝。
脇滝を見上げる。
脇滝を見上げる。
これも同じ脇滝、美しい!
これも同じ脇滝、美しい!
懸案の落差7mの滝。右岸に古い支点有、20mのロープ二つ折りでジャストの高さ。この滝上に立てば、はるか上方に雨滝ご本尊様を拝めます。
懸案の落差7mの滝。右岸に古い支点有、20mのロープ二つ折りでジャストの高さ。この滝上に立てば、はるか上方に雨滝ご本尊様を拝めます。
先導する滝仙人殿、滝の落ち口で足がつって動けなくなってしばし悶絶。命名:ツリ滝
先導する滝仙人殿、滝の落ち口で足がつって動けなくなってしばし悶絶。命名:ツリ滝
この滝壷の深さは不明、ロープを使って降下するとき足を滑らせて滝壺に背中からドッボン。深さは腰までありました、考えようによればいい水風呂。命名:ドボン滝
この滝壷の深さは不明、ロープを使って降下するとき足を滑らせて滝壺に背中からドッボン。深さは腰までありました、考えようによればいい水風呂。命名:ドボン滝
小滝に攻められる。
小滝に攻められる。
またも小滝、考えるのが面倒になってきたのでジャブジャブと直登で中央突破。
またも小滝、考えるのが面倒になってきたのでジャブジャブと直登で中央突破。
最後の岩場。
ご本尊様、Love!、会いたかった。
ご本尊様、Love!、会いたかった。
周囲の岩の迫力もすごい。拡大できます。
周囲の岩の迫力もすごい。拡大できます。
水量十分で満足。
水量十分で満足。
見事な青い空で満足。
見事な青い空で満足。
拡大できます。
拡大できます。
拡大できます。

装備

個人装備
懸垂下降用具 沢靴 一眼レフ 三脚
共同装備
20mロープ 30mロープ

感想

落差60~70mといわれる北谷の雨滝の普段の水量は少なく、沢登りをしないとたどり着けない滝なのでほとんど諦めておりました。
約1年かけてタイミングをはかっていた友人に誘われまして、二人で無事行ってくることができました。運よくすばらしいタイミングで訪れる事ができ、感無量です。残念なのは、滞在時間が45分程、あっという間だったことです。

単独行動が多い私ですが、さすがに一人ではムリです。普段から沢登をされる皆様には難易度は高くないかもしれませんが、我々には難易度高いです。

※ 谷でのGPS測位は安定しません、苦労した雰囲気が伝わればよいのですが。



2024年、TBHの皆様が遡行された様子です。









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