小田代ヶ原〜戦場ヶ原〜竜頭ノ滝
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 54m
- 下り
- 145m
コースタイム
天候 | くもり時々はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレッキングシューズでストックを使用して歩けました。竜頭ノ滝へ降りていく階段が凍結していて危険。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
憧れのスノーハイクです!
とはいえ、寒がりだし車はノーマルタイヤだし靴は3シーズン用だし雪山いったことないし。。で、検討に検討を重ねていました。
安定した天候と気温が上がるとの予報、雪道だけどトレッキングシューズでハイクできそうでアクセス可能な初級者コース、と条件の揃った戦場ヶ原、小田代ヶ原のハイキングコースに前日夜に決めました。
電車で2時間半かけて東武日光駅へ到着し、情報収集しようと駅の観光案内所へ。ところが9時からとのことでカウンターには誰もいませんでした。
せめてハイキングマップだけでも、とキョロキョロしていると、東武鉄道のカウンターの方が声をかけてくださいました。行き先を告げると、ハイキングマップを出してくださり、戦場ヶ原フリーパスの方がちょっとお得だと教えてくれたので早速フリーパスを購入。
8時40分のバスでいざ赤沼へ向かいます。
男体山が見下ろすいろは坂を越え、中禅寺湖に差し掛かったあたりから雪景色に変わっていきます。
赤沼で降車すると歩道にはもちろん雪が♪
それだけでもテンションが上がりますが、振り返った男体山の姿も青空に映えて眩しく、思わずきれい〜、と声が漏れてしまいました。
トイレを済ませて、防水パンツとゲーターの準備、ストックを調整してからいよいよハイクスタートです。
いきなりの雪景色、道は踏み固められていて登山靴でもさくさくと歩けました。
むしろ眩しい日差しで歩くと暑いくらいでした。
湯川赤沼橋を渡り、まずは小田代ヶ原方面へと向かいます。静かな森の中、雪を踏みしめる音がとても心地よくて気分は最高です。
笹が点々と雪の間から顔を出していて、光を集めているのも印象的でした。
開けた森を巻くように下っていくと戦場ヶ原展望地に到着。雪景色の原っぱには枯れ木が並び寒々しい景色で、気付けば青空も消えて薄曇りになっています。日が翳ると風が顔に冷たく感じました。
そこからしばらくいくと一旦車道にぶつかります。遊歩道は雪で歩けないらしく車道歩き。
路面も凍結していなかったので順調に進みます。
東屋が見えると、そのすぐ右手から小田代ヶ原遊歩道へと入ることができました。
遠くの男体山を背景に、ぽっかりと枯れた雪景色が広がっています。そしてその中に優美に枝を広げた真っ白い白樺「小田代ヶ原の貴婦人」が見えました。雪と同化してしまう白の世界にあっても、さすがの存在感でした。
そんな小田代ヶ原を右手に見ながらの木道歩き。雪の積もる木道なので、踏み抜かないよう注意しながらきもちのよいハイキングです。
そして次の分岐から戦場ヶ原、湯滝方面へ向かう道は少し雪深くなります。踏みあとはありますが、雪質もさらっとしていて今回のルートで一番楽しい雪歩きとなりました。
森の中なので、鳥たちがかわいい声で啼きながら、エサを探して枝を渡り歩くのも風情があります。生クリームのようななめらかな雪が道の両サイドに積もるのもステキ。しかもややアップダウンもあるので歩きがいもありました。
そして泉門池分岐のベンチでお昼休憩。暖かいカフェオレを頂きながら、カツサンドを頬張ります。静寂の世界でほっとする一時を過ごすしあわせ。。。。そして心も身体も暖まったところで、戦場ヶ原へ向かいます。
自然研究路であるコースは木道が整備されていて、陽当たりがいいところでは木道がむき出しになっていました。
逆に凍ってしまって危ない箇所もあり、気を付けながら進みます。
荒涼と広がる戦場ヶ原は小田代ヶ原より雪が少ないようで、所々草が見えていました。完全な銀世界になると、もっときれいなのかもしれません。
しばらく木道をいくと、橋を渡り湯川を跨ぎます。雪景色の中流れる湯川を見て、自然の美しさに感激せずにはいられませんでした。
川で優雅に泳ぐマガモも、絵になります。
空を見上げると少し青空も見えはじめてきました。
再び湯川赤沼橋に戻って、最後に竜頭ノ滝を目指します。橋を渡らず直進するコースですが、またここの雪質もサラサラで気持ちのいい道。
しかも湯川沿いなので、せせらぎをBGMにできる贅沢なハイキング。
途中には何ヵ所か川のそばまで入れるような踏みあとがあり、凍りかけた岩や滴が作ったツララなどを間近に見ることもできました。
ハイキングコースの裸の痩せたカラマツたちは、なんだか外国の絵はがきのようです。
最高に楽しい気分で緩やかに下っていったところで、竜頭ノ滝上で車道にぶつかり、そこから階段を滝沿いに下ります。
この階段が今回の一番の危険箇所で、雪が積もらず凍ってしまっているので滑りました。
鉄の手すりにしがみつくようにしてゆっくりおります。何度か足を取られヒヤッとするも、なんとか竜頭乃茶屋までたどり着きました。
茶屋の奥にある滝見台でフィナーレの竜頭ノ滝を拝むと、ちょうどバスまであと20分ほど。
ほんとうは茶屋のお雑煮を食べたかったのですが、時間がないので泣く泣く諦めてバス停へ向かいました。
はじめてのスノーハイクには危険も少なく楽しく歩けるコースで、またすぐにでも出掛けたくなってしまうほどの最高の一日となりました。
コメント
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スノーハイク、楽しそうですね♪
去年の夏、男体山から戦場ヶ原方面へ歩きましたけど、
その時とぜんぜん景色が違くてビックリしました(゚д゚)!
やっぱ雪の上を歩くのは気持ちいいですよね〜
来週あたり丹沢でも雪遊びができるといいなぁ〜(#^^#)
こんにちは\(^^)/
都会では絶対に見られない風景なので、すごいリフレッシュできました☆
来週は都心も雪予報だから、丹沢あたりは積もるかもしれませんね〜♪
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